【変形性股関節症】の症状や痛みの原因について分かりやすく解説

 

 

  • ・変形性股関節症になるのは年のせい?
  • ・どうして軟骨がすり減る?
  • ・変形性股関節症と言われたらどうしたらいい?

 

 

 

しらひげ
こんにちは、しらひげです。

 

 

 

股関節の軟骨がすり減り、歩行時や階段の上がり下り時に強い痛みを起こす変形性股関節症。

 

 

症状が進行すると靴下を履くのがツラかったり、かがむ動作が出来なくなり日常生活に大きく影響すこともある。

 

 

そんな変形性股関節症の原因や特徴について、施術業界24年の私が分かりやすく解説しますので、ぜひ、最後まで読んで下さい。

 

 

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

 

▶︎人気記事股関節に負担のかからない「靴の選び方」

 

 

変形性股関節症の症状(特徴)

変形性股関節症の症状(特徴)

 

変形性股関節症は軟骨がすり減ることで、股関節の可動域が狭くなり、特徴的な症状が現れます。

 

 

具体的には次のようなものがあります。

 

 

  • ・お風呂の浴槽をまたぐのがツラい
  • ・足の爪の切るのがツラい
  • ・足裏の外側にタコがある
  • ・靴下を履くのがツラい
  • ・しゃがめない
  • ・低いイスから立ち上がれない
  • ・靴を履くのがツラい
  • ・階段の上がり下りがツラい
  • ・足の長さに左右差が出る
  • ・自転車をこぐのがツラい
  • ・股関節がボキボキと音がする
  • ・体を左右に振るように歩く

 

 

腰骨の変形でも同じような症状が出る

 

上記の変形性股関節症の症状は「腰骨の変形」でも、同じような症状が現れることがあります。

 

 

上記のような症状がある場合は、整形外科を受診し「股関節」と「腰」のレントゲン検査を受けて、どれぐらい軟骨がすり減っているのか、どの場所がすり減っているのかを確認しましょう。

 

 

変形性股関節症の原因

変形性股関節症の原因

 

変形性股関節症は急に起こるものではなく、長い年月をかけて徐々に進行していきます。

 

 

原因はさまざまで、私が臨床の現場で遭遇するのは次のようなものがあります。

 

 

  • ・腰骨の変形
  • ・臼蓋形成不全
  • ・繰り返しの動作
  • ・背骨のゆがみ
  • ・スポーツ歴
  • ・過去のケガ

 

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

 

腰骨の変形

 

腰骨の変形はデスクワークで座りっぱなしの方に多い。

 

 

特徴としては骨盤を立てて座ったときに、腰の骨の出っ張りを触れます。

 

 

腰骨の変形により骨盤が上手く動かず、合わせて股関節も上手く動かないことで負担がかかり、変形を起こす原因となります。

 

 

臼蓋形成不全

 

臼蓋形成不全は股関節の受けとなる骨盤側の骨がかぶりが浅い状態のものです。

 

 

臼蓋形成不全でも股関節の痛みを起こすことが多く、症状のケアをせず放置しておくと、軟骨のすり減りが進行し変形を起こす原因になります。

 

 

▶︎関連記事:かぶりが浅い股関節臼蓋形成不全の原因について

 

 

繰り返しの動作

 

 

繰り返しの動作では次のようなものがあります。

 

 

  • ・工場でペダルを踏む
  • ・横すわり(保育士)

 

 

背骨のゆがみ

 

背骨のゆがみは「側わん」と言われるもので、ここでの「側わん」とは病院で診断されるものではなく、側わんの傾向があるものを言っています。

 

 

側わんが原因の股関節痛では、左の股関節に症状を起こすのが特徴です。

 

 

理由は、骨盤が左に傾き、左の股関節に負担がかかるからです。

 

 

側わん傾向の人の特徴としては次のようなものがあります。

 

 

  • ・アゴがガクガクと鳴る
  • ・左の首ばかり寝違えになる
  • ・左の腰が張る
  • ・ぎっくり腰を繰り返す
  • ・肩の高さが違う
  • ・左の鎖骨が出っぱっている
  • ・小学生のときに水泳をしていた

 

 

スポーツ歴

 

スポーツでは踏み込むジャンプする動作が多い競技に股関節痛を起こすことが多い。

 

 

具体的には次の競技です。

 

 

  • ・剣道
  • ・バトミントン
  • ・テニス
  • ・陸上
  • ・バレー

 

 

また上記のような競技を長期間(5年以上)行うことで、股関節にトラブルを起こす原因を作り、競技を行わなくなった後に変形性股関節症として症状が現れるのも特徴です。

 

 

過去のケガ

 

過去のケガもスポーツと同じように、ケガをしたそのときに変形性股関節症を起こすのではなく、ケガが股関節痛を起こす原因を作り、長期間、放置することで変形性股関節症へと進行していきます。

 

 

具体的なケガは次のようなものがあります。

 

 

  • ・階段から落ちる
  • ・繰り返しの足首の捻挫
  • ・自転車での転倒
  • ・交通事故
  • ・登山時の滑落

 

 

上記のケガ以外にも、お尻や股関節を強く打つケガは注意しないといけません。

 

 

変形性股関節症の好発年齢

変形性股関節症の好発年齢

 

変形性股関節症の好発年齢は55才以降に多い。

 

 

これは私が臨床の現場で患者さんを診ていて感じる感覚なので、一概には言い切れないところもありますが、50歳中ごろまではそれほど変形が進んでいる感じはない。

 

 

ただし、股関節臼蓋形成不全やスポーツ・仕事で繰り返し使う方には、40歳後半で変形が感じられることもあります。

 

 

 

しらひげ
少しでも不安んがあるなら、レントゲン検査で状態を確認しておく方がいいよ。

 

 

変形性股関節症の対処方法

変形性股関節症の対処方法

 

変形性股関節症は改善するというよりも、症状を進行させないようにすることが大切です。

 

 

症状を進行させないようにどんなことに気を付けたらいいのか、さっそく見ていきましょう。

 

 

ウォーキングシューズ

 

脚のトラブルにウォーキングシューズは欠かせません。

 

 

変形性股関節症では軟骨がすり減ることで、歩行時の衝撃が股関節にかかりやすくなります。

 

 

ウォーキングシューズはクッション性に優れているので、歩行時に股関節にかかる衝撃を軽減してくれます。

 

 

 

なので、変形性股関節症の方は日常生活でウォーキングシューズを履くようにしましょう。

 

 

 

しらひげ
脚のトラブルにウォーキングシューズは欠かせませんよね。

 

 

 

 

座り方

 

 

変形性股関節症で痛みなどの症状がではじめると、だんだんと楽な姿勢で座る習慣がつきます。

 

 

楽な姿勢では腰が曲がった姿勢で座ることが多く、腰骨の動きを悪くする原因になります。

 

 

腰骨の動きが悪くなると変形性股関節症を進行させる要因になります。

 

 

なので、座るときは骨盤を立てて背筋を伸ばした姿勢で座るようにしましょう。

 

 

 

股関節痛 座り方

 

 

▶︎関連動画:骨盤を立てた座り方

 

 

体を動かす運動

 

体を動かす運動では、「股関節」と「腰骨」が動く運動がおすすめ。

 

 

具体的には「背骨を伸ばす運動」「ハイハイ運動」がおすすめです。

 

 

どちらも股関節、背骨を同時に動かせる運動で簡単にできるので、ぜひ、やってみて下さい。

 

 

 

 

変形性股関節症でやってはいけないこと

変形性股関節症でやってはいけないこと

 

 

変形性股関節症で注意しないといけないポイントについてみていきましょう。

 

 

安静にし過ぎない

 

 

変形性股関節症では「痛み」に加えて可動域の減少により「動きずらさ」が出ます。

 

 

すると、日常生活の活動量が減ってしまいます。

 

 

活動量が減ることで股関節や腰骨の動きが硬くなりさらに動きにくくなるという悪循環になり、症状を進行させる要因になります。

 

 

なので、「動いたら余計に悪くなる」「無理すると軟骨がなくなる」と言わずに、日常生活の活動量は減らさないようにしましょう。

 

 

▶︎関連動画:股関節が痛いのは歩き方が変だから?

 

 

ストレッチをやり過ぎない

 

 

ストレッチや柔軟体操など、筋肉を伸ばす運動をやり過ぎないようにしましょう。

 

 

なぜなら、筋肉が動くには関節が動かないといけないから。

 

 

変形性股関節症では軟骨がすり減り、股関節の可動域が減っています。

 

 

可動域が減っている状態で筋肉を伸ばす運動をすると、筋肉を伸ばすことだけに意識がいき、無理に伸ばしで症状を悪化させることがあります。

 

 

実際に、当院にも症状を改善しようとしてストレッチやヨガをしたら悪化したという方もたくさん来られます。

 

 

一発逆転を狙わない

 

股関節の痛みを少しでも軽減したい、日常生活を少しでも良くしたい気持ちは十分にわかります。

 

 

しかし、一瞬で良くなることはなかなかありません。

 

 

上記で解説したように変形性股関節症は長い時間をかけて徐々に進行します。

 

 

また、すり減った軟骨も基本的には戻ることはありません。

 

 

なので、一発逆転を狙ってすぐに成果を求めないようにしましょう。

 

 

変形性股関節症のまとめ

変形性股関節症の原因や症状

 

いかがでしたか?

 

 

変形性股関節症は股関節の軟骨がすり減り、可動域が減ることで「足の爪を切るのがつらい」「しゃがめない」「体を振りながら歩く」など日常生活に支障をきたします。

 

 

原因は「腰からの影響」「臼蓋形成不全の影響」「繰り返しの動作」などさまざまで、長年の時間をかけて徐々に進行していきます。

 

症状を進行させないためには、「靴の見直し」「座り方を気を付けつる」などが大切。

 

 

変形性股関節症は時間をかけて徐々に進行するので、改善するのも徐々になので、一発逆転を狙わずコツコツ改善していきましょう。

 

 

股関節痛でお悩みの方の参考になれば幸いです。