
「歩くたびに股関節や膝が痛い」「どんな靴を選べばいいかわからない」と悩んでいませんか?
変形性股関節症や変形性膝関節症の方にとって、靴選びは毎日の痛みに直結する大切なポイントです。
整体師として多くの患者さんに関わってきた経験から、股関節・膝関節症の方に実際におすすめしてきたのがニューバランスのウォーキングシューズです。
クッション性・安定感・ワイドサイズ展開の3点が揃っており、足への負担を和らげやすい設計になっています。
ひと足先におすすめの靴を紹介します。
変形性股関節症・膝関節症におすすめのニューバランス

ニューバランスの靴は、履き心地とデザイン性を兼ね備えた人気モデルが揃っています。
特に「880」「2002r」「574」「996」は幅広い年齢層に支持されており、それぞれ特徴が異なるので選ぶ際に迷う方も多いはず。
ここでは、各モデルの魅力と選び方のポイントを分かりやすく解説します。
ニューバランス880の特徴と選び方
ニューバランス880は、ウォーキングや立ち仕事など「長時間の歩行」をサポートするために開発されたモデルです。
独自素材REVLITE Xをミッドソールに採用し、クッション性と反発力を両立。
足への負担を軽減し、膝や股関節のトラブルをお持ちの方にもおすすめです。
さらに、2E・4Eワイズ展開で外反母趾や幅広足の方でも快適に履けるのも特徴です。
カラー展開も落ち着いたデザインが多く、普段履きにも合わせやすい万能モデルと言えます。
ニューバランス880については、「ニューバランス880をレビュー」の記事をご覧ください。

ニューバランス2002rの特徴と選び方
ニューバランス2002rは、ハイクラスの履き心地を実現したモデルで、デザイン性とクッション性を両立しています。
ABZORBやN-ERGYといった高性能なクッション素材を採用し、衝撃吸収と反発性に優れています。
スポーティーなデザインで街歩きから、アクティブシーンまで幅広く対応。
特に、足にしっかりフィットする作りなので、試着時に足幅や甲の高さをチェックして選ぶのがポイントです。
ニューバランス2002rについては、「ニューバランス2002rをレビュー」の記事をご覧ください。

ニューバランス574の特徴と選び方
ニューバランス574は、クラシックなシルエットとファッション性の高さが魅力のライフスタイルモデルです。
やや幅広なラスト(靴型)で、足の甲部分にゆとりがあり、幅広の足や外反母趾気味の方でも比較的フィットしやすい点がポイント。
クッション性は880ほど高くはないものの、街履きや軽いウォーキング、普段履きに適しています。
カジュアルコーデとの相性が抜群で、デザイン重視の方には特におすすめです。
ニューバランス574については、「ニューバランス574をレビュー」の記事をご覧ください。

ニューバランス996の特徴と選び方
ニューバランス996は、細めのシルエットとスタイリッシュなデザインが特徴のモデルです。
足幅はDワイズが中心で、足幅が狭い方や甲が低めの方に特にフィットしやすい作りになっています。
軽量性も高く、長時間の使用でも疲れにくいのが魅力。街歩きやショッピング、普段履きとしてオシャレを楽しみたい方にぴったりです。
外反母趾や幅広足の方にはやや窮屈に感じる場合もあるので、試着してフィット感を確認するのがおすすめです。
ニューバランス996については、「ニューバランス996をレビュー」の記事をご覧ください。

変形性股関節症や膝関節症にニューバランスがおすすめの理由

変形性股関節症や膝関節症にニューバランスがおすすめの理由について、詳しく見ていきましょう。
クッション性
ニューバランスの靴には、独自開発のミッドソール素材(REVLITE XやABZORBなど)を搭載していて、歩く時の衝撃をしっかり吸収してくれます。
なので、股関節や膝への負担が軽減されるのでおすすめです。

しっかりとしたかかと
ニューバランスの靴には、かかと部分にはヒールカウンターを搭載しいて、歩行時の足のブレを抑えてくれる設計になっています。
これにより、長時間のウォーキングや立ち仕事でも、足が疲れにくいのもおすすめのポイントです。


2E・4Eワイズ展開
ニューバランスは、一般的なDワイズだけでなく、2E(やや幅広)や4E(幅広)といったワイズ展開が豊富に揃っています。
そのため、足の形や症状に合わせて、自分にぴったりのサイズを選ぶことができます。
また、足の甲の高さやフィット感も考慮されて作られているので、履いたときの快適さが違います。
外反母趾や幅広足、甲高の方でも安心して選べるのが、ニューバランスがおすすめできるポイントです。

出典:ニューバランス公式サイト
●サイズの「⚪︎E」とは?
靴のサイズには、足の親指からかかとまでの長さ(縦)を示す「センチ」と、足の親指から小指までの長さ(横)を示す「ワイズ」があります。ニューバランスでは、B・D・2E・4Eのサイズがあります。
歩行をサポート
ウォーキングシューズの靴底には、歩行時に体重移動がスムーズになるような設計になっています。
体重移動がスムーズになるような設計になっていることで、脚への負担が少なくなります。
なので、変形性股関節症・膝関節症の方におすすめです。
変形性膝関節症におすすめのニューバランスの選び方
変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減ることで痛みや腫れが起きる症状です。
歩くたびに膝に負担がかかるため、靴のクッション性と安定性が特に重要になります。
ニューバランスには、膝関節症の方に向いているウォーキング専用モデルがあります。
880・574・996とは設計が異なり、「歩く」ことに特化した機能が搭載されているのが特徴です。
ウォーキングモデルWW880とWW574の違い
膝関節症の方に特におすすめしたいのが、ウォーキング専用モデルの「WW880」と「WW574」です。
どちらも歩行時の衝撃吸収と安定性を重視した設計ですが、特徴に違いがあります。
●WW880
ニューバランスを代表するウォーキングシューズです。ミッドソールに独自素材を採用しており、着地時の衝撃をしっかり吸収してくれます。
かかとのホールド感が強く、長時間歩いても膝や股関節に余計な負担がかかりにくい設計です。
2E・4Eのワイズ展開があり、幅広足や外反母趾の方にも選びやすいのがポイントです。
●WW574
WW880よりも軽量で、やや柔らかめのクッションが特徴です。
「少し歩くと膝が痛くなる」「長時間は歩けない」という方でも、軽さのおかげで足が上がりやすく、疲れにくいと感じる方が多いです。
近所への買い物や軽いウォーキングが中心の方に向いています。
整体師として患者さんにアドバイスする際は、「長時間・しっかり歩く方にはWW880」「軽めの外出が中心の方にはWW574」とお伝えしています。
まず試着して、かかとがぐらつかないか・横に体重をかけたときに安定しているかを確認してみてください。
膝の痛みを軽減するための靴の選び方ポイント
膝関節症の方が靴を選ぶときに確認してほしいポイントは、次の3つです。
●クッション性
着地の衝撃を吸収する素材がミッドソールに使われているかを確認しましょう。
底を手で押したときに、適度な弾力があるものが目安です。
●かかとの安定感
かかと部分がしっかり固められている靴を選びましょう。
かかとがふにゃふにゃと柔らかい靴は、着地のたびに足がぶれて膝への負担が増えることがあります。
試着時にかかとを入れて左右にゆすってみて、ぐらつかないかを確認するのがおすすめです。
●横幅(ワイズ)のゆとり
足幅が窮屈な靴は、指が圧迫されてバランスが崩れやすくなります。
特に膝関節症の方はO脚になりやすく、足幅に余裕があることで着地の安定性が変わってきます。
なお、膝関節症の方はハイヒールや底の薄いフラットシューズは避けることをおすすめします。
地面からの衝撃が直接膝に伝わりやすくなるためです。
失敗しない靴選びのポイント

靴選びのポイントは、次の通りです。
●ワイズ(横幅)を確認
足の横幅がきつくないか、親指の付け根が圧迫されていないかをチェックしましょう。
●つま先部分
ほどよい圧迫感⚪︎、遊びが多い×
●かかとのホールド感
かかと部分がしっかりホールドされているか確認しましょう。
上記でお話ししたように、ニューバランスは、男性モデルと女性モデルでサイズ感が違う作りになっています。
男性は「2E」が標準に対して、女性は「D」が標準の作りになっているので、購入前にしっかりとチェックしましょう。
靴選びについては、「疲れない靴の選び方」の記事も参考にしてください。
外反母趾・幅広足の方のニューバランスの選び方
外反母趾や幅広足の方は、靴選びを間違えると痛みが悪化することがあります。
特に「おしゃれだから」「安かったから」という理由だけで選ぶと、つま先が圧迫されて外反母趾が進行したり、歩き方が崩れて股関節・膝への負担が増えたりすることがあります。
ニューバランスは豊富なワイズ展開があるため、足の形に合わせて選びやすいブランドです。
ただし、モデルによって向き・不向きがあるので、ここで整理しておきます。
外反母趾に向いているモデルと避けるべきモデル
外反母趾の方が靴を選ぶときの最大のポイントは「つま先のゆとり」と「横幅(ワイズ)」です。
親指の付け根が靴に当たって痛みが出る場合、横幅が狭すぎるか、つま先の形が合っていないことがほとんどです。
●外反母趾に向いているモデル
・WW880(4Eワイズあり):つま先にゆとりがあり、足幅の広い方でも圧迫感が出にくい設計です。外反母趾の方に特におすすめです。
・574(やや幅広ラスト):クラシックなシルエットですが、甲部分にゆとりがあり比較的フィットしやすいです。普段履きとして使いたい方に向いています。
●外反母趾の方が避けた方がいいモデル
・996(Dワイズ中心):細めのシルエットで足幅が狭い作りのため、外反母趾や幅広足の方には圧迫感が出やすいです。
試着して問題なければ履けますが、慎重に確認しましょう。
整体師として患者さんにアドバイスするときは、「つま先を軽く動かせる余裕があるか」「親指の付け根が靴に当たっていないか」の2点を試着時に必ず確認するようにお伝えしています。
開張足・内反小趾の方はここを確認
開張足とは、足の横アーチが崩れて足幅が広がった状態のことです。
歩くたびに足の裏が疲れやすく、タコや魚の目ができやすい方は開張足の可能性があります。
内反小趾は、外反母趾とは逆に小指が内側に曲がってしまう症状で、小指の付け根が靴に当たって痛みが出やすいのが特徴です。
どちらの症状にも共通して言えるのは「横幅に余裕のある靴を選ぶこと」です。
●確認すべきポイント
・4Eワイズを選ぶ:開張足・内反小趾の方は、標準の2Eでは横幅が足りないことがあります。
4Eワイズのモデル(WW880など)を試着してみましょう。
・小指側に当たりがないか確認する:試着時に小指の付け根部分が靴に触れていないかを確認してください。少し歩いてみて、当たりや圧迫感がなければOKです。
・インソールの活用:横アーチをサポートするインソールを入れると、開張足による足裏の疲れが和らぐことがあります。
なお、開張足・内反小趾は靴が合っていないだけでなく、足の筋力低下や歩き方の癖が原因になっていることもあります。
靴を変えても改善しない場合は、専門家に相談されることをおすすめします。
腰痛・坐骨神経痛の方のニューバランスの選び方
「腰痛や坐骨神経痛があるけど、靴は関係あるの?」と思う方もいるかもしれません。
実は、靴のクッション性や安定性が低いと、歩くたびに地面からの衝撃が脊椎(背骨)に直接伝わりやすくなります。
また、靴底が不安定だと骨盤が左右にぶれやすくなり、腰への負担が増えることがあります。
腰痛・坐骨神経痛の方にとっても、靴選びは症状の悪化を防ぐうえで大切なポイントです。
腰痛に良い靴の条件とニューバランスの強み
腰痛の方が靴を選ぶときに重視してほしいのは、次の3つです。
●かかとの衝撃吸収
歩くときにかかとから着地する際、クッション性の低い靴だと衝撃がそのまま腰に伝わります。ミッドソールに厚みがあり、弾力のある素材を使っている靴を選びましょう。
●かかとの安定感
かかとがしっかり固定されている靴は、着地時に骨盤がぶれにくくなります。ふかふかしすぎる靴や、かかとが低すぎるペタンコ靴は不安定になりやすいので注意が必要です。
●ヒールドロップ(かかとと前足部の高低差)が適度にあること
かかとがつま先よりも少し高い設計になっている靴は、重心が安定しやすく腰への負担を分散しやすくなります。
ニューバランスのウォーキングシューズ(WW880など)はこの3条件を満たしており、腰痛持ちの患者さんにも実際におすすめしてきたモデルです。
「靴を変えてから長く歩いても腰が楽になった」とおっしゃる方も多くいます。
坐骨神経痛の方が靴選びで注意すること
坐骨神経痛は、腰や骨盤のゆがみが原因で坐骨神経が刺激され、お尻から足にかけてしびれや痛みが出る症状です。
靴が合っていないと、歩き方が崩れて骨盤や腰にかかる負担が増え、症状が悪化することがあります。
●坐骨神経痛の方が特に注意すべき靴のポイント
・左右の減り方が偏っていないか確認する
今履いている靴の底を見て、内側か外側だけが極端にすり減っている場合は、歩き方に癖がある可能性があります。そのまま履き続けると骨盤のゆがみを助長することがあるので、早めに買い替えましょう。
・かかとのホールド感を重視する
かかとがパカパカと浮く靴は、歩くたびに体全体のバランスが崩れます。試着時にかかとをしっかり入れて、ぐらつきがないかを確認してください。
・底の薄い靴・重い靴は避ける
底が薄いと地面からの衝撃が腰に直接響きます。また、靴が重すぎると足を持ち上げる動作のたびに腰・骨盤への負担が増えます。
整体師として患者さんにお伝えしているのは、「坐骨神経痛は腰・骨盤・足元がつながっている」ということです。
靴を見直すことが、症状の悪化を防ぐ第一歩になることがあります。
気になる症状が続く場合は、靴の見直しと合わせて専門家にご相談ください。
インソールの選び方と必要性

靴を購入する際、「インソールも必要かな?」と気になる方も多いでしょう。
実はウォーキングシューズの場合、標準でクッション性の高いインソールが入っているため、通常は別売りインソールを買う必要はありません。
もし購入する場合は、疲労軽減やアーチサポートなど、目的に合わせて選ぶことが大切です。
ただし、インソールは靴や関節の痛みを根本的に改善するものではなく、あくまでサポートという位置付けです。
変形性股関節症や膝関節症の方は、専門家に相談しながら慎重に選びましょう。
インソールについては、「変形性股関節症にインソールは必要?」の記事をご覧ください。
アーチサポート付きインソールが向いている人
ウォーキングシューズには最初からクッション性の高いインソールが入っているため、基本的に別途購入しなくても問題ありません。
ただし、次のような方はアーチサポート付きインソールを検討する価値があります。
●こんな方に向いています
・扁平足(土踏まずがほとんどない)の方:土踏まずのアーチが崩れていると、歩くたびに足全体が内側に倒れやすくなります。アーチをサポートするインソールを入れることで、膝・股関節への連鎖的な負担を和らげることが期待できます。
・開張足の方:足の横アーチが崩れている方は、足裏の疲れやタコができやすい傾向があります。横アーチをサポートするインソールで足裏への負担を分散しましょう。
・長時間立ち仕事をしている方:標準のインソールでは物足りなさを感じる場合、クッション性を補強する目的でインソールを追加するのも一つの方法です。
逆に、特に足のアーチに問題がなく、靴の履き心地に不満がない方は、標準のインソールのまま使用するので問題ありません。
おすすめの市販インソールと選び方
インソールを選ぶときのポイントは、「目的に合ったタイプを選ぶこと」です。
●選び方の3つのポイント
・アーチのタイプを確認する
土踏まず(内側縦アーチ)をサポートするタイプと、横アーチをサポートするタイプがあります。扁平足の方は縦アーチ、開張足の方は横アーチのサポートが入ったものを選びましょう。
・かかとのカップ形状があるもの
かかとを包み込む「ヒールカップ」があると、着地時の安定性が高まります。変形性股関節症・膝関節症の方には特におすすめです。
・靴のサイズより0.5cm小さいものを選ぶ
市販の汎用インソールを購入する場合、靴のサイズより0.5cm小さいものを選ぶと靴の中にきれいに収まります。
●整体師からひとこと
インソールはあくまでサポートするものであり、靴そのものの選択が最も重要です。インソールを入れても痛みが変わらない・悪化する場合は、無理に使い続けず専門家に相談されることをおすすめします。
靴の替え時の目安と買い替えタイミング

履き心地がよくても、靴底のクッションは徐々にへたっていきます。
特にウォーキングシューズの場合、一般的には週3~4回(1回50分ほど)の使用で約10か月が交換の目安です。
外見がきれいでも、クッション性が低下していると足や関節に負担がかかるので、早めの買い替えを心がけましょう。
「最近疲れやすくなった」「足の痛みが出るようになった」と感じたら、靴の寿命を疑ってみるのも大切です。
変形性股関節症・膝関節症|歩き方と注意点

変形性股関節症・変形性膝関節症の方の歩く時のポイント、注意点について、詳しく見ていきましょう。
痛いときは歩かない方がいい?
「股関節や膝が痛い時はあまり動かないほうがいいのかな?」と思う方も多いと思いますが、基本的には無理のない範囲で歩くことが大切です。
痛みがあるからといって、安静にしすぎると関節や筋肉が硬くなり、かえって動きが悪くなることがあります。
日常生活程度の軽いウォーキングや、家の中での移動など、できる範囲で関節を動かすことを心がけましょう。
ただし、歩くと激痛がある場合は無理をせず、まずは安静にして痛みが落ち着くのを待ちましょう。
関連記事:股関節痛があるときは歩いていい?
ウォーキングで股関節や膝に負担をかけないコツ
ウォーキングで股関節や膝関節に負担をかけないコツは、次の通りです。
⚫️歩幅はやや小さめ
いきなり大股で歩くと股関節・膝関節に負担がかかります。はじめは小さめの歩幅でゆっくりと歩きましょう。
⚫️姿勢を意識する
猫背は関節に負担をかけやすいので、胸を張って目線を前に向けて歩きましょう。
⚫️準備体操をする
動的ストレッチをしてからウォーキングをすると効果的。
▶︎関連記事:ウォーキングのやり方と注意点
▶︎関連記事:寝ながらできる股関節ストレッチ
ウォーキング後は冷却
ウォーキング後は、膝・股関節・腰などを冷却しましょう。
なぜなら、変形性股関節症・変形性膝関節症の方は軟骨がすり減っているので、関節に炎症ができやすいからです。
冷却をする場合は、氷水で20分ていど冷却するといいでしょう。
冷却のやり方については、「アイシングのやり方」の記事をご覧ください。
よくあるご質問
Q1. 股関節痛があるとき、どんな靴を選べばいいですか?
クッション性が高く、かかとがしっかりホールドされているウォーキングシューズがおすすめです。
ヒールの低いフラットな靴底で、足全体に体重が均等にかかる設計のものを選ぶと、股関節への負担を和らげることが期待できます。
ハイヒールや底の薄いペタンコ靴は、地面からの衝撃が直接関節に伝わりやすいため、できるだけ避けるようにしましょう。
Q2. ニューバランスは「医者がすすめる靴」と聞きましたが、本当ですか?
ニューバランスは整形外科医や理学療法士がすすめることがある靴として知られており、その理由はクッション性の高さと豊富なワイズ展開にあります。
特にウォーキングシューズラインは、歩行時の衝撃吸収と足のホールド感を重視して設計されています。
ただし「どのモデルでも良い」というわけではなく、症状や足の形に合ったモデルを選ぶことが大切です。
Q3. 幅広足なのですが、ニューバランスのサイズはどう選べばいいですか?
ニューバランスには、D(標準)・2E(やや幅広)・4E(幅広)というワイズ展開があります。
女性の場合はDが標準、男性は2Eが標準の作りになっていることが多いため、購入前に確認することをおすすめします。
足の幅がきつく感じる方や外反母趾・開張足の方には2Eや4Eを選ぶと、足への圧迫感が軽減されて歩きやすくなる場合があります。
Q4. インソール(中敷き)は別途購入したほうがいいですか?
ニューバランスのウォーキングシューズには、最初からクッション性の高いインソールが入っているため、基本的に別途購入しなくても問題ありません。
ただし、扁平足や外反母趾など、足のアーチに特別なサポートが必要な場合は、専門家に相談のうえでオーダーインソールやアーチサポート付きのものを検討するとよいでしょう。
インソールはあくまで補助的なものですので、靴そのものの選択が最も重要です。
Q5. 坐骨神経痛にも、同じ靴の選び方が当てはまりますか?
はい、基本的な考え方は共通しています。坐骨神経痛は腰や骨盤のゆがみが関係していることが多く、クッション性が低い靴や不安定な靴底は骨盤への負担を増やし、神経への刺激につながることがあります。
かかとのホールド感がよく、足全体をしっかり支えるウォーキングシューズを選ぶことで、歩行時の衝撃を分散しやすくなります。
気になる症状が続く場合は、靴の見直しと合わせて専門家にご相談ください。
まとめ|変形性股関節症・膝関節症におすすめのニューバランス

変形性股関節症・膝関節症でお悩みの方にとって、靴選びは毎日の痛みに直結する大切なポイントです。
本記事では、整体師の視点から症状別の靴の選び方と、おすすめのニューバランスモデルを解説しました。
最後に、症状別の選び方を一覧表でまとめます。靴選びの際の参考にしてください。
| 症状 | 重視するポイント | おすすめモデル | 避けるべき靴 |
|---|---|---|---|
| 変形性股関節症 | クッション性・かかとの安定感・ワイズのゆとり | WW880(4E)・574 | ヒール・底の薄いフラットシューズ |
| 変形性膝関節症 | 衝撃吸収・横方向の安定性・ワイズのゆとり | WW880・WW574 | 柔らかすぎる靴・重い靴 |
| 外反母趾・幅広足 | つま先のゆとり・4Eワイズ | WW880(4E)・574 | 996など細身モデル |
| 開張足・内反小趾 | 横幅のゆとり・小指への当たりがないか | WW880(4E) | 幅の狭いモデル全般 |
| 腰痛 | かかとの衝撃吸収・安定感・適度なヒールドロップ | WW880・2002r | ペタンコ靴・底の薄い靴 |
| 坐骨神経痛 | かかとのホールド感・軽量・クッション性 | WW880・WW574 | 重い靴・かかとが浮く靴 |
靴は「履き心地がいい」だけでなく、「症状に合った機能があるか」が大切です。
毎日履くものだからこそ、足元から体への負担を減らすことが、股関節・膝・腰の痛みを和らげる第一歩につながります。
どの靴を選べばよいか迷ったときや、靴を変えても症状が改善しない場合は、お気軽にしらひげ鍼灸整骨院にご相談ください。
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