ニューバランス991の履き心地レビュー|股関節痛・腰痛の人に整体師が詳しく解説

ニューバランス991の履き心地レビュー|股関節痛・腰痛の人に整体師が詳しく解説
この記事は 18 分前後で読めます。

股関節痛や腰痛があると、「どんな靴を選べばいいのかわからない」「歩くたびに痛みが気になる」という悩みをお持ちの方は多いです。

せっかく良い靴を買っても、自分の症状に合っていなければ、かえって体への負担が増してしまうこともあります。

整体師として日々、股関節痛・腰痛・坐骨神経痛の患者さんを施術するなかで、「靴選びで症状が大きく変わる」と実感しています。

そのなかでも、ニューバランス991は特におすすめしたい一足です。

ただし、すべての人に合うわけではありません。

この記事では、整体師目線で正直にお伝えします。

⚫️この記事でわかること
・股関節痛・腰痛の人がニューバランス991を選んでいい理由
・880・576との症状別の違いと選び方
・サイズ感・幅(ワイズ)選びの注意点

それでは、さっそく見ていきましょう。

目次チェック

ニューバランス991の履き心地レビュー

ニューバランス991の口コミ

実際にニューバランス991を履いた感想をお伝えします。

フィット感がすごい(安定性)

ニューバランス991は、かかと部分が足全体に「ピタッ」とフィットし、足の甲も心地よく包み込まれるような感覚です。

特にかかと部分はしっかりとした作りになっていて、歩行時の安定感が抜群です。

蹴り出しがしやすい

靴底が微妙に丸みを帯びていて、足を着いた瞬間から自然と前に進むように設計されています。

また、体重移動がスムーズに行える点も特徴です。

ニューバランス 蹴り出しがしやすい

ニューバランス ゲートライン

クッション性がいい

991はニューバランスが独自開発した「ABZORB(アブゾーブ)」というクッションを搭載しています。

ABZORB(アブゾーブ)は、衝撃吸収性と反発弾性を備えたクッションで、特徴は、着地した時の衝撃を吸収し、その力を反発させ推進力に変えることで、歩きやすく、長時間履いていても疲れにく苦なっています。

はじめて履いた時は、本当に感動しました。

ニューバランス クッション性

クッションが入っているのは部分はミッドソールと言われ、クッション性や靴の履き心地を決める重要な部分です。

●靴の作り

  • インソール:足が触れる部分
  • ミッドソール:真ん中
  • アウトソール:地面に接する部分

元々ニューバランスは、矯正靴を作るメーカーとして誕生し、靴を作る技術や知識など足の事を考えたメーカーなので、機能面もこだわって作られています。

1906年、ボストンでアーチサポートインソールや偏平足などを直す矯正靴の製造メーカーとして、ニューバランス社は誕生しました。社名の由来は、履いた人に”新しい(new)、バランス(balance)”感覚をもたらすことによります。

ニューバランス公式HPより

安定性がいい

ニューバランスは、全体的にかかと部分(アキレス腱)がしっかりとした作りになっています。

かかと部分がしっかりしていることで、歩行時の足のブレが制御され疲れにくくしっかりと歩けます。

ニューバランス かかとがしっかり

疲れない

歩くときの衝撃をしっかりと吸収してくれるミッドソール、かかとにしっかりとフィットして歩行時にブレがでない、自然に脚が前に出る作りで歩行をサポート、と長時間、歩いても脚が疲れません。

ウォーキング、お出かけ、旅行などたくさん歩く時にはおすすめ。

股関節痛・腰痛の人は991を選んでいい?整体師が解説

股関節が痛いのに、スニーカーを履いてもいいの?」「ニューバランスって本当に体に良いの?」という疑問をお持ちの方は多いです。

整体師として患者さんから実際によく聞かれる質問です。

結論からお伝えします。

股関節痛・腰痛がある方こそ、靴選びにこだわるべきです。そして991は、その選択肢として十分におすすめできます

991の底の構造が股関節・腰にやさしい理由

股関節痛や腰痛がある方の多くは、「歩くたびに痛みが増す」「長時間立っていると腰がつらくなる」という悩みを抱えています。

この原因のひとつが、靴による衝撃と足元のブレです。

患者さんの足元を観察していると、クッションが薄い靴や底が平らな靴を履いている方ほど、歩行時に不安定になりやすい傾向があります。

歩行が不安定になると股関節・腰への余計な負担が積み重なり、症状が悪化しやすくなります。

991がこの問題に対応できる理由

ひとつ目は、かかとのホールド力です。

991はかかと部分の固定力がニューバランスのラインナップの中でもトップクラスです。

足元がしっかり固定されることで、歩行が安定し、股関節・腰への無駄な負荷が減ります。

股関節に優しいスニーカー
ニューバランス かかと

ふたつ目は、クッションと安定性のバランスです。

「クッションが柔らかければ体にやさしい」と思われがちですが、やわらかすぎる靴は逆に足元のブレを生みやすく、股関節痛・腰痛の方には不向きなことがあります。

991はクッション性と安定性の両方を兼ね備えているため、衝撃を吸収しながらもしっかり歩けるバランスが取れています。

こんな人に向いている・向いていない(チェックリスト)

⚫️991が特におすすめの方

  • 歩くたびに股関節・腰に痛みや違和感がある
  • 長時間歩いたり立ったりすると症状が悪化しやすい
  • 今まで履いていた靴で足がブレる感覚があった
  • ウォーキングを習慣にしたいが、体への負担が心配

❌注意が必要な方

  • 足幅がとても広く、4E以上でないとつらい方(必ず試着を)
  • 足の変形が強く、市販の靴では対応が難しい方(専門家への相談をおすすめします)
  • 足底筋膜炎がある方(インソールの追加を検討してください)

靴は「毎日履く医療器具」と言っても過言ではありません。

痛みがある時期こそ、靴選びを後回しにしないようにして欲しいのが私の想いです。

991は機能性と普段使いのしやすさを両立できる数少ない一足です。

ニューバランス991のサイズ感

ニューバランス991 サイズ感

ニューバランス991のサイズ感は標準やや大きめでゆったりです。

ニューバランス574はワンサイズ上でちょうどいいサイズ感だったので、991も同じ感じでサイズを選ぶとやや大きい感じでした。

サイズが大きいのに対してはインソールと靴下で調整しました。

▶︎関連記事:変形性股関節症とインソール

なぜニューバランス991を選んだ?

今回、ニューバランス991を選んだ理由をお話ししていきます。

ウォーキングシューズの上位モデルに挑戦

ニューバランスには880など、いくつかのウォーキングシューズがあります。

991はウォーキングの中でも、機能面・価格の両方とも上位モデルになります。

私は日常からウォーキングを習慣にしていて、1週間で約15kmほどウォーキングします。

また、時々、長距離も歩くので機能性の高い上位モデルのウォーキングシューズを選びました。

▶︎関連記事:ニューバランス880をレビュー

ナイキAirMaxと比較

ナイキAirMaxのエアークッションも魅力的でしたが、ウォーキングシューズとしてしっかりとした作りが評価されているニューバランスを選びました。

ニューバランス991のイマイチな所(デメリット)

ニューバランス991 デメリット

ニューバランス991はとても気に入って履いていますが、デメリットもお伝えします。

値段が高い

ニューバランス991の価格は2~3万円と高額です。

ただし、耐久性が高いため、長期間使用することを考えるとコストパフォーマンスは良いでしょう。

▶︎関連記事:疲れない靴の選び方

ランニングには向かいない

かかと部分がしっかりしすぎており、ランニングのような動きには不向きです。

ただし、ウォーキングやスロージョギングには適しています。

実際に、ニューバランス991を履いてランニングしてみましたが「靴底のしなり」がないのでとても走りにくかった。

ランニングは、走りにくかったですが早歩きやスロージョギングは問題なくできました。

色のラインナップが少ない

ニューバランスは色が少ない。

また、デザインもナイキやアディダスなどに比べると少ない。

ファッションとして取り入れたい方には、向かないかも知れません。

置いているお店が少ない

ニューバランスのウォーキングシューズ、上位モデルのウォーキングシューズは置いているお店が少ない。

直営店であれば実物を見ることも出来ますが、直営店が近くになければ実物を見るのは難しい。

ニューバランス991はこんな人におすすめ

ニューバランス991をおすすめしたい人は、次の通りです。

●ニューバランス991をおすすめしたい人

  • ハイクラスのウォーキングシューズを探している人。
  • ウォーキングを習慣化している人。
  • 立ち仕事で足が疲れやすい。
  • 脚にトラブルを抱えている人。

ニューバランス991は、クッション性、フィット感、共に抜群なので歩くのが快適。

たくさん歩いても足が疲れにくいので、仕事で一日中、動き回っている人や立ち仕事の人にもおすすめ。

ニューバランス991(レディース)

ニューバランス991(レディース)

続いて、ニューバランス991のレディースも少し紹介します。

基本的にデザインや作りはメンズと同じで違うのは色のラインナップ。

ニューバランス991レディース 正面

ニューバランス991レディース 横

ニューバランス991レディース 裏

ニューバランス991レディース かかと

ニューバランス991レディース インソール

ニューバランス991はダサい?

ネットでは、ニューバランス991がダサいという声も聞きます。その理由についてみていきましょう。

存在感

ニューバランス991は、履いたときの存在感がすごい。

上記でお話ししたように靴底が厚く、かかと部分もしっかりとしています。

なので、履いたときの存在感がすごく、服によっては合わせにくいこともあるのでしょう。

ニューバランス991 ダサい

スポーティー

ニューバランス991は、ウォーキングシューズ系のデザイン。

なので、カジュアルな服装には合わないこともダサいと言われる一因でしょう。

ニューバランス991 コーデ

▶︎関連記事:ニューバランス576をレビュー

Nマークが小さい

ニューバランスといえは「N」のロゴマーク。

991のロゴはやや小さいデザイン。

小さいNデザインがダサいと感じる人もいると思いますが、ここは好みの問題とも思います。

▶︎関連記事:ニューバランス996をレビュー

よくあるご質問(Q&A)

Q. ニューバランス991はサイズ感が大きめですか?どのサイズを選べばいいですか?

A. 991はやや大きめのサイズ感です。

たとえばニューバランス574でいつもぴったりサイズを選んでいる方が同じサイズで991を買うと、少し余裕が出ることがあります。

まずはいつもと同じサイズを基準に選び、履いてみてゆとりが気になるようであればインソールや厚めの靴下で調整するのがおすすめです。

試着できる環境であれば、ぜひ実際に足を入れて確かめてみてください。

Q. 変形性股関節症でも履けますか?股関節への負担は少ないですか?

A. 変形性股関節症の方にも、ニューバランス991はおすすめできる一足です。

かかと部分がしっかりとホールドされる設計になっているため、歩行時の足のブレが抑えられ、股関節への余計な負担がかかりにくくなります。

また、クッション性が高く着地の衝撃を吸収してくれるので、長時間歩いても疲れにくいのが特徴です。

Q. ニューバランス991はきついですか?幅広の足でも大丈夫ですか?

A. 991はかかとのホールド感が強い設計のため、初めて履いた時に「少しタイトかも」と感じる方もいます。

ただ、靴全体のつくりはゆったりとした作りなので、幅が極端に狭いということはありません。

足の横幅が広め・外反母趾傾向がある方は、実際に試着されてから購入することをおすすめします。

心配な方はご来院時にご相談いただければ、足の状態に合わせたアドバイスもお伝えできます。

Q. ニューバランス991はダサいと聞きましたが、実際はどうですか?

A. 「ダサい」と言われることもありますが、それはウォーキングシューズらしいボリューム感のあるデザインが理由です。

実際にはシンプルでクセのない見た目なので、ジーンズやチノパンなどカジュアルなスタイルには自然になじみます。

スポーティーなシルエットが気になる方には、同じニューバランスでも996や574のようなすっきりめのモデルが合うかもしれません。

機能性とデザインのバランスで選ぶなら、991は十分おすすめできる一足です。

Q. ニューバランス991は立ち仕事や長時間歩くのに向いていますか?

A. 立ち仕事や長距離のウォーキングにとても向いています。

独自クッションが地面からの衝撃をしっかり吸収し、かかとのホールド感が足全体を安定させてくれるので、一日中動き回っても疲れにくいのが実感です。

旅行や通勤、仕事で長時間歩く機会が多い方にとって、快適さを長く保てる頼りになる一足といえます。

ニューバランス991をレビューまとめ

ニューバランス991 レビュー

本記事では、ニューバランス991の履き心地、サイズ感、メリット・デメリットを実際の使用感をもとに詳しく解説しました。

●ポイント

  • かかとのホールド感がしっかりしていて歩行時の安定性が高い
  • クッション性が抜群で長時間歩いても疲れにくい
  • ゆったりとしたサイズ感なので、インソールや靴下で微調整をおすすめ
  • デメリットとしては価格が高め、ランニングには不向き、カラー展開が少ない点がある

これらのポイントを踏まえれば、ウォーキングや立ち仕事、股関節痛のケアに最適な靴として、自信を持っておすすめできる一足です。

履き心地やサイズ感に不安がある方は、実際に試着してから購入するのがおすすめです。

ぜひ、自分に合った一足を見つけて、快適な歩行を楽しんでくださいね。

この記事の執筆者

しらひげ鍼灸整骨院 白髭勝博

詳しいプロフィールはこちらをご覧ください→自己紹介

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