
腰痛や外反母趾、足底筋膜炎がある方から「ニューバランス574を履いてもいいですか?」と、よく聞かれます。
整体師として靴選びを患者さんにアドバイスしている私が、実際にNB574を購入して履き込んだ経験をもとに、正直にお答えします。
この記事を読むと、こんなことがわかります。
「ファッション性は好きだけど、足底筋膜炎の症状が出ている今、この靴で大丈夫だろうか」と不安に感じている方に、特に参考にしていただける内容です。
ぜひ、最後までご覧ください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
⚫️結論を知りたい方へ
| 悩み | 574は向いている? |
|---|---|
| 足底筋膜炎 | △ 574単体はクッション性が控えめ。880・2002R・1906、よりクッション性に優れたモデルがおすすめ。 |
| 幅広い足(外反母趾含む) | △ 横幅は標準的でゆったりではないため、幅の悩みを解消する目的には不向き。 |
| 腰痛 | ○ ソールのクッション性とかかとのホールド感で負担軽減が期待できます |
足底筋膜炎の方へ|574は履いていい?

「足底筋膜炎でも574を履いていいですか?」という質問は、当院でも特に多くいただく相談のひとつです。
結論からお伝えすると、「574単体では足底筋膜炎への対応力はやや弱め」というのが正直なところです。
理由は次の2点です。
① アーチサポートが弱め
足底筋膜炎は、足裏のアーチ(土踏まず)を支える組織に負担が繰り返しかかることで、かかとや足裏に痛みが出やすくなる状態です。
574のインソールは標準的なクッション性はあるものの、アーチを積極的に持ち上げるようなサポート構造にはなっていません。
そのため、扁平足気味の方や、もともとアーチが低い方が長時間履くと、足裏に疲労が蓄積しやすい傾向があります。
② クッションはやや硬め
574のクッションは、適度な衝撃吸収性がありますが、履き心地はやや硬めです。
足底筋膜炎で「歩くと痛い」「体重を乗せると痛い」という方は、下記で紹介する、さらにクッション性に優れたモデルの方が向いているでしょう。
足底筋膜炎の方におすすめモデル
整体師としての見解になりますが、574のクッション性は、一般的なスニーカーとしては十分な水準です。
ただし、足底筋膜炎の症状がある方には、574よりもさらにクッション性に優れた、880、1906、991、2002rのモデルの方が向いていると考えています。
▶︎関連記事:ニューバランス880をレビュー
▶︎関連記事:ニューバランス1906をレビュー
▶︎関連記事:ニューバランス991をレビュー
▶︎関連記事:ニューバランス2002Rをレビュー
これらのモデルは574よりもソールが厚く、クッション性を重視した設計になっているため、足底への負担をより抑えやすです。
それでも574を履きたい場合
574のデザインが気に入っていて、それでも履きたいという方は、別売りのインソールを組み合わせることで足への負担を減らすことができます。
外反母趾の方へ
結論からお伝えすると、整体師としては、外反母趾で靴選びに悩んでいる方に574を積極的にはおすすめしていません。

574は足先・甲の部分に丸みのあるデザインで、見た目には余裕がありそうに見えますが、実際のウィズ(横幅サイズ)は「D」が標準です。
これは、特別ゆったりした作りではなく、標準的な横幅と考えてください。
そのため、外反母趾で親指の付け根が当たりやすい方にとっては、574の標準モデルでは圧迫を感じやすい可能性があります。
ゴルフシューズなど一部モデルには「2E」ワイズもありますが、競技用として設計されているため、日常生活での靴選びとは分けて考えた方がいいでしょう。
外反母趾で幅にゆとりのある靴をお探しの方には、2E、4Eワイズの展開がある880を選ぶのがいいでしょう。
腰痛の方へ
腰に不安がある方に574はおすすめできます。

理由はENCAPソールによる適度なクッション性と、かかとのホールド感の高さにあります。
歩くたびに着地の衝撃がかかとから腰に伝わりやすい方にとって、ソールが衝撃を吸収してくれる靴は重要です。
574のENCAPソールは適度なクッションで、長時間歩いても足裏から腰への負担が分散されやすくなっています。
ただし、ウォーキング専用設計の880に比べるとクッション性はやや劣ります。
「立ち仕事」「よく歩く」という方は、880、1906、2002Rの方いがクッション性が良くおすすめです。
ニューバランスのサイズ感と選び方

ニューバランスを購入するときに、サイズ選びで失敗しないようにするには、いくつかのポイントがあります。
ネット上では、「初めてニューバランスを購入したらサイズが小さかった」という声も多いため、選び方のポイントを説明します。
縦と横の2種類を選ぶ
ニューバランスの靴を選ぶときは、縦と横、2種類のサイズを確認します。
- 縦:レングス(足の長さ・⚪︎⚪︎cmなど)
- 横:ウィズサイズ(足の横幅・Dなど)
ニューバランスの多くのラインナップは「D」サイズですが、880など「2E」「4E」サイズが用意されていものもあります。

注)男女でサイズ規格が違う
ニューバランスは、男女でサイズの規格が異なります。
男性は「D」がやや細いのに対して、女性は「D」が標準になります。

出典:ニューバランス公式サイト
例えば、私は足の幅が広いタイプです。
なので、「D」サイズの商品を購入するときはハーフサイズもしくは、ワンサイズ上を購入します。
ニューバランス574のサイズ選びで失敗しないためには、購入前にウィズサイズもしっかり確認しましょう。
ラインナップによってサイズ感が違う
当たり前かもしれませんが、ラインナップによってサイズ感が違います。
私は、特にニューバランス574と996・997・998・999はサイズ感が違うように感じます。
574の足先・甲の部分は丸みがあるデザインですが、横幅自体は標準的な作りです。
同じニューバランスでも、999は細めのシルエットで、574とは作りが違いました。

どのサイズを買えばいい?(何cm上げる?)
「D」の商品なら、0.5〜1cm大きめを選ぶと、ちょうど良いサイズ感になります。
また、「2E」は通常のサイズで購入するのがいいでしょう。
ニューバランス574の履き心地レビュー

ニューバランス574を履いた感想をお伝えしていきます。
フィット感
フィット感は「かかと〜甲にかけてしっかりホールドされる」タイプで、しっかりとフィットします。
締め付流のではなく、優しく包み込まれるような安定感があります。
一方でつま先部分は丸みがあり、ほどよいフィット感です。
足全体にフィットするので、とても歩きやすいです。
安定感とホールド感
かかと部分が非常にしっかりしており、履き口も厚いため、履いた際にとても安定感があります。
574に限らず、ニューバランスの靴全般に共通する特長です。
もし、強いホールド感を求めるなら991・2002Rがおすすめです。
▶︎関連記事:ニューバランス991をレビュー
▶︎関連記事:ニューバランス2002Rをレビュー

重さ(長時間歩いて疲れない?)
履くと「やや重量感」を感じます。
ただし、「重い」というわけではなく、しっかりした作りを実感できます。
しっかりした作りのため、やや重量感があります。
もし、とにかく軽い靴がいいというなら、ニューバランス996が向くでしょう。
また、長時間履いても、疲れる感じはありません。
▶︎関連記事:ニューバランス996をレビュー
履き慣らし期間
ニューバランスはしっかりとした作りで、履き始めてしばらくは違和感を感じる方もいるでしょう。
特に今まで、ランニングシューズのようなストレッチ性のある靴を履いていた方は感じやすい傾向にあります。
1か月ほど履き込むことで、徐々に足になじみ、快適になります。
ウォーキングに向いている?
574は、通勤やお出かけ、立ち仕事、ウォーキングなどと相性がいいです。
ただし、ランニングシューズようなストレッチ性や反発性はないため、スポーツや激しい運動には向いていません。
また、本格的なウォーキングを行う方には、ウォーキング専用設計の880の方が向いているケースもあります。
関連記事:ニューバランス880をレビュー
ニューバランス574はこんな人におすすめ

ニューバランス574をおすすめできる人は、次の通りです。
⚫️おすすめできる人
- 腰痛があり、着地の衝撃を和らげたい人
- 立ち仕事や旅行などでよく歩くが、本格的なウォーキングシューズほどの機能は求めていない人
- 足の横幅は標準的で、特にトラブルを抱えていない人
また、574以外も検討をおすすめする人は、次の通りです。
- 外反母趾があり、幅にゆとりのある靴を探している人
- 足底筋膜炎の症状がある人
- 毎日1時間以上のウォーキングを行う人
574のSNSでの口コミ

SNSでの評判を調べてみました。
やはり、サイズはワンサイズ上がいいようですね。
ニューバランス574+(プラス)

574には、厚底ソールを採用した派生モデル「574+(プラス)」があります。
見た目のボリューム感から注目されやすく、通常の574との違いが気になる方も多いようです。
整体師としての見解になりますが、574+は厚底構造ゆえに接地感がやや掴みにくく、歩行時にぐらつきを感じやすい傾向があります。
デザインの好みだけで選ぶのではなく、足元の安定性を重視したい方(特に腰痛や股関節に不安がある方)は、通常の574の方が向いていると考えます。
Q&A|よくある質問

ここで、よくある質問にお答えしていきます。
Q. ニューバランス574はサイズが小さめですか?どのサイズを選べばいいですか?
574はモデルによって若干異なりますが、全体的にジャストサイズよりも0.5cm大きめを選ぶと失敗しにくいです。
特にU574はつま先にゆとりが少なめな設計のため、「いつものサイズで注文したらきつかった」という声もよく聞きます。
試し履きができる場合は、実際に歩いた状態でかかとにほんの少し余裕があるサイズを選んでみてください。
Q. ニューバランス574のフィット感はどうですか?
フィット感は「かかと〜甲にかけてしっかりホールドされる」タイプです。
締め付けるわけではなく、優しく包み込まれるような感じです。
また、ランニングシューズのように、伸縮性は無いのでゆったりとした感じではありません。
Q. ニューバランス574はウォーキングに向いていますか?
574はしっかりとしたクッション(ENCAPソール)を搭載しており、立ち仕事やお出掛けに適した靴です。
ただし、ニューバランスにはウォーキングに特化した設計の880もあります。
とにかくよく歩く、クッション性を重視する方は、880も検討してみてください。
Q. 574は幅広(ワイド)タイプはありますか?
574のほとんどがスタンダードな幅(Dワイズ)です。
ゴルフシューズなど、一部に2Eもある様ですが競技用の靴であり日常生活には向きません。
足の甲が高い方や横幅が広めの方は、0.5〜1cmアップのサイズを購入するのがいいでしょう。
Q. 574の耐久性はどうですか?
タフな作りで、毎日のローテーションにも十分耐える耐久性があります。
2〜3足を交互に履くと、より型持ちがよくなります。
Q. 574は女性が履いてもおかしくないですか?
574はメンズ・レディース・ユニセックスと幅広いサイズ展開があり、女性の方にも人気のモデルです。
レディース向けのWL574シリーズは、女性の足に合わせたサイズ感で22cm台から展開されています。
スカートにも合わせやすいカラーが多く、「スニーカーが好きだけどゴツすぎない一足が欲しい」という方にもよく選ばれています。
Q. 腰痛や外反母趾がありますが574を履いても大丈夫ですか?
腰痛がある方には、衝撃吸収性とかかとをしっかりホールドする設計が歩行時の負担軽減に役立ちます。
外反母趾がある方は、2E、4Eのサイズ展開がある880がおすすめです。
まとめ|ニューバランス574

この記事では、ニューバランス574のサイズ感・履き心地・機能性や他モデルとの違いについて詳しくご紹介しました。
要点をまとめると以下の通りです。
- 足底筋膜炎:574単体はクッション性がやや控えめ。880・2002R・1906・990がおすすめです。
- 外反母趾:574は横幅が標準的で非推奨。幅広設計のNB880シリーズが向いています。
- 腰痛:クッション性とかかとのホールド感で、負担軽減が期待できます。
- サイズ選び:0.5cmアップを推奨。「D」は男性はやや細い、女性は標準と男女でサイズが違うので要注意です。
自分の足の状態や症状に合わせて、無理のない一足を選んでみてください。
この記事の執筆者

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