【膝痛・変形性膝関節症】ツラい症状の原因や改善法を徹底解説

  • 2022年11月11日
  • 2024年6月28日
  • ひざ痛

膝関節は「歩く」「立つ」「しゃがむ」などの動きに関係し、膝に痛みが起きれば日常生活に大きな支障をきたします。

 

本記事ではそんな膝関節痛の原因、症状、自分で出来る改善方法などにについて詳しく解説しますので、ぜひ最後まで読んで下さい。

 

それでは、さっそくみていきましょう。

 

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膝関節痛の原因

 

膝が痛くなる原因は次の通り。

 

●膝が痛くなる原因

  • じん帯や筋肉が弱い
  • ちょこちょこと動く
  • デスクワークで曲げ放し
  • 股関節が外を向いている
  • 重心バランスの乱れ
  • 腰、股関節、足首からの影響
  • 繰り返し使う
  • ケガ(転倒して打つ)
  • 過去のケガ、半月板
  • 痛風

 

膝痛の原因についてさらに詳しく知りたい方は「膝関節痛の原因について」の記事をご覧ください。

 

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膝痛 原因

 

膝関節痛の症状

 

膝関節痛の症状は次の通り。

 

⚫️膝関節の症状

  • 膝の内側の痛み
  • 太ももの外側の痛み
  • すねの痛み
  • お皿の下の痛み
  • 膝裏の痛み
  • パキパキと音がなる

 

膝痛の症状についてさらに詳しく知りたい方は「膝関節痛の症状について」の記事をご覧ください。

 

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変形性膝関節症について

 

変形性膝関節症について詳しく見ていきましょう。

 

変形性膝関節症の原因

 

変形性膝関節症は長年時間をかけて徐々に軟骨がすり減り膝の骨が変形をしていくもの。その背景には上記でお話しした膝痛が起きる原因があります。

 

なので、変形性膝関節症では特定の原因があるわけではなく、日常生活のさまざまな動きやクセが膝痛の原因になり、さらに進行して変形性膝関節症になっています。

 

変形性膝関節症の症状

 

変形性膝関節症の症状は次の通り。

 

⚫️変形性膝関節症の症状

  • 膝の内側の痛み。
  • 太ももの外側の痛み。
  • 膝裏の痛み。

 

上記の症状を一つだけの場合もあれが、複数を持ち合わせることもある。

 

変形性膝関節症の改善法

 

変形性膝関節症ですり減った軟骨を戻すことはできません。なので、まずは症状が進行しないように現状維持することが大切。

 

現状維持するポイントは次の通り。

 

⚫️現状維持するポイント

  • 膝に負担をかける習慣の改善。
  • ウォーキングで歩行バランスと筋力を取り戻す。

 

「え、現状維持」っと思うかも知れませんが、上記が出来なければ、たとえ人工関節に置換しても結局は他に負担がかかり変形を作ります。

 

なので、先ずは負担をかける習慣の改善と歩行バランス・筋力の回復をさせることが大切。

 

当院では「関節の動きの回復」を目的とした施術で変形性膝関節症の施術も積極的に行なっています。

 

もし、お悩みの方は、ぜひ当院にお越し下さい。

 

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先ずはご連絡をください。

 

変形性膝関節症は手術をしないといけない?

 

変形性膝関節症と言われたからと言って、すぐに手術をしないといけないワケではありません。

 

上記でお話ししたように「負担をかける習慣の改善」と「歩行バランス・筋力の回復」をしなければ、手術をして「はじめは良かったけどしばらくすると今後は反対の膝が痛くなってきた…」ということになります。

 

そうしたことを踏まえた上で手術を考えた方がいい時期のポイントをお話しします。

 

⚫️手術を検討する時期

  • 日常生活に大きく支障が出ている。
  • 日頃の痛みに耐えられない。
  • 関節の隙間が全くない。
  • 自主的に運動に取り組めない。

 

また、手術のメリット・デメリットも参考にしてみて下さい。

 

●手術をするメリット

  • 局部の痛みから解放される。
  • 成果がわかりやすい(整体などに比べて)。
  • 生活の活動範囲が広がる。

 

●手術をするデメリット

  • 入院しないといけない。
  • 歩行バランスが崩れることがある(かばって傾く)。
  • 姿勢や歩行バランスが整う訳ではない。
  • 痛みが取れたからと言ってスタスタと歩けるわけではない。

 

メリット・デメリットを整理することで判断材料としてスッキリします。

 

手術に対する考え方は膝も股関節の基本的には同じなので、変形性股関節症と言われたら手術をしないといけない?の記事も参考にしてみて下さい。

 

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変形性股関節症 手術

 

膝に水が溜まるのは年のせい?

 

膝に水が溜まるのに年齢は関係ありません。何歳であっても膝に痛みがあり腫れがあると「水」が溜まる可能性があります。

 

なぜなら、痛みや腫れがあれば「炎症」があるということだから。

 

すると、体は「炎症」を止めようと膝に「水」を集める動きをします。「水」とはリンパ液や組織液といわれるもので、風邪を引いた時にウィルスをやっつける免疫と同じような役割をするもの。

 

半月板損傷について

 

半月板とは膝のクッションの役割をしているもの。

 

半月板損傷の原因は次の通り。

 

⚫️半月板損傷の原因

  • 激しいスポーツ
  • 怪我
  • 加齢による衰え
  • 腰・股関節からの影響による捻れ
  • 繰り返しの動作

 

半月板損傷では「曲げ伸ばし時に強い痛み」「引っかかる感じ」「突然、曲げ伸ばしができなくなる」などの症状がいきます。

 

半月板は損傷していても痛み症状を感じなかったり日常生活に支障が出ていない人もあります。

 

半月板の状態を把握するには病院での画像検査が有効。

 

膝関節痛でやってはいけないこと

 

膝痛の時にやってはいけないことは次の通り。

 

⚫️膝痛の時にやってはいけないこと

  • エアロバイク運動。
  • 安静。
  • 硬いインソール。

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

エアロバイク運動

 

エアロバイクでの運動はおすすめしません。

 

理由はサドルが「尾骨」が当たるから。

 

具体的にはエアロバイク運動は「サドルに座って」運動をします。サドルに座るとちょうど尾骨が当たります。

 

尾骨が当たった状態での運動はとても骨盤に負担をかけます。すると、骨盤の動きは悪くなり股関節の動きにも影響を与え、さらに膝にも悪影響を与えます。

エアロバイク運動については「股関節痛でやってはいけない運動」の記事も併せてご覧ください。

 

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安静

 

安静にすることで膝周辺の筋肉やじん帯が弱り、さらに膝に負担がかかる悪循環になります。

 

もちろん、激痛や膝がパンパンに腫れている時は無理しない方がいいですが、慢性的に膝が痛いなら安静にしていても良くなりません。

 

なので、膝が痛くても過度の安静には気をつけましょう。

 

 

硬いインソール

 

硬いインソールは入れないようにしましょう。

 

特に変形性膝関節症であったり、膝痛の原因が腰にある場合に硬いインソールを入れると悪化することがあります。

 

硬いインソールはアスリートのパフォーマンスUPには効果的ですが慢性痛では効果を得にくいことが多い。

 

もし、インソールを入れるなら薄めの柔らかいのがいいでしょう。

 

インソールについては「インソールの選び方」の記事も併せてご覧ください。

 

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膝関節痛は温める?冷やす?

 

膝痛の時は「冷やす」方がいい。特に「腫れている・触って熱感」がある場合は冷やす方がいい。

 

例えば、「膝が痛む」という不具合が起きた時に炎症ができて膝周辺に「熱」をもつことはあるが、痛みが起きて膝周辺が冷えて「冷たくなる」ことはない。

 

また、熱をも持つと細胞の働きが悪くなり修復機能が低下し痛みが治りにくくなります。

 

なので、膝痛の時は冷やす方がいい。

 

冷却のやり方については「膝に水が溜まった時の対処法」の動画も併せて参考にしてみて下さい。

 

膝痛のときは「サポーター」をした方がいい?

 

膝に痛みがある場合でもサポーターは着けない方がいい。

 

理由はサポターを着けることが根本改善にならないから。

 

具体的にはサポーターを着けることで一時的に痛みが緩和されたとしても、サポーターを外して日常生活するとまた痛みを繰り返します。

 

つまりサポーターを着けることが根本改善にならず、結局、サポーターが手放せなくなります。

 

もしサポーター着けるなら期間を決めてつける方がいいでしょう。

 

サポーターについては「股関節痛を改善するのにサポーターをした方がいい?」の記事も参考にしてみて下さい。

 

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筋トレはした方がいい?

 

膝痛を改善するのに筋肉をつけるなら「ウォーキング」がおすすめ。

 

理由は膝痛改善に必要なのは日常生活に必要な筋肉だから。

 

特に「筋トレ」のような筋肉を肥大させ強くする運動は瞬発力を発揮するのに向く運動。

 

しかし、日常生活必要な筋肉は。家事をしたり、お買い物に行くのに使う筋肉。

 

なので、膝痛改善するのに運動をするなら筋トレよりもウォーキングがおすすめ。

 

ウォーキングについては「ウォーキングのやり方」の記事も併せて参考にして下さい。

 

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水中ウォーキングは効果ある?

 

膝痛改善に水中ウォーキングはおすすめしません。

 

なぜなら、水中では膝に負荷がかからないから。また、歩行バランス機能も回復しないから。

 

日常生活は水中ではなく地上で膝に負荷をかけながら生活をしています。水の中で動ける体と地上で動ける筋肉や体は別。

 

なので、水中ウォーキングは膝に負荷のかからず運動中に「痛み」を感じにくが、膝痛を改善するなら負荷をかけながらの運動の方がいい。

 

水中ウォーキングについては「プール運動は効果的?の記事も併せてご覧ください。

 

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膝痛におすすめの靴

 

膝痛におすすめの靴はウォーキングシュース。

 

ウォーキングシューズの特徴は次の通り。

 

⚫️ウォーキングシューズの特徴

  • クッション性がいい
  • 歩行をサポート
  • 足首が安定する

 

ウォーキングシューズを履いて靴ひもをしっかりと締めれば、悪いクセも修正してくれるので膝痛を改善するなら持っておきたいアイテム。

 

ウォーキングシューズと言ってもたくさんあるので、ここで一つおすすめのウォーキングシューズを紹介します。

 

私がおすすめするウォーキングシューズは「ニューバランス880」。

 

ニューバランスはクッション性が良くしっかりとした作りで耐久性も良くおすすめ。

 

ウォーキングシューズについては「膝・股関節に負担のかからない靴」の記事も併せて参考にしてみて下さい。

 

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膝関節痛を解説(まとめ)

 

いかがでしたか?

 

今回は膝関節痛についてお話ししてきました。

 

膝は体を支える大きな関節で多く人が問題を抱えやすいところ。

 

膝痛の原因はさまざまで、特定の原因よりも癖や繰り返しの動作の蓄積により徐々に悪くなっていく。

 

自分で出来る対処法は冷却やウォーキングがある。痛いからと言って過度の安静は筋肉や靱帯が弱り症状悪化の原因になるので気をつけたい。

 

長引く膝痛の場合は一人で悩まず、専門家に相談することも大切。

 

当院では専門知識を活かして膝痛改善を得意としています。膝痛でお悩みの方はぜひご相談ください。

 

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