何もしていないのに急に膝が痛くなり「原因は何なの?」とお悩みの方もいるはず。
膝が痛くなる原因は次の通り。
●膝が痛くなる原因
- じん帯や筋肉が弱い
- ちょこちょこと動く
- デスクワークで曲げ放し
- 股関節が外を向いている
- 重心バランスの乱れ
- 腰、股関節、足首からの影響
- 繰り返し使う
- ケガ(転倒して打つ)
- 過去のケガ、半月板
- 痛風
▶︎動画:膝に水が溜まる場所と膝の水を散らす方法
- 何もしていないのに膝が痛くなった。
- 膝が曲がらない原因は?
- どうして膝が腫れるのだろう?
膝の痛みは日常生活に大きく影響を受けます。
こにおページでは膝痛でお悩みの方が膝痛の原因を理解し少しでも改善できるように分かりやすく解説しますので、ぜひ、最後まで読んでください。
それでは、さっそくみていきましょう。
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膝が痛くなる原因
膝痛が起きる原因は次の通り。
●膝が痛くなる原因
- じん帯や筋肉が弱い
- ちょこちょこと動く
- デスクワークで曲げ放し
- 股関節が外を向いている
- 重心バランスの乱れ
- 腰、股関節、足首からの影響
- 繰り返し使う
- ケガ(転倒して打つ)
- 過去のケガ、半月板
- 痛風
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
じん帯や筋肉が弱い
膝はじん帯や筋肉でおおわれています。
じん帯や筋肉は適度に使うことでいい状態を保つことができます。
しかし、使わないと劣化し弱っていきます。
じん帯や筋肉が弱るのは視覚化しにくく、言葉を変えると「歳のせい」「体重が増えた」などと言われたりもします。
ちょこちょこと動く
上記の「じん帯や筋肉が弱い状態」でちょこちょこと動くのも原因になります。
例えば、自転車の動き始めって力がいります。
身体も同じで動き始めに力を使います。
なので、じん帯や筋肉が弱い状態でちょこちょこした動きは、膝に負担をかけて痛みを起こす原因になります。
デスクワークで曲げ放ぱなし
デスクワークで曲げ放なしだと膝痛を起こす原因になります。
具体的には、長時間、膝を曲げているとリンパが通る「管」が圧迫され、流れが悪くなり膝が脹れぼったい状態になります。
リンパの流れが悪くなるとリンパが通る管の中では「根詰まり」の状態を起こし、さらにリンパの流れが悪くなります。
すると、膝が腫れて痛みを起こします。
股関節が外を向いている
股関節が外を向いていると膝が痛くなります。
具体的には膝は曲げ伸ばしの時に、わずかに捻れを作ることでバランスを保っています。
股関節が外を向くと膝での捻れが強くなり痛みを起こします。
捻れが強くなると半月板を痛めることもあります。
股関節が外を向く人の特徴は次のようなものがあります。
●股関節が外を向く人の特徴
- 骨盤が後傾している(立って後屈ができない、腰が外れない)。
- 猫背。
- 足が外側体重になっている(足裏の小指、外側にタコがある)。
- 靴の外側が減る。
- 横座りをする。
- 繰り返し足首の捻挫をした。
- 強い足首の捻挫をしたことがある。
日常生活で知らず知らずのうちに股関節が外をむく習慣があり、徐々に股関節にクセができてその「ひずみ」が膝に来て痛みを起こすもともあります。
重心バランスの乱れ
体重の重心バランスが崩れると膝の痛みを起こす原因になります。
本来、脚には「5:5」と均等に体重が乗っているはず。
しかし、何らかの原因で身体のバランスの崩れで7:3になったとします。
すると、片足の負担が大きくなり痛みを起こす原因になります。
「靴の片方だけ」がすり減ったり傷んでいる場合は、重心バランスが崩れている可能性があるので注意しましょう。
▶︎参考動画:バランスチェック
腰、股関節、足首からの影響
上記の重心バランスが乱れる原因の一つに、腰、股関節、足首の影響があります。
例えば、左の腰が痛くて体重が乗せられないとします。
すると右側に体重を乗せるバランスになります。
すると右膝に負担がかかり炎症を起こす原因になります。
繰り返し使う
次のような動きは知らず知らずのうちに繰り返し使っています。
●繰り返し使う動作
- 介護、保育士、スーパーの品出しなど、しゃがむ動作が多い。
- ミシンなど繰り返しペダルを踏む。
- 小さい子供さんの世話でしゃがむことが多い。
- スポーツでジャンプする。
- スポーツで捻る動作がある。
- スポーツで踏み込む動作がある。
なども膝に負担がかかります。
また、買い物や旅行でたくさん歩いた、地区の運動会で久しぶりに運動をした、引っ越しでたくさん動いたなども痛みを作る原因になります。
ケガ(転倒して打つ)
雨の日に駅のホームで転倒した。駐車場のブロックにつまずいた。道の段差を踏み外した。
日常生活で転倒して膝を打撲することは意外に多い。
また同じところを繰り返し打つと膝の負担は大きくなります。
半月板損傷
半月板とは膝のクッションの役割をしているもの。
この半月板が何らかの原因で損傷していると膝に負担がかかります。
半月板は損傷していても痛み症状を感じなかったり日常生活に支障が出ていない人もあります。
半月板の損傷自体では膝に痛みは出ていないが、膝に負担をかける原因となり炎症を起こす一因になります。
複合
ここまで紹介してきた膝を傷める原因が複数個が重なり、膝に炎症や痛みを起こす原因になることもあります。
「え‼︎そんなことで」と言うようなちょっとしたことでも、複数個が重なると大きな痛みを作る原因になります。
痛風
上記の原因とは別に「尿酸値」が高い方は、痛風の炎症が膝にできることもあります。
尿酸値が高い方、通風経験がある方は膝にも痛風の炎症ができるということを覚えておきましょう。
膝が痛いときの対処法
膝痛のときの対処法は次の通り。
●膝痛のときの対処法
- 冷やす
- 靴を変える
- 原因を理解する
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
冷やす
膝に痛みがある場合は冷却しましょう。
特に、痛みに加えて「腫れ」や「熱っぽい」場合は炎症があるので冷却しましょう。
冷却のやり方は「氷みず」で直接、膝を冷却しましょう。
▶︎参考動画:膝に水が溜まったときの冷やし方
靴を変える
膝に痛みがある場合は靴を見直しましょう。
靴底のすり減りクッションの劣化、サイズが合っていないなどは膝の痛みを助長します。
なので、膝にトラブルがあるなら靴を見直しましょう。
また、仕事上、靴を変えられない場合はクッション性のいいインソールを入れるなどで対応しましょう。
▶︎関連記事:疲れない靴の選び方
原因を理解する
膝に痛みがある場合は原因を理解しましょう。
上記の原因を参考に、今、膝に起きている「痛みの原因が何なのか?」を理解しすることで対処できます。
具体的には負担のかけている動作を止める、繰り返しの動作に注意する、座り方を意識する動きに耐えられる体作りをするなど。
膝痛で腫れたら「水」が溜まる?
膝痛で腫れがあると「水」が溜まる可能性があります。
なぜなら、痛みや腫れがあるということは「炎症」があるということになります。
すると、身体は「炎症」を止めようと膝に「水」を集める動きをします。
「水」とはリンパ液や組織液といわれるもので、風邪を引いた時にウィルスをやっつける免疫と同じような役割をするもの。
▶︎関連記事:膝に水が溜まるのは歳のせい?抜くとクセになる?
膝が痛いときは「サポーター」をした方がいい?
膝に痛みがある場合でもサポーターを着けない方がいい。
具体的にはサポーターを着けることで一時的に痛みが緩和されたとしても、サポーターを外して日常生活するとまた痛みを繰り返す。
つまりサポーターを着けることが根本改善にならず、結局、サポーターが手放せなくなります。
もしサポーター着けるなら期間を決める、上記の原因を参考に今の膝の痛みの原因を理解するようにしましょう。
サポーターについては下記記事も参考にしてみて下さい。
▶︎関連記事:股関節痛を改善するのにサポーターをした方がいい?
膝痛の原因は?(まとめ)
今回は曲げるのがツラい膝痛の原因について解説してきました。
●膝が痛くなる原因
- じん帯や筋肉が弱い
- ちょこちょこと動く
- デスクワークで曲げ放し
- 股関節が外を向いている
- 重心バランスの乱れ
- 腰、股関節、足首からの影響
- 繰り返し使う
- ケガ(転倒して打つ)
- 過去のケガ、半月板
- 痛風
●膝痛のときの対処法
- 冷やす
- 靴を変える
- 原因を理解する
●膝に痛みがあると、「水」が溜まる可能性があるので注意
●膝に痛みがある場合は、サポーターを着けない方がいい
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