- 膝の「水」って何?
- 膝が痛いと「水」が溜まっている?
- 膝に水が溜まるとどうなる?
今回はこんなお悩みを解決していきます。
膝に水が溜まる場所と症状は次の通り。
●膝に水が溜まる場所と症状
- 膝に水が溜まる場所:「膝のおさらの上、やや外側」。
- 膝に水が溜まると起きる症状:「腫れ、熱感、うずき、歩行時の痛み」。
- 膝に水が溜まった時の対処法:「安静、冷却」
- 膝に水が溜まった時にやってはいけないこと:「温める(カイロ、お風呂)、マッサージ、飲酒」
▶︎動画:膝に水が溜まる場所と膝の水を散らす方法
膝の水は誰でも溜まる可能性はあります。
膝が痛くなったときに、先ずはどうのような状態なのかを、自分で理解できるように、整体歴25年の私が、分かりやすく解説していきますねので、ぜひ、最後まで読んでください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
膝に水が溜まる場所
膝に水が溜まる場所は、「膝のお皿の上、外側」です。
水が溜まると、「膝のお皿の上、外側」を中心に腫れます。
また、「膝の下内側」は痛みが起きることはありますが、腫れたりはしにくい場所です。
▶︎1分動画:膝に水が溜まっているかチェックしてみよう
膝に水が溜まると起きる症状
膝に水が溜まると次のような症状が起きます。
●膝に水が溜まると起きる症状
- 腫れている(反対の膝と比べて)
- 熱感がある
- ザクザクとうずく
- 歩くのが痛い
- 曲がらない
- 押さえると激痛(膝のおさらの上・外側)
- 皮ふのシワがなくなる、皮ふに光沢があってピカピカと光っている
これらの現象があると、膝に水がたまっている可能性があります。
膝に水が溜まった時の対処法
膝に水が溜まった時の対処法は次の通り。
●膝に水が溜まった時の対処法
- 安静
- 冷却
- 専門医を受診
▶︎1分動画:膝に水が溜まった時の対処法
安静
膝に水が溜まっている場合は、安静にしましょう。
その後、痛みや腫れが軽減してきたら、徐々に動かすようにしましょう。
冷却
膝に水が溜まっている場合は、「冷却」しましょう。
膝に水が溜まっているときは、「炎症」ができているので、冷却で炎症を抑えるようにする。
●冷却のやり方
- 氷のう、もしくは、袋に氷と水を入れて、「氷みず」を用意する
- アイスノン、水のみ、濡れタオルはNG
- 膝を冷却する
- 膝を左右から挟む、膝裏と3方向から冷却する
- 20分ほど冷却したら、1時間休憩
- 繰り返す
専門医を受診
膝に水が溜まった場合は、専門医を受診しましょう。
膝の水症状を診てくれるのは、整形外科になります。
また、整骨院や整体院でも診てくれます。
膝に水が溜まったときにやってはいけないこと
膝に水が溜まったときにやってはいけないことは次の通り。
●膝に水が溜まったときにやってはいけないこと
- 温める(カイロ、お風呂)
- マッサージ
- 飲酒
それぞれ見ていきましょう。
温める(カイロ、お風呂)
膝に水が溜まっている場合は、温めないようにしましょう。
繰り返しになりますが膝に水が溜まるのは炎症が起きているので、そこに、温めを加えるとさらに炎症が強くなります。
なので、膝に水がある場合は、温めないようにしましょう。
マッサージ
膝に水が溜まっている場合は、マッサージをしないようにしましょう。
飲酒
膝に水が溜まっている場合は、お酒は控えましょう。
膝痛で水が溜まる場所と症状(まとめ)
今回は、膝に水が溜まる場所と症状について、解説しました。
●膝に水が溜まる場所と症状
- 膝のおさらの上、やや外側
●膝に水が溜まると起きる症状
- 腫れている(反対の膝と比べて)
- 熱感がある
- ザクザクとうずく
- 歩くのが痛い
- 曲がらない
- 押さえると激痛(膝のおさらの上・外側)
- 皮ふのシワがなくなる、皮ふに光沢があってピカピカと光っている
- 安静
- 冷却
- 専門医を受診
●膝に水が溜まったときにやってはいけないこと
- 温める(カイロ、お風呂)
- マッサージ
- 飲酒