歩くと股関節が痛い|安静?動いていい?見極める目安を解説本記事は広告を含みます

歩くと股関節が痛い|安静?動いていい?見極める目安を解説
この記事は 12 分前後で読めます。

股関節が痛くて歩くのがツラい。

「痛くても動いていいの?」「安静にした方がいいの?」と悩んでいませんか?

結論として、股関節痛があっても、動いているうちに痛みが軽くなる場合は、無理のない範囲で動いてみましょう。

一方、転倒などで股関節を強く打った場合や、足を引きずるほどの激痛がある場合は、無理に歩かず医療機関に相談することが大切です。

この記事では、股関節が痛いときに「動いてよい場合」と「安静にした方がよい場合」を分けて、痛みの原因や靴選び、セルフケアまで分かりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。

関連記事
image
股関節が痛くて靴ひもが結べない人の靴選び対策・靴ひもを結ぼうと屈むと、股関節がズキッと痛む。・前かがみの姿勢がつらくて、靴の着脱に時間がかかる。・立ち仕事の途中で靴……

股関節痛があるが動いてもいい場合

股関節痛があるが動いてもいい場合

股関節に痛みがあっても、動くことで痛みが軽くなる場合は、無理のない範囲で動いてみましょう。

動かすと徐々に痛みが軽減する

動き始めは痛くても、少し動くと痛みが軽くなる場合があります。

このような場合は、股関節を適度に動かすことで、こわばりが和らぎ、動かしやすくなることがあります。

反対に、痛みを理由に動かない状態が続くと、股関節周辺がこわばり、さらに動かしにくくなることがあります。

慢性的に痛む場合

慢性的に痛む場合も、痛みが強くならない範囲で少しずつ動いてみましょう。

「痛いから動かない」「動かないから痛い」という悪循環になることがあるためです。

ただし、慢性的な股関節痛には、臼蓋形成不全や股関節唇損傷などが関係している場合もあります。

痛みが長く続く場合は、自己判断で運動を続けず、医療機関や専門家に相談しましょう。

関連記事
image
股関節臼蓋形成不全|座り方・やってはいけないことを解説股関節臼蓋形成不全と診断されて、「どう座ればいいの?」「痛くても動かした方がいい?」「やってはいけないことは?」……

関連記事
image
股関節唇損傷とは?原因・症状・治るまでの期間と運動療法を徹底解説股関節の痛みや引っかかりが続き、「股関節唇損傷ではないか」と気になっていませんか?・股関節唇損傷はどんな症状が出……

レントゲン検査では異常がない場合

レントゲン検査で骨に異常がない場合でも、痛みが強くなければ歩けることがあります。

股関節痛で安静にした方がいい場合

股関節痛で安静にした方がいい場合

股関節痛で安静にした方がいい場合はどんなときか、詳しく見ていきましょう。

転倒などで股関節を強く打った

転倒などで股関節を強く打った場合は、骨折の可能性があるため、無理をせず安静にしましょう。

特に高齢者や骨粗鬆症のある方は、注意が必要です。

激痛で足を引きずりながら歩く

激痛で足を引きずる場合も無理をせず安静にしてください。

激痛がある場合は、一時的に「強い炎症」が起きていることがあります。

強い痛みは数日で軽くなることもありますが、痛みが続く場合は無理をしないことが大切です。

数日経過しても痛みが軽減しない場合は、医療機関を受診しましょう。

歩くと股関節が痛くなる原因とは?

歩くと股関節が痛くなる原因

どうして歩くと股関節が痛くなるのか、詳しく見ていきましょう。

運動不足による筋力低下

長時間のデスクワークや、運動習慣のない生活を続けていると、股関節周辺の筋力が低下し、股関節を支える力が弱くなることがあります

股関節を支えるインナーマッスルは、次の通りです。

  • 腸腰筋
  • 内・外閉鎖筋
  • 小臀筋

インナーマッスルは奥深いところにある筋肉で、表面からは見えないので、どれくらい弱っているのか確認するのが難しいのも難点。

不良姿勢・クセ

猫背・反り腰・脚を組むクセなど、日常の姿勢や動作のクセも関節に偏った負担をかけ、歩行時の痛みにつながります。

また、不良姿勢が股関節周辺の筋肉に影響することもあります。

関節の使い過ぎ

運動不足とは反対に、過剰な運動やスポーツによる使い過ぎも痛みの原因になります。

特に、ランニングや筋トレなどでフォームが悪いまま繰り返し負荷をかけると、股関節の軟骨や筋肉に炎症が起こりやすくなります。

変形性股関節症・臼蓋形成不全などの疾患

股関節の痛みが慢性的に続く場合は、関節の構造的な問題や病気の可能性も視野に入れる必要があります。

代表的な疾患は、以下の通りです。

  • 変形性股関節症:関節の軟骨がすり減って可動域が狭くなっている
  • 臼蓋形成不全:股関節のかぶりが浅く、関節が不安定になる
  • 股関節唇損傷:軟骨が痛んでいる・炎症が起きている

これらの疾患が疑われる場合は、状態を確認するために専門医へ相談しましょう。

悪化を防ぐための靴選び・セルフケア

股関節痛は特別な場合を除き、安静にしていても改善しないことがあります。

そのため、無理のない範囲で動かすことが大切です。

ここでは、股関節が痛いときに動きやすくするための靴選びやセルフケアについてお話しします。

股関節に負担をかけない靴選び

股関節に負担をかけない靴選びのポイントは、次の通りです。

  • クッション性がいい
  • かかとがしっかりしている
  • 足に合ったサイズ

靴を変えるだけでも股関節にかかる負担は大きく変わります。

おすすめの靴については、「股関節痛におすすめの靴と選び方」の記事をご覧ください。

関連記事
image
変形性股関節症・膝関節症の靴選びにはニューバランス|整体師が解説「歩くたびに股関節や膝が痛い」「どんな靴を選べばいいかわからない」と、悩んでいませんか?変形性股関節症や膝関節症……

 股関節ストレッチで可動域を保つ

股関節の動きを維持するためには、無理のない範囲でのストレッチが有効です。

ただし、痛みが強いときに無理に動かすのは逆効果になることもあるため、以下の点に注意しましょう。

  • 呼吸を止めずにゆっくり伸ばす
  • 痛みを感じる手前でストップする
  • 反動をつけずに、静かにキープする

おすすめは、動きの中でゆっくりと体を動かす動的ストレッチです。

また、股関節だけでなく、腰や背骨・肩関節も一緒に動かすことが大切です。

ストレッチについては、「寝ながらできる股関節ストレッチ」の記事をご覧ください。

Q&A|よくあるご質問

よくある質問

ここでは、よくある質問にお答えしていきます。

Q. 股関節が痛いとき、歩かないほうがいいですか?

A. 痛みが強くならない範囲なら、無理に安静にする必要はありません。

動き始めは痛くても、少し歩くと楽になる場合は、短い距離から動いてみましょう。

反対に、歩くほど痛みが強くなる場合は、歩く量を減らして休むことが大切です。

Q. 歩きすぎて股関節が痛くなりました。どうすればいいですか?

A. まずは歩く量を減らし、股関節を休ませましょう。

痛みが落ち着いてきたら、いきなり元の歩行量に戻さず、少しずつ再開します。

痛みが強い状態で無理に歩き続けることは避けてください。

Q. レントゲンで異常なしと言われたのに、歩くと股関節が痛いのはなぜですか?

A. レントゲンでは、骨以外の状態を詳しく確認できないことがあるためです。

股関節唇や筋肉、関節の動き、姿勢などが痛みに関係している場合もあります。

「骨に異常がない=痛みの原因がない」というわけではありません。

Q. 股関節が痛いときに、やってはいけないことはありますか?

A. 痛みを我慢して長距離を歩き続けることは避けましょう。

また、痛みをかばって不自然な歩き方を続けるのもおすすめできません。

まずは痛みが強くならない範囲で歩き、歩いた後の痛みまで確認してみてください。

Q. 動き始めに股関節が痛いのは、何かのサインですか?

A. 股関節まわりのこわばりや、動かしにくさが関係していることがあります。

長時間座った後や朝起きた直後に痛みが出ても、少し動くと楽になる場合があります。

ただし、痛みが徐々に強くなっている場合や、歩くこと自体がつらくなっている場合は、原因を確認することが大切です。

まとめ|股関節が痛いときは歩いてもいい?

この記事では、股関節が痛いときに「動いていいのか、安静にした方がいいのか」を解説しました。

要点は次の3つです。

・動くと痛みが軽くなるなら、無理のない範囲で動く
・歩くほど痛みが強くなるなら、歩く量を減らして休む
・転倒後の激痛や、足を引きずるほどの痛みがある場合は無理をしない

股関節痛には、運動不足や姿勢、使いすぎなど、さまざまな要因が関係します。

「痛いから動かない」と決めつけず、痛みの変化を確認しながら、自分に合った動き方を見つけましょう。

この記事の執筆者

しらひげ鍼灸整骨院 白髭勝博

詳しいプロフィールはこちらをご覧ください→自己紹介

TOPへ