【股関節痛】のときに「やってはいけない運動」「気を付けること」

  • 股関節が痛いときにやってはいけないことはある?
  • 股関節臼蓋形成不全で気を付けることは?
  • 変形性股関節症なのであまり運動しない方がいい?

 

しらひげ
こんにちは、しらひげです。この業界で22年施術に携わっています。

 

今回はこんなお悩みを解決していきます。

 

股関節の症状を改善しようとやった運動が、実は今の体の状態に合っていこともあります。

 

股関節に症状があるときは次のような運動は注意しないといけません。

 

●股関節痛のときにやってはいけない運動

  • エアロバイク
  • ウォーキングマシーン
  • ステップ踏み
  • ヨガ
  • 柔軟体操、ストレッチ
  • スポーツ

 

このページでは、股関節痛をの時に「やってはいけない運動」と「なぜ良くないのか?」の理由もあわせて分かりやすく解説していきます。

 

また、後半では股関節臼蓋形成不全、変形性股関節症の時についても解説していきますので、ぜひ、最後まで読んで下さい。

 

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

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股関節痛でやってはいけない運動

股関節痛でやってはいけない運動

 

股関節痛のときにやってはいけない運動は次の通り。

 

●股関節痛のときにやってはいけない運動

  • エアロバイク
  • ウォーキングマシーン
  • ステップ踏み
  • ヨガ
  • 柔軟体操、ストレッチ
  • スポーツ

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

エアロバイク

 

エアロバイクでの運動はおすすめしません。

 

理由はサドルが「尾骨」が当たるから。

 

具体的には自転車こぎは「サドルに座って運動」をします。

サドルに座るとちょうど尾骨に当たります。

 

この尾骨で座った状態はとても骨盤に負担をかけます。

 

すると、骨盤の動きは悪くなり結果、股関節の動きにも影響を与えます。

 

 

自転車 サドル 骨盤を悪くする

 

▶︎関連記事:変形性股関節症の運動にエアロバイクは効果的か?

 

ウォーキングマシーン

 

ウォーキングマシーンは「歩く」動きなのに、おすすめしないのには理由があります。

 

それは、ウォーキングマシーンは身体の自然な動きではないから。

 

●ウォーキングとウォーキングマシーンの違い

  • ウォーキング    :自分で動いている
  • ウォーキングマシーン:地面が動いている

 

詳しく、解説してきますね。

 

特徴
ウォーキング 脚を振り出して骨盤(重心)を前に移動させる。
ウォーキングマシーン 脚を前に出す。すると、地面が動く。骨盤(重心)は一定の位置を保つ。

 

上記の表にあるように、同じような動きでも身体の使い方が違います。

 

まとめると次のようになります。

 

  • ウォーキング:股関節を軸に身体を動かす
  • ウォーキングマシーン:足首を中心に身体を動かす。

 

このように、ウォーキングマシーンでは足首を中心にして身体を動かしたときは、足首から股関節に力が移動し股関節に負担をかける動きになります。

 

なので、股関節痛があるときはウォーキングマシーンは控える方がいいでしょう。

 

ステップ踏み

 

ステップ踏みは、太ももの筋肉を付けるにはとても効果的な運動です。

 

しかし、股関節痛を改善する運動としてはおすすめしません。

 

理由はステップ踏みも歩行と違い不自然な動きだから。

 

具体的には、片方の脚を踏み込むと、反対側のステップが上がり脚が押し上げられます。

 

このような、下から脚が押し上げられる動きは歩行や日常生活でありません。

 

なので、股関節痛のときにステップ踏み運動はあまりおすすめしません。

 

ヨガ

 

股関節が痛くなると「原因は股関節が硬いから」とヨガやストレッチで改善しようとします。

 

しかし、股関節痛を起こす原因は股関節の硬さだけではありません。

 

また、ヨガは筋肉を強く引っ張る動きが多く、普段運動していない人がすると伸ばし過ぎて傷めることもあります。

 

なので、ヨガは「やってはいけない」訳ではありませんが、伸ばすことを意識して強くやらないようにしましょう。

 

あかり
「ヨガ」や「ストレッチ」はしない方がいいの?

 

しらひげ
ヨガやストレスをするなら、ウォーキングなどで「関節が動く状態」にしてからする方がいいよね。

 

▶︎関連記事:股関節痛を改善する運動にヨガはおすすめ?

 

柔軟体操

 

柔軟体操は次の2種類があります。

 

●ストレッチの種類

  • 動的ストレッチ
  • 静的ストレッチ

 

それぞれ、見ていきましょう。

 

動的ストレッチ

 

動的ストレッチは「動きのある中」での動きです。

 

代表的なものが「ラジオ体操」です。

 

主に関節を動かすことを目的としたストレッチで、関節の動きを良くする効果があります。

 

運動前に行うことで、ケガの防止やパフォーマンスUPの効果もあります。

 

しらひげ
股関節痛がある方は、関節の可動域が狭くなっているので動的ストレッチがおす

 

静的ストレッチ

 

静的ストレッチは、一般的に行われる「柔軟体操」ですね。

 

筋肉を伸ばすような動きで、マッサージ効果やリラクゼーション効果があります。

 

運動後に行うことで筋肉の緊張を和らげ、筋肉痛防止や疲労を蓄積させない効果があります。

 

筋肉に対してのアプローチなので股関節痛の直接の改善というよりは、股関節に問題がある状態で動いて周辺の筋肉に負担がかかり、筋肉痛を起こしている場合などに効果的です。

 

▶︎関連記事:股関節のストレッチをするときの注意点とデメリット

 

スポーツ

 

股関節にトラブルがある方のスポーツで気をつけないといけないのが「運動レベル」です。

 

例えば、テニスを始めたとします。

 

はじめのうちは楽しくやっているつもりが、徐々に競技レベルが上がり、股関節に負担がかかっていることがあります。

 

あかり
別に大会に出場とかを目指している訳じゃないよ

 

しらひげ
一緒にテニスするメンバーのレベルが高かったり、上手くなりたい気持ちが強いと、いつの間にか健康の運動よりも「競技」になっているよ。

 

しらひげ
自分では、そんなつもりはなくても、オーバーワークになっていることが多いよ。

 

股関節痛のときにやってはいけないこと

股関節痛やってはいけないこと

 

股関節痛のときにやってはいけないことは次の通り。

 

●股関節痛のときにやってはいけないこと

  • 安静にし過ぎない

 

詳しく見ていきましょう。

 

安静にし過ぎない

 

股関節に痛みがあると動きたくないと思います。

 

しかし、動かないと関節が固まり、さらに痛みを起こしやすい状態になります。

 

例えば、手を骨折してギブスするとします。

 

2ヶ月後のギブスを外すと手首はどうなっているでしょう?

 

正解は関節が固まって動かなくなります。

 

安静にし過ぎることで、固定していなくても同じような状態が起こります。

 

なので、股関節が痛くても安静にし過ぎないようにしましょう。

 

安静にするときはどんな時?

 

安静にし過ぎないとはいえ、安静にした方がいい場合もあります。

 

こんな時は安静にするようにしましょう。

 

●安静にする方がいい時

  • 医師の指示あった時
  • 激痛で動けない時

 

医師の指示があった場合は指示に従うようにしましょう。

 

また痛みが強い場合は無理すると良くありませんので安静にしましょう。

 

しかし、痛みが強い場合でも5〜9日で「痛みが軽減する」ので、その後は無理せずゆっくりと動かすようにしていきましょう。

 

股関節痛のときに気を付けること

股関節痛のときに気を付けること

 

股関節痛のときに気を付けることは、次の通り。

 

●股関節痛のときに気を付けること

  • ヒールを履かない
  • 高さのある靴
  • 座り方
  • 体重管理
  • 強く揉む
  • 温める
  • サポーターを着ける
  • お酒を飲む

 

それぞれ見ていきましょう。

 

ヒールを履かない

 

ヒールでの歩行は「股関節の動きが出ない歩行」になります。

 

具体的には、ハイヒールを履いての歩行はフラミンゴのような歩き方となり股関節の動きはほとんど出ません。

 

本来の歩行は、腰椎、骨盤、股関節、膝関節、足首と連動した動きで各関節がしっかりと動きます。

 

ヒールを履いて股関節がしっかりと動かない歩行を続けることで、股関節に負担がかか流ので極力履かないようにしましょう。

 

▶︎関連動画:ハイヒールを履いてみました

 

高さのある靴

 

高さのある靴とは、パンプスのようにかかと部分が少し高くなっている靴です。

 

高さのある靴もヒールと同様に股関節をあまり使わない歩き方になります。

 

高さのある靴はヒールを履く習慣があった方が履く傾向にあり、「ヒールじゃないし大丈夫」と思っている人も多いと感じます。

 

高さのある靴が悪いと言う話ではなく、股関節にトラブルがある方は履かない方がいいでしょう。

 

座り方

 

日常生活を「床」で生活する方は座り方に注意しましょう。

 

なぜなら、良くない座り方を習慣化することで、股関節の動きにゆがみを生じるからです。

 

具体的には、「横座り」・「ぺたんこ座り」などは習慣的に座ることで、股関節の動きにゆがみを作ります。

 

また、「脚を組む」のも同じように股関節の動きにゆがみを作るので気を付けましょう。

 

股関節の動き ゆがみ 横すわり

 

▶︎関連記事:股関節に負担をかけない座り方

 

体重管理

 

体重は急激に増えないように気をつけましょう。

 

理由は体重が増えると、股関節にかかる負担が増えるから。

 

特に股関節に症状があると動く量が少なくなります。

 

すると、体重が増加し股関節に負担がかかるという悪循環になります。

 

なので体重管理には気をつけましょう。

 

強く揉む

 

痛いのは、「凝っているからだ」と、お尻や太ももを、「グイグイ」と揉んだりしないように、しましょう。

 

理由は、強めのマッサージや刺激に慣れている方は、その時は気持ちいいかも知れませんが、筋肉は強く刺激すると防御反応でまた硬くなってしまいます。

 

そして、その筋肉の硬さが、また痛みを起こす原因になります。

 

もし、マッサージをするなら、オイルマッサージのような擦る感じがいいでしょう。

 

温める

 

痛みがある場合は、何かしらの炎症がある状態です。

 

特に、股関節の奥の方が痛い場合は、関節で炎症があるかも知れません。

 

確かに温めると痛みが軽減するかも知れませんが、それは痛みを感じるセンサーが鈍くなるからです。

 

しかし、温めの効果がなくなると、また痛みを感じるので治った訳ではありません。

 

また、温めることで炎症が強くなる可能性もあります。

 

なので、痛みがある場合は温めないようにしましょう。

 

サポーターを着ける

 

痛みがあると、ついついサポーターを着けがち。

 

確かにサポーターを着けて患部を動かさなければ、痛みは軽減するかもしれない。

 

しかし、サポーターを着けることで、患部の関節の動きが低下するので、サポーターを外して動かそうとすると、また痛みが出ます。

 

サポーターはその場しのぎにしかならないので、着けるなら着ける場面や期間を決めて着けるようにしましょう。

 

▶︎関連記事:股関節痛を改善するにはサポーターや骨盤ベルトはした方がいい?

 

お酒を飲む

 

お酒を飲むと、アルコールの効果で炎症が強くなります。

 

すると、痛みが強くなる、もしくは、酔いが覚めたら痛みを強く感じたりすることもあるので、痛みがある場合はお酒は控えましょう。

 

また、捻挫や打撲、肉離れなど痛みや腫れが強い場合も同じですよ。

 

股関節臼蓋形成不全のときにやってはいけないこと

股関節臼蓋形成不全のときにやってはいけないこと

 

股関節臼蓋形成不全のときにやってはいけないことは「無理に股関節を広げる」です。

 

なぜなら、臼蓋形成不全は「股関節のかぶりが浅い」ことで動きが悪くなっているからです。

 

具体的には、「あぐら」をしたときに股関節の開きが悪く左右差が見られます。

 

この左右差が気になり、「ヨガやストレッチで無理に股関節を広げ」ようとして股関節を傷めます。

 

なので、臼蓋形成不全では股関節を無理に広げようとしないようにしましょう。

 

しらひげ
骨の問題なので左右の開きの差は気にせず。

 

▶︎関連記事:かぶりが浅い「股関節臼蓋形成不全」とは?

 

変形性股関節症のときにやってはいけないこと

変形性股関節症のときにやってはいけないこと

 

変形性股関節症のときにやってはいけないことは「動きを制限する」です。

 

なぜなら、動きを制限することで、さらに股関節を使わなくなり動きが悪くなるからです。

 

具体的には、「階段を避ける」「歩かない」「しゃがまない」などの動き避けてしまいがちです。

 

もちろん無理はできませんが、「変形が悪化したら困る」「痛みが強くなったら困る」と言って自分で動きを制限することで、股関節を使うことが減り動きが悪くなっていきます。

 

なので、変形性股関節症では自分で動きを制限しないようにしましょう。

 

▶︎関連記事:変形性股関節症の症状や痛みの原因について

 

股関節痛のときに「やってはいけない運動」まとめ

股関節痛 やってはいけない

 

いかがでしたか?

 

しらひげ
本記事の要約です。

 

●股関節痛のときにやってはいけないこと

  • 安静にし過ぎない

●股関節痛のときにやってはいけない運動

  • エアロバイク
  • ウォーキングマシーン
  • ステップ踏み
  • ヨガ
  • 柔軟体操、ストレッチ
  • スポーツ

●股関節痛のときに気を付けること

  • ヒールを履かない
  • 高さのある靴
  • 座り方
  • 体重管理
  • 強く揉む
  • 温める
  • サポーターを着ける
  • お酒を飲む

●股関節臼蓋形成不全でやってはいけないこと

  • 無理に股関節を広げる

●変形性股関節症でやってはいけないこと

  • 自分で動きを制限する