【ぎっくり腰】になったら「揉んでも」いいの?

  • 2022年11月28日
  • 2023年5月17日
  • 腰痛
  • ぎっくり腰の時は揉んでもいい?
  • ぎっくり腰にマッサージは効果的?
  • 揉んだら悪化しない?

 

しらひげ先生
こんにちは、しらひげです。この業界で25年施術に携わっています。

 

今回は、こんなお悩みを解決していきます。

 

ぎっくり腰の痛みを少しでも、改善するのに揉んでもいいのかと思いますよね。

 

ぎっくり腰の時に揉んでもいいですが、いくつか注意しないといけないことがあります。

 

●ぎっくり腰で揉んでもいい場合

  • 腰のやや上の方の痛み
  • 明らかに腰の「凝り」が痛い
  • ある程度、動けている状態

●ぎっくり腰を揉む時の注意点

  • 強く揉まない
  • ぎっくり腰を起こして直ぐはNG
  • 揉むことが根本改善ではないことは心しておく

 

ぎっくり腰のときに揉むことで、筋肉の緊張がほぐれ痛みが緩和されます。

 

ぎっくり腰は痛みが強いので、少しでも痛みが緩和されると安心できます。

 

少しでも痛みが緩和され安心でき根本改善に向けて、身体を動かせるらな揉むのも効果的です。

 

ツラいぎっくり腰が少しでも改善できるように、分かりやすく解説しますので、ぜひ、最後まで読んでください。

 

それでは、それではさっそく見ていきましょう。

 

\人気記事/

 

ぎっくり腰で揉んでもいい場合

ぎっくり腰 揉む

 

ぎっくり腰で揉んでもいい場合は次の通り。

 

  • 腰のやや上の方の痛み
  • 明らかに腰の「凝り」が痛い
  • ある程度、動けている状態

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

腰のやや上の方の痛み

 

ぎっくり腰で、痛みがやや上の方の時は揉んでもOKです。

 

理由は、筋肉の凝りが痛みを起こす一因になっているからです。

 

具体的にはぎっくり腰の症状は大きく3つあります。

 

  • 腰のやや上(腰骨の横)
  • 腰のやや上(真ん中)
  • 腰のやや下(ウエスト)

 

上記のうち腰のやや上(腰骨の横)は、筋肉の「凝り」が痛みの原因になっている可能性があるので、揉むことで筋肉がほぐれて症状が軽減します。

 

また、「腰のやや上(真ん中)」、「腰のやや下(ウエスト)」の場合は、関節での症状なので揉んでもさほど症状は改善しません。

 

明らかに腰の「凝り」が痛い

 

ぎっくり腰で明らかに凝りが痛いときは揉んでもOKです。

 

理由は、筋肉の凝りが痛みを起こす一因になっているからです。

 

具体的には、仕事や日常生活で中腰、前屈み姿勢が多く、自分で腰の「凝り」を認識している人です。

 

この場合も揉むことで筋肉がほぐれて症状が軽減します。

 

ある程度、動けている状態

 

ある程度、動けている場合も揉んでOKです。

 

なぜなら、ある程度、動けている場合は急性期を過ぎている、炎症が収まりかけているからです。

 

この場合は、ぎっくり腰を改善すよりもリラクゼーション的な意味合いです。

 

揉むことでリラックスできて、身体を動かすきっかけになれば、結果、ぎっくり腰を根本改善につながります。

 

しらひげ先生
ただし、本人がマッサージを好む場合です。なので、揉んだら良くなるとは違うね。

 

ぎっくり腰で揉むときの注意点

ギックリ腰

 

ぎっくり腰で揉むときの注意点は次の通り。

 

  • 強く揉まない
  • ぎっくり腰を起こして直ぐはNG
  • 揉むことが根本改善ではないことは心しておく

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

強く揉まない

 

ぎっくり腰で揉むときは、強く揉まないようにしましょう。

 

理由は、強く揉んだら、早く治る訳では、ないからです。

 

具体的には、揉むときの強さや気持ち良さと改善スピードは比例しません。

 

また、強く揉むことで炎症をぶり返し、悪化することもあるので注意しましょう。

 

もし、揉むならオイルマッサージのように、さする感じのマッサージにしましょう。

 

ぎっくり腰を起こして直ぐはNG

 

ぎっくり腰を起こして、直ぐは揉まないようにしましょう。

 

理由は、ぎっくり腰の直後は炎症が強いからです。

 

具体的には、ぎっくり腰の急性期は炎症が強いので冷却が効果的です。

 

また、ぎっくり腰を起こして「強い痛みを少しでも緩和したい」「仕事が休めない」と言って、取り敢えず揉んだら良くなる、という思考にならないように気をつけましょう。

 

▶︎関連記事:ぎっくり腰はどれくらいの期間で良くなる?

 

揉むことが根本改善ではないことは心しておく

 

ここまで、読んで頂いた方はご理解頂けていると思いますが、揉むことが、根本改善ではないことを理解して揉むようにしましょう。

 

例えば、腰の上部に「凝り」があるとします。

 

そして、腰の凝りが痛みを起こしている場合、凝りをほぐせば、一時的に痛み症状は緩和されるでしょう。

 

しかし、凝りがほぐれても、「凝りる原因」が改善された訳ではありません。

 

この場合、結局、その場しのぎになってしまいます。

 

根本改善するのは凝りをほぐすと同時に、身体を動かしたり、凝りを作らない身体作り身体の使い方もすることが大切です。

 

▶︎関連記事:軽いぎっくり腰のときにできる簡単な運動

 

ぎっくり腰になったら揉んでもいいの?(まとめ)

 

今回は、ぎっくり腰になったら揉んでもいいの?について、解説してきました。

 

しらひげ先生
本記事の要約だよ。

 

●ぎっくり腰で揉んでもいい場合

  • 腰のやや上の方の痛み
  • 明らかに腰の「凝り」が痛い
  • ある程度、動けている状態

●ぎっくり腰を揉む時の注意点

  • 強く揉まない
  • ぎっくり腰を起こして直ぐはNG
  • 揉むことが根本改善ではないことは心しておく