【ぎっくり腰】正しいコルセットの付け方・コルセットの選び方

  • 2022年11月27日
  • 2025年1月5日
  • 腰痛
  • ぎっくり腰のときはコルセットをした方がいい?
  • ぎっくり腰のときはどんなコルセットがいい?
  • 寝る時はコルセットを外す?

 

突然、腰に激痛が走りトイレに行くのツラいぎっくり腰。ぎっくり腰の急性期はコルセットをすることで激痛を緩和することができる。

 

  • ぎっくり腰の時は「腰のややした・骨盤を締める」ようにコルセットをつけると効果的。
  • コルセットのタイプは「骨盤ベルト」のように細いタイプがおすすめ。
  • 急性期をすぎるとコルセットは外す。

 

 

このページでは、ぎっくり腰の時のコルセットに関する疑問が解決できるように解説していきますので、ぜひ最後まで読んで下さい。

 

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

\簡単 分かりやすい/

原因・対処法・ストレッチ

 

ぎっくり腰でのコルセットの付け方と位置

コルセットの位置

 

ぎっくり腰の時のコルセットの位置は「骨盤を締める」ようにしましょう。骨盤を締めることで腰が安定し痛みを軽減することができます。

 

ぎっくり腰なので、腰周辺をを締めるのかと思うかもしれませんが、腰周辺を締めても圧迫感があるだけであまり安定しません。なので、ぎっくり腰の時にコルセットをつけるなら骨盤につけるのが効果的。

 

ぎっくり腰:コルセットの選び方

 

ぎっくり腰の時のコルセットは「骨盤ベルト」のように細いタイプがおすすめ。幅が広いタイプは腰椎の動きに制限をかけて治りを遅くさせます。なので、ぎっくり腰の時のコルセットは骨盤ベルトのように細いタイプを選びましょう。

 

ぎっくり腰:寝る時はコルセットを外す?

コルセットの選び方

 

寝るときはコルセットを外す方がいい。なぜなら、コルセットをして寝ると寝返りがしにくくなりぎっくり腰を悪化させてしまうから。なので、寝るときはコルセットは外すようにしましょう。

 

ぎっくり腰で痛みが強いときは、横向きで丸くなって寝ると痛みを緩和しやすい。

 

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ぎっくり腰 寝る姿勢

 

ぎっくり腰:コルセットはしたほうがいい?

コルセットをしたほうがいい?

 

痛みが我慢できるならコルセットは着けない方がいい。

 

理由はコルセットは根本改善にならないから。また、コルセットを付けると頼りにしてしまうから。

 

具体的にはぎっくり腰を起こす原因の一つに「背骨の柔軟性の低下」があります。本来、背骨は柔軟性がありますが、運動不足や繰り返しの動作などにより柔軟性が低下します。

 

すると、関節や周辺筋肉に負担がかかりぎっくり腰を起こします。

 

しらひげ先生
子供は背骨に柔軟性があり、ぎっくり腰を起こすことはほとんどないよね。

コルセットすることで腰を固定し腰骨の動きを止めてしまいます。コルセットを着けて繰り返し腰を固定した状態を作ることで、背骨の柔軟性を低下させ、ぎっくり腰を起こす原因になります。

 

こんな時はコルセットしてもOK

 

次のような場合はコルセットを付けてもOK。

 

  • ぎっくり腰の初期
  • 依存しないように期間を決めて装着
  • 大掃除など特別な動きをするとき

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

ぎっくり腰の初期

ぎっくり腰の初期はコルセットを着けてもOK。ぎっくり腰の初日〜3日頃までは炎症も強く痛みが強く出やす時期。

 

なので、炎症を収めることを優先し、腰は無理に動かさずにコルセットで固定するのが効果的。

 

しらひげ先生
動けるならコルセットを装着せずに動いた方が回復は早いので状況を見てだよ。

依存しないように期間を決めて装着

コルセットを装着する期間を決めて着ける場合もOK。特にコルセットを着けると依存して手放せない状態になることがあります。

 

なので、期間を決めて装着するのはOK。また、長年、コルセットを装着して手放せない人も、期間を決めて徐々に外すようにしていくといいでしょう。

 

大掃除など特別な動きをするとき

大掃除や引っ越しなどいつもと違う動きで腰に負担がかかりそうな時も装着してOK。ただし、日常の掃除や片付けなどではできるだけ装着しないようにしましょう。日常生活の動きで装着すると結局は依存してしまうから。

 

ぎっくり腰:コルセットの役割

 

コルセットは腰や膝など関節を固定し動きを制限する、サポートする役目があります。なので、コルセットを着けるのは骨折や手術後など患部を動かしてはいけない時につけるのがコルセットの役割。

 

コルセットは患部を回復、修復させるのに動かしてはいけない、負荷をかけてはいけない時に着けるもので、慢性状態の時に着けるのは本来の目的ではないと考えます。

 

コルセットのメリットデメリット

コルセットのメリットは次の通り。

 

●メリット

  • 腰が安定する
  • 痛みが緩和する
  • 精神的に安心できる
  • 冬場は暖かい

 

コルセットのデメリットは次の通り。

 

●デメリット

  • 筋力低下
  • 背骨の柔軟性の低下を招く
  • 圧迫感がある
  • 依存してしまう
  • 夏場は暑い

 

ぎっくり腰:コルセットはいつまで付ける?

ぎっくり腰コルセットはいつまで付ける?

 

ぎっくり腰の強い痛みは3日ほどで軽減し、その後、10日ほどで痛みを感じなくなります。なので、痛みを感じなくなる10日にはコルセットを外すようにしましょう。

 

上記でもお話ししたように、コルセットを長く付けるとコルセット頼りになり慢性腰痛の原因になるので、痛みが軽減した早目に外すようにしましょう。

 

ぎっくり腰:コルセットはどこで売っている?

ぎっくり腰コルセットはどこで売っている?

 

コルセットは薬局、ドラッグストア、スポーツ用品店、ホームセンター、Amazon、楽天、整骨院、整体院に売っています。



ぎっくり腰:コルセットの代用できるのも

ぎっくり腰コルセットの代用

 

コルセットの代用できるものとしては、晒し・着物の帯・バスタオルがあります。特に晒しは骨盤を包み込むように巻けるのでおすすめ。

 

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ぎっくり腰:コルセットの洗い方

ぎっくり腰コルセットの洗い方

 

コルセットは洗濯機を使わずに、ぬるま湯で中性洗剤を使って手洗いしましょう。時期によってはコルセットを付けた場所は蒸れたり、汗をかいたりするので小まめに洗うのがいいでしょう。

 

妊娠中にぎっくり腰になったらコルセットをしてもいい?

妊娠中 ぎっくり腰 コルセット

 

妊娠中にぎっくり腰になったら、まずは担当の産科の先生に相談しましょう。その上でコルセットを付けるなら優しく付けましょう。また、妊婦さんには上記でお話しした晒しがおすすめ。


ぎっくり腰の時はコルセット(まとめ)

 

今回はぎっくり腰を繰り返す時はコルセットをしてもいい?について解説してきました。

 

【ポイント】

⚫️急性期のコルセットの役割
ぎっくり腰の初期(1〜3日)はコルセットで骨盤を固定することで、痛みを緩和できます。この時期には細いタイプの骨盤ベルトがおすすめです。

⚫️装着位置のポイント
コルセットは腰ではなく「骨盤を締める」位置に装着することで、腰を安定させ痛みを軽減します。

⚫️寝るときの注意
寝る際はコルセットを外しましょう。コルセットをしたまま寝ると寝返りがしにくく、症状を悪化させる可能性があります。

⚫️コルセットの使用期間
痛みが軽減したら、10日程度を目安にコルセットを外すことが推奨されます。長期間の使用は背骨の柔軟性を低下させるリスクがあります。

⚫️使用に適した場面
特別な動作(大掃除や引っ越し)をする場合に限定してコルセットを使うと、腰の負担を軽減できます。

 

ぎっくり腰の際は、状況に応じてコルセットを適切に使うことで痛みを和らげ、症状の悪化を防ぐことができます。ただし、根本的な改善を目指すためには筋力や柔軟性の回復を意識し、コルセットへの依存を避けることが重要です。

 

\簡単 分かりやすい/

原因・対処法・ストレッチ