歩くときの股関節の痛みを少しでも緩和しようと、靴屋さんに行くけど「足にいい」と言われる靴はたくさんあり、どれを選べばいいのか分からないと感じる方も多いはず。
また、お店ではいいなと思って買っても家に帰って履くとイマイチしっくりこず何足も靴を持っている方もいます。
靴選びは靴の種類や機能を理解することでずいぶん変わります。
ウォーキングシュースはクッション性が良く、かかとが固く歩行が安定し、重量があり脚の蹴り出しをサポートしてくれます。
▶︎動画:ウォーキングシュース3つの特徴(1分)
私がおすすめする靴はこちら。
もしサイズや色が見つからない場合は「ニューバランス公式オンラインストア」の方もチェックしてみて下さい。
ニューバランスを履いてみた感想はこちらの記事をご覧ください。
実際に施術中に患者さんにアドバイスしているポイントを分かりやすくまとめましたので靴選びにお悩みの方は、ぜひ、最後まで読んでください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
股関節に負担のかからない靴の選び方
股関節に負担のかからない靴の選び方は次の通り。
●股関節に負担のかからない靴の選び方
- ウォーキングシューズを選ぶ。
- 機能を優先。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
ウォーキングシューズを選ぶ
靴には次の種類があります。
●運動靴の種類
- ウォーキングシューズ
- ランニングシューズ
- タウンシューズ
この中でウォーキングシューズはクッション性が良く歩行時の衝撃を緩和してくれます。
なので、股関節に負担がかからない靴はウォーキングシューズ。
機能を優先
靴を選ぶ時の要素には次のようなものがあります。
●靴を選ぶ決定要因
- 価格
- デザイン(用途)
- 機能性
スポーツや登山など特別な目的がない場合、選ぶ決定要因は「価格」か「デザイン」になります。
股関節に負担をかけないためには機能性を優先して選ぶようにしましょう。
▶︎関連記事:疲れない靴の選び方
股関節に負担のかからないおすすめの靴
股関節に負担のかからないおすすめの靴を詳しく見ていきましょう。
ニューバランス880
ニューバランス880はウオーキングシューズをエントリーモデル。クッション性、フィット感も抜群。歩行量が多い方、ウオーキングで健康維持したい方におすすめモデル。
ニューバランス574
ニューバランス574は足の甲の部分にゆとりがある作りになっているので甲の幅が広い方におすすめ。ウォーキングではないがクッション性には優れているのでカジュアルな服装に合わせたい時の一足に。
ニューバランスWW1501
ニューバランスWW1501はウォーキングシューズのワンランク上のハイクラスのウォーキングシューズ。
靴底がしっかりとしていて安定感があり、歩く時の脚の蹴り出しをサポートしてくれる感じでスムーズに歩けて足が疲れにくい。
足全体を包み込むようにしっかりとしているのいで、ゆったりに慣れている人には窮屈に感じるかも知れないが安定感がありたくさん歩く人にはおすすめ。
▶︎関連記事:ニューバランスWW1501を履いた感想
(2023/3/21追記)
現在、Amazonや楽天に在庫が少ないようで商品が見つかりません。同じようなウォーキングシューズに「ニューバランス2002R」があります。こちらもウォーキングシューズのハイクラスモデル。クッション性も良く歩きやすい。
エントリーモデルより価格は上がるが耐久性が良く靴がへたりにくいのでトータルで見るとコスパはいい。
ニューバランス990
ニューバランス990はクッション性が抜群に良く、かかと部分がしっかりして歩行時の足のブレが制御され疲れにくくい。立ち仕事で一日、歩き回る人におすすめの靴。
ニューバランス996
ニューバランス996は足の甲の部分が細いので足の甲の幅が細い方におすすめ。また、ニューバランス996は靴が軽いので重い靴は苦手という方にもおすすめ。
こちらもウォーキングシューズではないがクッション性はしっかりとしている。
関連記事:ニューバランス996を履いた感想
ニューバランスは外反母趾におすすめ?
ニューバランスは外反母趾の方におすすめの靴。
ニューバランスが外反母趾の方におすすめの理由は次の通り。
⚫️ニューバランスが外反母趾の方におすすめの理由
- 歩行が安定する。
- 幅広サイズがある。
- クッション性が良い。
親指が靴に当たって痛いという方は「2E」「4E」を選ぶのがいいでしょう。
出典:ニューバランス公式サイト
靴のサイズには、足の親指からかかとまでの長さ(縦)を示す「センチ」と、足の親指から小指までの長さ(横)を示す「ワイズ」があります。ニューバランスでは、B・D・2E・4Eのサイズがあります。
私のイチオシはニューバランス880。
NB880は甲の部分がメッシュ素材で若干の伸びがあり履いていても窮屈さを感じにくく、作りもしっかりとしていて歩行が安定し、サイズも豊富。
外反母趾でなかなか合う靴が見つからないという人は、ぜひチェックしてみて下さい。
別売りのインソールは必要?
ウォーキングシューズを購入する場合インソールは必要ありません。
なので、別売りのインソールを購入する必要はありません。
また、股関節痛を改善するのに高性能なインソール・オーダーメイドのインソールも必要ないと考えます。
高性能なインソール・オーダーメイドのインソールは、痛み症状などが無い状態でスポーツなど競技のパフォーマンスをアップさせたい方に向きます。
▶︎関連記事:股関節痛を改善するのに「インソール」は必要?
靴の替え時の目安は?
膝や股関節にトラブルがあるなら靴は定期的に変える方がいい。
例えば、ウォーキングシューズなら、50分程度のウォーキングを週に3〜4回したら寿命は10ヶ月ほどと言われます。
なので、見た目が綺麗でもクッションは傷んでいるので変える方がいいでしょう。
股関節が痛い時は歩かない方がいい?
股関節が痛くても日常生活で動くていどなら歩いても大丈夫。
特に慢性的な痛みや日常生活で同じ動作の繰り返しの方は、運動不足で股関節に症状が出ていることもあります。
また、「転倒などで股関節を強く打った」「激痛で足を引きずりながら歩く」の場合は安静にする方がいい。
▶︎関連記事:股関節痛があるときは歩いてもいい?
歩くと膝まで悪くならない?
股関節のトラブルを改善するのにウォーキングがいいと聞くけど、股関節が悪いまま歩くと膝まで悪くならない?と思う方もいるはず。
股関節のトラブルを改善するのにウォーキングは大切。
痛いからといって動かないと筋肉や靭帯が弱る他に、バランス感覚、関節の耐久性なども弱り、さらに痛みを起こしやすい体になります。
ウォーキングをするときのポイントは「ウォーキングシューズを履く」「ゆっくりと歩く」ことを意識して歩くといいでしょう。
▶︎関連記事:ウォーキングで膝痛になったときの対処法
股関節に負担のかからないおすすめの靴(まとめ)
今回は股関節に負担がかからない靴について紹介しました。股関節に負担をかけない靴はウォーキングシューズを選びましょう。
ウォーキングシューズはクッション性が良く股関節に優しい。ニューバランスはとても履きやすく私もお気に入りです。
股関節痛お悩みの方は、ぜひ、参考にしてみてください。
もしサイズや色が見つからない場合は「ニューバランス公式オンラインストア」の方もチェックしてみて下さい。