「股関節が痛くて歩くのがツラい」、そんな方におすすめなのが「ニューバランスサポーティブリバウンドインソール 」です。
ニューバランスサポーティブリバウンドインソール の特徴は次の通り。
●特徴
- ヒールカップがついている
- 滑り止めがついている
- クッション性がいい
- 安い
- 薄い
実際、当院に来られる患者さんにアドバイスをさせて頂いたところ、「歩くのが楽になった」とたくさんの人に喜んで頂けました。
股関節痛でお悩みの方が少しでも歩くのが楽になるように分かりやすく解説しますので、ぜひ、最後まで読んでください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
ニューバランスサポーティブリバウンドインソール の特徴
性能・価格ともに優れたニューバランスサポーティブリバウンドインソールに特徴について詳しく見ていきましょう。
ヒールカップがついている
ニューバランスサポーティブリバウンドインソールにはヒールカップがついています。
ヒールカップがあることで歩行が安定し股関節への負担を軽減してくれます。
滑り止めがついている
インソールの表面は防滑性に優れた素材で作られています。
なので、歩行時に足指にしっかりと力が入り歩行が安定します。
クッション性がいい
踵にはクッション性と反発性に優れた素材であるABZORBを採用しています。
クッション性がいいことで歩行時の衝撃を緩和し膝や股関節への負担を軽減してくれます。
ニューバランスの靴にはABZORBが内蔵されている靴もあり歩きやすいと人気です。
立ち仕事で夕方になると脚が疲れる。股関節や膝が痛くて歩くのがツラい。 そんな方におすすめしたいのが「ニューバランス2002R」。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoA[…]
安い
ニューバランスサポーティブリバウンドインソールは高性能なのに1セット1800円と安い。
立ち仕事などインソールの消耗が激しい方にとっては嬉しい。
薄い
高性能なインソールはしっかりとしていて重いイメージですが、ニューバランスサポーティブリバウンドインソールは薄い。
なので、さまざまな靴に適合しやすい。
インソールの選び方
股関節痛の人がインソールを選ぶ時のポイントは次の通り。
●インソールを選ぶ時のポイント
- クッション性
- 型を矯正しない
- サイズが小さくなるので注意
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
クッション性
股関節痛の人のインソール選びで大切なのはクッション性。
股関節痛の方は股関節の柔軟性が低下しているため、歩く時の衝撃がそのまま股関節に吸収さてれ症状を悪化させる可能性があります。
なので、衝撃を吸収するクッション性のあるインソールを選ぶようにしましょう。
形を矯正しない(硬め、ハードタイプ)
足の形を矯正するタイプや硬い素材のハードタイプのインソールは腰や膝などの痛みを起こしやすくなります。
身体の柔軟性が低下しているのに足元のバランスを変えると、身体が対応しきれなくて痛みを起こします。
サイズが小さくなるので注意
インソールを入れると今までよりも靴が窮屈になります。
例えば、薄手の靴下と厚手の靴下では靴を履いたときの感じが違うように、インソールを入れると靴の中が窮屈になります。
もともと、インソールを入れる予定で大きめサイズの靴を買っていたならOKですが、そうじゃない場合はサイズが合わなくなります。
既存の靴にインソールを入れる場合はサイズに注意しましょう。
インソールとは
インソールとは「中敷き」のことです。
私たちの足は、歩く、走る、立つといった日常の動作の中で、常に全体重を支えています。
しかし、靴だけでは足への負担を十分に軽減できないこともあります。
そこで役立つのがインソールです。靴と足の隙間を埋め、足裏全体をサポートすることで、一点に集中しがちな負担を分散してくれます。
靴の構造について
靴底の構造は次の通りです。
●靴底の構造
- インソール(中敷)
- ミッドソール
- アウトソール
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
インソール
インソールは、靴の中に入っている取り外し可能なパーツで、足の裏に直接触れる部分です。「中敷(なかじき)」とも呼ばれます。
- 快適性の向上: クッション性のある素材が使われていることが多く、足への衝撃を和らげ、履き心地を向上させます。
- フィット感の調整: 靴と足の間の隙間を埋め、フィット感を高めます。薄手のものから厚手のものまで様々な種類があり、微妙なサイズ調整にも役立ちます。
ミッドソール
ミッドソールは、インソールとアウトソールの間にある層で、クッション性と安定性を担う非常に重要な部分です。「中間底(ちゅうかんぞこ)」とも呼ばれます。
- 衝撃吸収: 歩行や運動時に地面から伝わる衝撃を吸収し、足や関節への負担を軽減します。
- クッション性: 柔らかい素材が使われることで、快適な履き心地を提供します。
アウトソール
アウトソールは、靴底の一番外側に位置し、地面と直接接する部分です。「本底(ほんぞこ)」や「外底(そとぞこ)」とも呼ばれます。
- グリップ力(滑り止め): 地面をしっかりと捉え、滑りにくくします。素材や溝の形状によって、グリップ力が大きく変わります。
インソールのメリット
インソールのメリットは次の通りです。
●インソールのメリット
- 洗い替えができて衛生的
- 吸湿、防臭
- サイズ調整
- 滑り止め効果
- 比較的安価で靴がグレードアップできる(クッション性UP)
- 身体への負担を軽減
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
洗い替えができて衛生的
靴の中は汗や皮脂で想像以上に汚れやすい場所。
インソールを取り外して洗えるものにすれば、いつでも清潔な状態を保てるので、ニオイや雑菌の繁殖を防ぐことができます。
吸湿・防臭効果
素材によっては汗を吸収し、湿気を逃がす吸湿機能がついているインソールもあります。
さらに、防臭・抗菌加工が施されたタイプなら、靴の中の不快感も軽減され、長時間の使用でも快適です。
サイズ調整ができる
少し大きめの靴や左右差のある足に対応する際に便利。
インソールで微妙なサイズ調整が可能なので、フィット感の改善にも役立ちます。
滑り止め効果で安定性アップ
足が靴の中でズレると、歩行時に余計な力がかかってしまいます。
インソールによって足の滑りを防止し、安定した歩行をサポートしてくれます。
比較的安価で靴の機能がグレードアップ
高機能インソールでも、数千円台から手に入るものが多く、コストパフォーマンスに優れています。
クッション性のあるタイプを選べば、まるで高級スニーカーのような履き心地にアップグレードできます。
身体への負担を軽減
歩行時や立ち仕事の疲労感を軽減できるのが最大の魅力。
足裏の衝撃を吸収し、体重の分散を助けることで、膝・股関節・腰への負担を抑えてくれます。
インソールのデメリット
インソールのデメリットは次の通りです。
●インソールのデメリット
- 靴サイズが合わなくなる
- 靴の性能を損なうことがある
- 歩行バランスが変わり痛みが出ることもある
- 種類が多くてどれがいいのか分からない
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
靴のサイズが合わなくなることがある
インソールを入れることで、「靴の中が狭くなり、圧迫感やつま先の痛み」が出ることがあります。
とくに、元々ジャストサイズの靴にインソールを入れると、足が窮屈に感じてしまうため、サイズ確認は必須です。
靴の性能を損なうことがある
スポーツシューズや機能性の高い靴には、元々その靴専用に設計されたインソールが入っていることがあります。
そこに市販のインソールを重ねると、クッション性や安定性など、靴本来のパフォーマンスが落ちてしまうこともあります。
歩行バランスが変わり、痛みが出ることも
インソールによって足の角度や圧力のかかり方が変わることで、かえって膝・股関節・腰に負担がかかることもあります。
「良かれと思って使ったのに痛くなった…」という場合は、インソールの形状や素材が自分の足に合っていない可能性があります。
種類が多すぎて、どれを選べばいいか分からない
インソールは用途別・足型別に非常に多くの種類があり、初心者にとっては選択が難しいアイテムです。
土踏まずを支えるタイプ、かかとを安定させるタイプ、全体をクッションするタイプなど目的もバラバラなので、自分の足の状態や目的に合ったものを選ぶことが大切です。
インソールがおすすめな人
股関節痛でインソールをおすすめする人は仕事上、どうしても靴を変えることができない方。
股関節にトラブルがある場合、ウオーキングシューズがおすすめですが職種によってはどうしてもスニーカータイプの靴はダメなこともあります。
そういった方にはインソールをおすすめします。
「重たい靴は疲れるから靴を買うなら軽い方がいい」と思っている人ももいるばず。 実は重たい靴が一概に疲れるワケではありません。なぜなら、靴の機能を高めて耐久性も兼ね備えているいい素材を使いしっかりと作られているから。[…]
股関節痛を緩和するのにインソールは必要?
股関節痛にインソールを使うときは、「治療」ではなく「サポート」が目的であるべきです。
実際には、体のどこかに不具合(筋力低下や可動域制限など)があることで、結果的に体重が外側に偏ってしまっているケースが多いからです。
たとえば、股関節に痛みを抱える方の中には、「外側に重心があるからインソールで内側に矯正しよう」と考える方がいます。
しかし、これは「結果」にアプローチしているにすぎません。
重要なのは、なぜ外側に体重が乗るようになってしまったのかという「原因」を突き止めて改善することです。
インソールはその過程で、体の負担を減らすサポート役として使うのが正しい活用法です。
つまり、インソールは「症状を治す道具」ではなく、「身体をサポートする道具」。
根本的な改善には、原因の見極めとそれに合った施術や運動療法が欠かせません。
股関節痛におすすめインソール(まとめ)
今回は、股関節痛を軽減するためにおすすめの「ニューバランスサポーティブリバウンドインソール」について解説しました。
⚫️ニューバランスサポーティブリバウンドインソールの特徴
1. ヒールカップで歩行を安定化
ヒールカップが歩行中の安定感を高め、股関節への負担を軽減します。
2. 滑り止め付きで安心感アップ
防滑性のある素材が使用されており、足が靴の中で滑るのを防ぎます。
3. 優れたクッション性
踵に採用されたABZORB素材が衝撃を吸収し、膝や股関節をしっかりサポート。
4. リーズナブルな価格*
高性能ながら1セット1,800円という手頃な価格で継続的な使用が可能です。
5. 薄く軽量でどんな靴にもフィット
厚みが抑えられており、さまざまなタイプの靴に対応します。
ニューバランスサポーティブリバウンドインソールを使うことで、股関節痛を和らげ、歩行を快適にするサポートが期待できます。
ただし、インソールは症状を根本的に治すものではなく、身体をサポートするためのアイテムです。
インソールを上手に活用しつつ、股関節痛の原因となる姿勢や歩行のクセの改善にも取り組んでいきましょう。