- 外反母趾におすすめの靴を知りたい。
- 外反母趾で靴を買うときの注意点は?
- 外反母趾にインソールは必要?
こんなお悩みありませんか?
外反母趾におすすめの靴のポイントは、次の通りです。
- 幅広設計
- かかとがしっかりとしている
- クッション性がいい
おすすめは「ニューバランス880」です。
この記事では、外反母趾におすすめの靴や靴選びの注意点について、解説していきます。
外反母趾で靴選びで、お悩みの方の参考になるように、分かりやすく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでください。
それでは、さっそく詳しく見ていきましょう。
外反母趾におすすめのスニーカー
外反母趾におすすめの靴は、次の通りです。
ニューバランス880
ニューバランス880は、ニューバランスを代表するウォーキングシューズです。
横幅はゆったりとした設計で、クッション性・歩行時の安定性がいいのがおすすめのポイント。
通勤からお出かけまで幅広く活躍できる一足です。
ニューバランス880については、「ニューバランス880をレビュー」の記事を合わせてご覧下さい。
ニューバランス880の履き心地を知りたい。 立ち仕事で脚が疲れやすい。 ニューバランス880と996の違いは? 今回は、こんなお悩みを解決していきます。 […]
ニューバランス2002r
ニューバランス2002rは、ハイクラスのウォーキングシューズです。
ミッドソールには、「Nergy(エナジー)」と「ABZORB(アブゾーブ)」が搭載れていて、高いクッション性と衝撃吸収性を兼ね備えています。
立ち仕事・たくさん歩くと言う方のおすすめの一足です。
ニューバランス2002rについては、「ニューバランス2002rをレビュー」の記事を合わせてご覧下さい。
ニューバランス2002rの履き心地は? 靴選びに機能性もコストも両方とも重視する。 オシャレで歩きやすい靴が欲しい。 そんな方におすすめしたいのが、「ニューバランス2002R」。 […]
外反母趾にニューバランスがおすすめの理由
外反母趾にニューバランスがおすすめの理由は、次の通りです。
●横幅のゆったり設計
ニューバランスは幅広設計の靴が多い。
●アッパー素材の柔らかさ
甲の部分は足の形に合わせてフィットするメッシュ素材を採用。
●優れたクッション性
アブゾーブ(ABZORB)・REVLITE X(レブライトX)など独自のソールを搭載し、歩行時の衝撃をしっかり吸収。
外反母趾でも「歩きやすい」「痛みが少ない」と感じられる設計になっているのが、ニューバランスがおすすめできる理由です。
MENとWOMENでサイズが違う
ニューバランスは、男性モデルと女性モデルでサイズ感が違う作りになっています。
下記の表にあるように、男性は「2E」が標準に対して、女性は「D」が標準の作りです。
なので、細かいサイズ選びができます。
細かいサイズ選びができることで、外反母趾の方でもピタリサイズの靴を選ぶことができます。
また、購入するときは、サイズの表記をしっかりとチェックしましょう。
出典:ニューバランス公式サイト
外反母趾に優しい靴の要素
外反母趾にやさしい靴の要素について、詳しく見ていきましょう。
幅広設計
外反母趾の方には、幅広設計の靴がおすすめです。
靴の横幅は、メーカーによっても違うし、同じメーカーでも商品ラインナップによって設計が違います。
また、幅広設計の見た目は、丸みがあり、ぼってとしたフォルムなのも特徴。
クッション性が高く衝撃を吸収
外反母趾に優しい靴は、クッション性がいい。
外反母趾の優しい靴は、足全体のことを考えて設計されています。
なので、歩行時の衝撃を軽減できるようにクッション性がいいのがポイントです。
かかとの安定感で足のブレを防ぐ
外反母趾に優しい靴は、かかとがしっかりとしています。
かかとがしっかりとしていることで、歩行が安定し足にかかる負担を軽減してくれます。
外反母趾向けスニーカーの失敗しない選び方
外反母趾で靴選びに失敗しないポイントについて、詳しく見ていきましょう。
デザインよりも履きやすさで選ぶ
上記でお話ししたように、幅広の靴は、丸みがあり、ぼってとしたフォルムになります。
中には、シャープなデザインが好みの方もおられるかも知れませんが、外反母趾があるならデザインよりも履きやすさで選びましょう。
しっかりとした靴
外反母趾があるなら、しっかりとした靴を選びましょう。
確かに、ランニングシューズやベアフッドシューズの様に、柔らかい靴は脱ぎ履きが楽ですが、歩行が不安定になり、足に負担がかかります。
場合によっては、外反母趾が進行する原因になることもあります。
なので、外反母趾で靴選に失敗しないためには、しっかりとした靴を選びましょう。
試着は午後
靴を試着は午後にしましょう。
午後は足先まで、血液やリンパが循環し、本来の足のサイズになっています。
▶︎関連記事:疲れない靴の選び方
使うシーンを想定した靴下
靴の試着は、靴を使うシーンで履く靴下を履いていきましょう。
靴下によっては、0,5〜1cmのサイズ差があります。
サイズの合わない靴は、足に負担がかかり外反母趾が悪化する原因になります。
なので、靴の試着は、靴を使うシーンで履く靴下を履いていきましょう。
外反母趾とは?
外反母趾とはどんなものか、詳しく見ていきましょう。
外反母趾の症状
外反母趾は、足の親指が中指側に向き変形します。
また、足の親指の付け根あたりが隆起します。
人によっては隆起部分に炎症が起きて「腫れ」「痛み」が起きることもあります。
付随症状として、足裏にタコが出来る場合もあります。
外反母趾の原因
外反母趾は、足の親指の付け根の関節で「横の捻りの力」が加わることです。
本来なら、足の親指の付け根の関節では、足を蹴り出す「前後の力」が働きますが、さまざまな要因により、「横の捻りの力」が加わることで外反母趾が起きます。
「横の捻りの力」が起きる要因としては、次のようなものが考えられます。
- 足関節の問題(過去の捻挫)
- 膝の問題
- 股関節の問題
- 腰椎の問題
- 仙腸関節の問題
- 姿勢の問題
- 複合的な問題
- 靴の問題
よく、ハイヒールを履くと外反母趾になると言わせますが、全くヒールを履かない方でも外反母趾になるので、履き物だけの問題ではありません。
なぜ女性に多い?
外反母趾が女性に多い要因は、次の通りです。
- 筋肉・靭帯が弱い
- 関節が柔らかい
- 骨格の問題
また、男女比では、股関節症・股関節臼蓋形成不全も女性に多いです。
放置するとどうなる?
外反母趾が進行すると、変形がキツくなり足の親指と中指が重なる状態になります。
日常生活に大きく支障をきたす場合は、手術も検討されます。
外反母趾があるならインソールを入れるほうがいい?
上記で紹介したようなウォーキングシューズを履いているなら、インソールは不要です。
なぜなら、ウォーキングシューズには高品質なクッションが内臓されているからです。
なので、ウォーキングシューズのようなクッション性がいい靴には、インソールは不要です。
▶︎関連記事:変形性股関節症にインソールは必要?
ウォーキングシューズ以外なら入れてもOK
革靴や仕事場指定の靴など、ウォーキングシューズ以外の靴なら、インソールを入れてもOKです。
インソールを入れることで、クッション性がUPし足にかかる負担を軽減してくれます。
インソールを入れると、靴のサイズ感が変わるので、購入前にチェックしましょう。
硬めのインソールはNG
外反母趾でウォーキングシューズ以外の靴にインソールを入れるなら、硬めのインソールは入れないようにしましょう。
硬めのインソールは、アスリートのパフォーマンスUPには向きますが、外反母趾には向きません。
外反母趾の原因は、膝・股関節・腰などにあることが多く、硬いインソールを入れることで、膝・股関節・腰に負担がかかり、外反母趾が進行することがあります。
なので、外反母趾でウォーキングシューズ以外の靴にインソールを入れるなら、硬めのインソールは入れないようにしましょう。
スニーカー以外の外反母趾対策
スニーカー以外の外反母趾対策はどんなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。
坐骨座り
坐骨で座ることで、自然と正しい姿勢で座ることが出来ます。
正しく座ることで、「姿勢・腰・仙腸関節・股関節」の問題にアプローチできます。
特にデスクワークの方は、意識していただきたいです。
坐骨座りについては、「腰に負担をかけない座り方」の記事をご覧ください。
腰伸ばし運動
腰のばし運動をすることで、背骨のしなやかさを回復することができます。
背骨のしなやかさが出ると、上記の外反母趾の原因のところでお話しした、「姿勢・腰・仙腸関節・股関節」の問題にアプローチできます。
日常生活では、「前屈みは多い」が「反り返りの動き」は。ほとんど無いので、ぜひ、腰のばし運動を取り入れてみて下さい。
腰のばし運動のやり方は「腰・背中が反れない原因は?」の記事をご覧ください。
股関節の前後運動
股関節の前後運動は、足を真っ直ぐに蹴り出す動きを回復させます。
足を真っ直ぐに蹴り出せないと、足の親指の付け根の関節で「横の捻りの力」が加わりやすくなります。
上記の腰伸ばし運動と一緒に行うと効果的です。
股関節の前後運動やり方は、「股関節の前後運動」の動画をご覧下さい。
まとめ|外反母趾におすすめのスニーカー
この記事では、外反母趾におすすめの靴や、靴選びで失敗しないための注意点について解説しました。
要点をまとめると以下の通りです。
- 外反母趾におすすめの靴は「幅広設計・クッション性・かかとの安定感」がポイント
- ニューバランス880や2002rは、外反母趾に優しい機能性と安定感を兼ね備えた一足
- 靴選びでは、デザインよりも履き心地・サイズ感・試着のタイミングが重要
外反母趾では、足にフィットし衝撃を吸収できる靴選びが重要なポイントとなります。
靴選びに迷っている方は、ぜひ今回のポイントを参考にして、外反母趾でも快適に歩ける一足を選んでみてください。
他の「ニューバランスを履いた感想」も合わせて参考にしてください。
この記事の執筆者
詳しいプロフィールはこちらをご覧ください→自己紹介