- 足底筋膜炎で歩くのがつらい…。
- 足底腱膜炎はどんな靴を選べばいい?
- 足底腱膜炎とモートン病の違いは?
こんな、お悩みありませんか?
実際、足底筋膜炎を改善・予防するには、靴選びがとても重要ですが、「とりあえずクッションが柔らかいものを選べばOK」と思っている方も多いです。
実は、靴選びを間違えると痛みが悪化したり、他のトラブルを引き起こす原因にもなります。
私自身も、整体師として多くの患者さんから「どの靴がいいの?」と、相談をたくさん受けてきました。
●この記事のポイント
- 足底筋膜炎の症状や原因
- 痛みを予防・改善するための靴選びのポイント
- 選ぶときの注意点やサイズ調整のコツ
をわかりやすく解説します。
「痛みを繰り返さないために、正しい靴選びを知りたい」、そんな方に役立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
ひと足先に、足底筋膜炎におすすめの靴はこちら。
今がチャンス
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ニューバランス2002rの履き心地は? 靴選びに機能性もコストも両方とも重視する。 オシャレで歩きやすい靴が欲しい。 そんな方におすすめしたいのが、「ニューバランス2002R」。 […]
足底筋膜炎におすすめのニューバランス
足底筋膜炎には、ニューバランスがおすすめです。
ニューバランスは、クッション性が良く、足のことを考えられた設計になっています。
そんな、ニューバランスのそれぞれの特徴を紹介していきます。
ニューバランス2002r
ニューバランス2002rのミッドソールには、「Nergy(エナジー)」と「ABZORB(アブゾーブ)」が搭載れていて、高いクッション性と衝撃吸収性を兼ね備えています。
また、ウォーキングシューズとしての機能も備えていて、歩行が安定し足にかかる負担を軽減してくれます。
高性能なのに、アジア製ということで、比較的リーズナブルなところも嬉しいポイント。
足底筋膜炎・足のトラブルの方に、おすすめできる一足です。
実際に、ニューバランス2002rを履いた感想は、下記の記事をご覧ください。
ニューバランス2002rの履き心地は? 靴選びに機能性もコストも両方とも重視する。 オシャレで歩きやすい靴が欲しい。 そんな方におすすめしたいのが、「ニューバランス2002R」。 […]
ニューバランス880
ニューバランス880は、「クッション性」「かかとの安定性」「歩行の安定性」が、バランスよく整っている、ウォーキングシューズモデル。
しっかりとした作りで、耐久性もあります。
ウォーキングシューズのエントリーモデルとして、おすすめの一足です。
ニューバランス880の履き心地を知りたい。 立ち仕事で脚が疲れやすい。 外反母趾で靴選びに毎回悩む。 今回は、こんなお悩みを解決していきます。 あかり […]
ニューバランス レディース
ニューバランス2002r・880のレディースシューズを紹介します。
足底筋膜炎|靴選びの選び方と注意点
足底筋膜炎の靴選びのポイントについて、お話ししていきます。
ひも靴
ひも靴で歩くと、足首・足をしっかりと使う歩き方になります。
逆に、次のような履き物は、避ける方がいいでしょう。
- スリッパ
- クロックス
- ひもがない靴
上記の履き物では、足首・足を使わないので、足裏の筋肉やじん帯が弱り、足底筋膜炎を起こす原因になります。
また、足裏の筋肉やじん帯が弱ると、足根骨の骨の歪みの原因になり、扁平足や足のトラブルの原因にもなります。
なので、足底筋膜炎を予防・改善するなら、ひも靴を選びましょう。
適度なクッション性がある
靴のクッション性を重視して、靴を選んでいる人も多いはず。
しかし、クッションは「適度な柔らかさ」が重要。
なぜなら、クションが柔らかすぎると、歩行が不安定になり、足に負担がかかるからです。
なので、靴を選ぶときは、適度な柔らかさのクッションの靴を選びましょう。
かかとがしっかりとしている
かかとがしっかりとしていることで、歩行が安定し足にかかる負担が軽減されます。
確かに、かかとの柔らかい靴は、脱ぎ履きがしやすく便利ですが、歩行時に足のブレが出て、足に負担がかかります。
なので、かかとがしっかりとした靴を選びましょう。
耐久性がある
足にトラブルがある方は、歩き方にクセがあります。
クセのある歩き方で、耐久性が低い靴を履くと、靴が傷みやすく、よくないクセを助長します。
なので、耐久性のある靴を選びましょう。
ピッタリサイズ
サイズが合っていない靴は、足に負担がかかり、足のトラブルを起こす原因にもなります。
ついつい大きめの靴を買いがちですが、買う前にしっかりとサイズを確認してから、買うようにしましょう。
また、左右でサイズが違う場合は、靴下、インソール、紐などで上手く調整しましょう。
滑らない(靴底・インソール)
靴底・インソールが滑りやすい靴は、歩行時に必要以上に足に力が入り、疲れやすくなります。
皮靴の底のように、靴の裏が平らなソールは滑りやすいです。
また、スノーシューズ・トレッキングシューズのように、滑り止めが強化された靴は、日常で履くには向かない。
足底筋膜炎について
足底筋膜炎とはどのようなものか、詳しく見ていきましょう。
足底筋膜炎の原因
繰り返しの動作により、足底筋膜に炎症が起きて痛みを生じる。
使いにすぎにより炎症が起きる場合と、運動不足により足の筋肉やじん帯が弱り、少しの動きでも負担になり炎症が起きて、痛みを生じる場合があります。
かかとから土踏まずの中央あたりに圧痛を感じます。
また、踵骨炎、アキレス腱炎と併発することもあります。
足底筋膜炎の症状
足底筋膜炎の症状は、次の通りです。
- 足底の圧痛
- 朝に痛みが強い
- 動きはじめが痛い
- 踏み込み・蹴り出し時の痛み
足底筋膜炎になりやすい人
足底筋膜炎になりやすい方は、次の通りです。
- ジャンプや踏み込みが多いスポーツ
- 床を裸足で歩く
- 立ち仕事
- 運動不足の人が急に動く
- 靴が合っていない
- 体重が重い
踵骨炎について
踵骨炎について、詳しく見ていきましょう。
踵骨炎の原因
踵骨炎は上記の足底腱膜炎の原因と同じく、使い過ぎ、運動不足により足の筋肉やじん帯が弱りに加えて、歩行時に踵への衝撃が大きいことで、踵の骨に炎症が起き痛みが生じます。
歩行時に足音が大きい、ドスドスと歩く人は要注意です。
また、歩き方に問題がある人は腰・股関節・膝が上手く動いていないことで、踵への衝撃が大きい歩き方になっている人も多いです。
踵骨炎の症状
踵骨炎の症状は、次の通りです。
- 踵の圧痛
- 踵を横から挟んだ時の圧痛
- アキレス腱の張り・痛み
- 動きはじめの痛み
歩行時に痛みが出ますが、つま先歩きで踵を着かなければ、痛みが少なく歩ける人もいます。
踵骨炎になりやすい人
踵骨炎になりやすい人は、次の通りです。
- 立ち仕事
- 運動不足の人が急に動く
- 足音が大きい
- 腰・股関節・膝が上手く動いていない
- 体重が重い
足底筋膜炎とモートン病の違い
足底筋膜炎に似た症状としてモートン病があります。
上記でお話ししたように、足底腱膜は足裏の中央で土踏まずに痛みが生じるのに対し、モートン病は足指の3-4趾間で痛みを起こす。
足の指の付け根が痛く、歩くたびにツラい思いをしていませんか? 「モートン病かもしれない」と心配しつつも、どこで診てもらえば良いのか、どう改善すれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。 […]
足底筋膜炎・踵骨炎よくある質問(Q&A)
ここで、よくある質問にお答えしていきます。
Q1. 改善までにどのくらい時間がかかる?
A. 軽症なら1〜3か月で痛みが落ち着くことが多いですが、炎症が強い・生活習慣を変えない場合は半年以上かかることも。靴選びとストレッチ、体重管理を同時に行うと回復が早まります。
Q2. サンダルやクロックスは本当にNG?
A. 短時間の室内移動程度なら可ですが、長時間歩行・立ち仕事には不向き。足首が固定されず足裏の筋膜が引き伸ばされ続けるので、症状があるうちは避けましょう。
Q3. 体重が増えると悪化するって本当?
A. 体重1kg増えると歩行時に足裏へ約3倍の負荷がかかると言われます。なので、体重は増え過ぎない方がいいでしょう。
Q4. 運動はいつ再開できる?
A. 痛みが“10段階で2以下”になり、朝の一歩目がスムーズに出るようになったら徐々にウォーキングから。ランニングやジャンプ系は、痛みゼロの状態が2週間続いてから再開すると再発リスクが下がります。
Q5. 自宅でできる応急処置は?
A. ①20分のアイシングで炎症を鎮静 ②足裏・ふくらはぎのストレッチで柔軟性を確保 ③ヒールカップ付きスリッパで室内衝撃を軽減——の3点を習慣化すると痛みが和らぎやすいです。
まとめ
本記事では、足底筋膜炎でお悩みの方に向けて、症状や原因、そして靴選びのポイントを詳しく解説しました。
●記事のポイント
- 足底筋膜炎を予防・改善するためには、適切な靴選びがとても重要
- クッション性やかかとの硬さ、サイズ感、ひも靴の重要性を知ることが大切
- ニューバランス2002rや880は、衝撃吸収性と安定性のバランスが良く、足への負担を軽減してくれるおすすめモデル
「とりあえず柔らかい靴でOK」といった誤解を解消し、足に負担の少ない靴を選ぶことで、痛みを繰り返さない歩行習慣をつくりましょう。
ぜひこの記事を参考に、あなたに合った一足を見つけ、快適な歩行を手に入れてください。
●ニューバランスを履いてみた感想は、こちらの記事をご覧ください。
この記事の執筆者
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