【産後】の「腰痛」や「ぎっくり腰」を起こす原因と予防法

  • 2022年11月26日
  • 2023年6月14日
  • 腰痛
  • 出産してから腰痛もちになった。
  • 子供を抱っこすると、ぎっくり腰になりそうになる。
  • 産後の腰痛は放っていても治るのかな?

 

しらひげ先生
こんにちは、しらひげです。

 

今回は、こんなお悩みを解決していきます。

 

産後に腰痛が起きる原因は次の通り。

 

●産後に腰痛が起きる原因

  • 出産で骨盤を支えるじん帯が伸びて骨盤がグラグラ
  • 産後ホルモンの影響
  • 授乳、おむつ交換時の座り方

●産後の腰痛やぎっくり腰を予防する方法

  • 円座を使う
  • さらしを巻く
  • ウォーキングする

 

ということで、今回は産後の「腰痛」や「ぎっくり腰」について、解説していきます。

 

ツラい産後の腰が少しでも改善できるように、整体歴25年の私が、分かりやすく解説しますので、ぜひ、最後まで読んでください。

 

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

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なぜ、産後は「腰痛」や「ぎっくり腰」を起こす?

産後 腰痛

 

産後に腰痛が起きる原因は次の通り。

 

●産後に腰痛が起きる原因

  • 出産で骨盤を支えるじん帯が伸びて骨盤がグラグラ
  • 産後ホルモンの影響
  • 授乳、おむつ交換時の座り方

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

出産で骨盤を支えるじん帯が伸びて骨盤がグラグラ

 

産後に腰痛やぎっくり腰を繰り返す原因の1つ目は、骨盤を支えるじん帯が伸びているからです。

 

分娩時に、骨盤はMAXに広がります。

 

すると、骨盤を支えている靭帯が伸びて、骨盤がグラグラになります。

 

特に、妊娠、出産前に運動不足だった方は、骨盤周辺の筋肉や靭帯がもともと弱いので、分娩時の影響を受けやすい。

 

産後ホルモンの影響

 

産後に腰痛やぎっくり腰を繰り返す原因の2つ目は、産後ホルモンの影響です。

 

分娩時は「リラキシン」というホルモンにより、骨盤周辺の靭帯が緩み出産ができます。

 

このリラキシンは産後もある程度は出ていて、出産後2週間〜1ヶ月で落ち着くと言われています。

 

なので、その間は骨盤周辺の靭帯が緩んだ状態で、骨盤がグラグラなので腰痛やぎっくり腰を起こしやすい。

 

授乳、おむつ交換時の座り方

 

産後に腰痛やぎっくり腰を繰り返す原因の3つ目は、座り方です。

 

上記のように、出産後は骨盤がグラグラの状態です。

 

骨盤がグラグラで不安定な状態で、授乳やおむつ交換など繰り返し座ることが多いと、腰に負担がかかり腰痛を起こす原因になります。

 

特に、「横座り」や「立膝」の座り方は、骨盤や腰に負担がかかりやすいので、気をつけましょう。

 

産後の「腰痛」や「ぎっくり腰」の予防法

産後 腰痛 予防

 

産後の腰痛やぎっくり腰を予防する方法は次の通り。

 

●産後の腰痛やぎっくり腰を予防する方法

  • 円座を使う
  • さらしを巻く
  • ウォーキングする

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

円座を使う

 

産後腰痛の腰痛やぎっくり腰を予防する方法の1つ目は、円座を使うです。

 

円座を使うことで、座る時の骨盤や腰への負担が、軽減されます。

 

具体的には、座るときに、「仙骨(尾骨)」で座ると、ものすごく、骨盤や腰への負担がかかります。

 

円座を使うことで、仙骨が床に当たらない状態を作れるので、負担がかかりにくくなります。

 

なので、産後腰痛の腰痛やぎっくり腰を予防するには、円座を使うのがおすすめです。

 

▶︎関連記事:骨盤を立てる座り方

 

さらしを巻く

 

産後腰痛の腰痛やぎっくり腰を予防する方法の2つ目は、さらしを巻くです。

 

さらしを巻くことで、「骨盤が安定」します。

 

具体的には、骨盤を下から支えるように巻きます。

 

あかり
産後コルセットでもいいの?

産後のコルセットは、あまりおすすめしません。

 

理由は、コルセットでは、骨盤をほどよくサポートできないからです。

 

具体的には、産後の骨盤は、締め付け過ぎず、緩すぎず締めるのが大切です。

 

コルセットはゴムなので、締めると骨盤の動きまで、止めてしまいます。

 

また、腹巻タイプだと、緩すぎて、サポートになりません。

 

なので、さらしがおすすめです。

 

▶︎関連記事:妊婦さんに「さらし」がおすすめな理由と巻き方を解説

 

ウォーキングする

 

産後腰痛の腰痛やぎっくり腰を予防する方法の3つ目は、ウォーキングをするです。

 

理由は、ウォーキングすることで、伸びた筋肉やじん帯が引き締まるからです。

 

具体的には、ゆっくりでいいので、リハビリとして30〜40分をウォーキングするようにしましょう。

 

週に3〜4回ほど、ウォーキングが出来るといいです。

 

お出かけ、お買い物、お散歩、保育園のお迎えなど、今まで車や自転車を使っていたところを、徒歩に変えるのもおすすめです。

 

産後の「腰痛」や「ぎっくり腰」を起こす原因と予防法(まとめ)

 

今回は、産後の「腰痛」や「ぎっくり腰」を起こす原因と予防法について、解説してきました。

 

しらひげ先生
本記事の要約だよ。

●産後に腰痛が起きる原因

  • 出産で骨盤を支えるじん帯が伸びて骨盤がグラグラ
  • 産後ホルモンの影響
  • 授乳、おむつ交換時の座り方

●産後の腰痛やぎっくり腰を予防する方法

  • 円座を使う
  • さらしを巻く
  • ウォーキングする