- 出産してから腰痛もちになった。
- 子供を抱っこすると、ぎっくり腰になりそうになる。
- 産後の腰痛は放っていても治るのかな?
今回は、こんなお悩みを解決していきます。
産後に腰痛が起きる原因は次の通り。
●産後に腰痛が起きる原因
- 出産で骨盤を支えるじん帯が伸びて骨盤がグラグラ
- 産後ホルモンの影響
- 授乳、おむつ交換時の座り方
●産後の腰痛やぎっくり腰を予防する方法
- 円座を使う
- さらしを巻く
- ウォーキングする
ということで、今回は産後の「腰痛」や「ぎっくり腰」について、解説していきます。
ツラい産後の腰が少しでも改善できるように、整体歴25年の私が、分かりやすく解説しますので、ぜひ、最後まで読んでください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
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なぜ、産後は「腰痛」や「ぎっくり腰」を起こす?
産後に腰痛が起きる原因は次の通り。
●産後に腰痛が起きる原因
- 出産で骨盤を支えるじん帯が伸びて骨盤がグラグラ
- 産後ホルモンの影響
- 授乳、おむつ交換時の座り方
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
出産で骨盤を支えるじん帯が伸びて骨盤がグラグラ
産後に腰痛やぎっくり腰を繰り返す原因の1つ目は、骨盤を支えるじん帯が伸びているからです。
分娩時に、骨盤はMAXに広がります。
すると、骨盤を支えている靭帯が伸びて、骨盤がグラグラになります。
特に、妊娠、出産前に運動不足だった方は、骨盤周辺の筋肉や靭帯がもともと弱いので、分娩時の影響を受けやすい。
産後ホルモンの影響
産後に腰痛やぎっくり腰を繰り返す原因の2つ目は、産後ホルモンの影響です。
分娩時は「リラキシン」というホルモンにより、骨盤周辺の靭帯が緩み出産ができます。
このリラキシンは産後もある程度は出ていて、出産後2週間〜1ヶ月で落ち着くと言われています。
なので、その間は骨盤周辺の靭帯が緩んだ状態で、骨盤がグラグラなので腰痛やぎっくり腰を起こしやすい。
授乳、おむつ交換時の座り方
産後に腰痛やぎっくり腰を繰り返す原因の3つ目は、座り方です。
上記のように、出産後は骨盤がグラグラの状態です。
骨盤がグラグラで不安定な状態で、授乳やおむつ交換など繰り返し座ることが多いと、腰に負担がかかり腰痛を起こす原因になります。
特に、「横座り」や「立膝」の座り方は、骨盤や腰に負担がかかりやすいので、気をつけましょう。
産後の「腰痛」や「ぎっくり腰」の予防法
産後の腰痛やぎっくり腰を予防する方法は次の通り。
●産後の腰痛やぎっくり腰を予防する方法
- 円座を使う
- さらしを巻く
- ウォーキングする
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
円座を使う
産後腰痛の腰痛やぎっくり腰を予防する方法の1つ目は、円座を使うです。
円座を使うことで、座る時の骨盤や腰への負担が、軽減されます。
具体的には、座るときに、「仙骨(尾骨)」で座ると、ものすごく、骨盤や腰への負担がかかります。
円座を使うことで、仙骨が床に当たらない状態を作れるので、負担がかかりにくくなります。
なので、産後腰痛の腰痛やぎっくり腰を予防するには、円座を使うのがおすすめです。
▶︎関連記事:骨盤を立てる座り方
さらしを巻く
産後腰痛の腰痛やぎっくり腰を予防する方法の2つ目は、さらしを巻くです。
さらしを巻くことで、「骨盤が安定」します。
具体的には、骨盤を下から支えるように巻きます。
産後のコルセットは、あまりおすすめしません。
具体的には、産後の骨盤は、締め付け過ぎず、緩すぎず締めるのが大切です。
コルセットはゴムなので、締めると骨盤の動きまで、止めてしまいます。
また、腹巻タイプだと、緩すぎて、サポートになりません。
なので、さらしがおすすめです。
▶︎関連記事:妊婦さんに「さらし」がおすすめな理由と巻き方を解説
ウォーキングする
産後腰痛の腰痛やぎっくり腰を予防する方法の3つ目は、ウォーキングをするです。
具体的には、ゆっくりでいいので、リハビリとして30〜40分をウォーキングするようにしましょう。
週に3〜4回ほど、ウォーキングが出来るといいです。
お出かけ、お買い物、お散歩、保育園のお迎えなど、今まで車や自転車を使っていたところを、徒歩に変えるのもおすすめです。
産後の「腰痛」や「ぎっくり腰」を起こす原因と予防法(まとめ)
今回は、産後の「腰痛」や「ぎっくり腰」を起こす原因と予防法について、解説してきました。
●産後に腰痛が起きる原因
- 出産で骨盤を支えるじん帯が伸びて骨盤がグラグラ
- 産後ホルモンの影響
- 授乳、おむつ交換時の座り方
●産後の腰痛やぎっくり腰を予防する方法
- 円座を使う
- さらしを巻く
- ウォーキングする