- ぎっくり腰はどれぐらいで治る?
- どれぐらい仕事を休まないといけない?
- 若い人でもぎっくり腰になる?
こんな、お悩みありませんか?
ぎっくり腰が治るまでの期間は、次の通りです。
●ぎっくり腰が治るまでの期間
- ぎっくり腰が治るまでのおおよその期間は10日〜14日。
●ぎっくり腰の回復の経過予測
- 初日~3日:激痛
- 3日~:徐々に痛みが緩和
- 5日~:痛みはあるものの日常生活が可能に
- 10日~:痛みを感じることが減少
*経過予測の一例なので必ずしもこの通りではない。
「激痛はいつまで続く?」「いつになったら仕事に行ける?」など、色々な不安が少しでも解決できるように、分かりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。
\簡単 分かりやすい/
原因・対処法・ストレッチ
ぎっくり腰はどれぐらいで治る?
ぎっくり腰が治るまでの期間は、次の通りです。
- 初日〜3日:激痛
- 3日〜:徐々に痛み緩和
- 5日〜:痛みがありながらも日常生活は可能に
- 10日〜:痛みを感じることが減る
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
初日〜3日:激痛
ぎっくり腰を発症した初日から3日間は、激痛が起きます
この時期は、何をするのも痛いので、安静と冷却で過ごしましょう。
また、マッサージなどの施術を受けても、症状はあまり変わりません。
とにかく、安静にするようにしましょう。
▶︎関連記事:アイシングのやり方
▶︎関連記事:ぎっくり腰はマッサージで治る?
3日〜:徐々に痛み緩和
多くの場合、3日を過ぎると痛みが徐々に和らいできます。
夜間の睡眠時に、痛みで目が覚める回数も減少してきます。
この時期には、無理のない範囲で日常生活の動きを再開し、適度に身体を動かすしていきましょう。
5日〜:痛みがありながらも日常生活は可能に
5日を過ぎる頃には、まだ痛みがあるものの、洗面や靴下を履くなどの動作が可能となり、日常生活が徐々に取り戻せます。
初日に比べれば、随分と楽になりますが、一気に動いて、再発を起こしやすい時期でもあるので、注意しましょう。
10日〜:痛みを感じることが減る
10日を過ぎると、日常生活で痛みを感じる頻度がさらに減少します。
この時期に再発防止のため、ぎっくり腰の原因を見直し、適切な予防策を講じることが重要です。
ぎっくり腰は仕事を休むべき?
ぎっくり腰が発症した際、仕事を休むべきかどうかについては個々の状況によりますが、以下を目安としてください。
- 初日~3日:可能な限り安静にし、必要最低限の業務のみに抑える。
- 3日以降:様子を見ながら少しずつ復帰する。
- 5日目以降:無理のない範囲で通常業務を再開する。
無理をせず、自身の状態や仕事の状況に合わせて対応することが大切。
仕事によっては、なかなか休めない場面もあるとは思いますが、症状を長引かせないためにも休む方がいいでしょう。
中には、無理をして仕事に行ったが、「痛くて結局は何も出来なかった」とおっしゃられる方もおられます。
上記の日数は、あくまで目安ですので、その時の身体の状態、仕事状況などと照らし合わせて、くれぐれも無理をしないようにしましょう。
ぎっくり腰で仕事を休むときの伝え方
ぎっくり腰で、仕事を休むときのポイントをお伝えします。
詳細を伝える
どのような状況なのか詳細を伝えましょう。
例えば、「歩くたびに激痛が走る」「椅子から立ち上がるのに数秒かかる」など、状態の詳細を伝えることで理解を得られます。
ただし、詳細と言ってもダラダラと伝えると、言い訳っぽくなるので注意しましょう。
診断書を出す
整形外科や整骨院で診断書をもらい、職場に提出することで理解を得やすくなります。
ぎっくり腰が完治するのはどれぐらい?
上記でお話ししたように、おおよその痛みは10日ほどで軽減します。
しかし、大切なのは、ぎっくり腰になった本当の原因を見つけて対処することです。
例えば、30kgのお米を持ち上げた時に、ぎっくり腰になったとします。
上記の場合、「背骨のしなやかさの減少」「腰の深部筋肉の張り」「運動連鎖の乱れ」「仙腸関節の動き」などが想定されます。
「痛み」は日にちが経てば、ある程度は軽減しますが、「関節や筋肉の問題」は、日にちが経っても改善されません。
「ぎっくり腰は繰り返す」「ぎっくり腰は癖になる」と言われたりもしますが、「関節や筋肉の問題」が解決していなければ、繰り返し起こります。
なので、ぎっくり腰の完治は「痛みの消失」ではなく。「関節や筋肉の問題の改善」とい目安にして頂ければと思います。
というのも、
ぎっくり腰は本当に繰り返す方が多いですし、1〜3日の激痛は本当に辛いですし、1〜3日は施術をしてもほとんど痛みが軽減しないからです。
それならば、同じ過ちを繰り返さないように、根本的に対処しといた方がいいと私は思います。
ぎっくり腰の時の注意点
ぎっくり腰の時の注意点は、次の通りです。
- 飲酒NG
- 温めNG
- マッサージは優しく
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
飲酒NG
ぎっくり腰の時は、飲酒は控えましょう。
理由は、飲酒により症状が悪化することがあるから。
中には、「一口だけ」「1缶だけ」と言われる方もおられますが、量の問題ではありません。
ぎっくり腰で痛みが強い時のアルコールは控えるようにしましょう。
温めNG
ぎっくり腰の時に温めはNGです。
理由は、ぎっくり腰で強い痛みがある時は炎症が起きているから。
冬場で「冷えてぎっくり腰になった」という場合でも、痛みが強い時は、温めない方がいい。
▶︎関連記事:ぎっくり腰は冷やす?温める?
マッサージは優しく
ぎっくり腰でマッサージをするなら、優しくするようにしましょう。
痛みが強い時のマッサージは。症状を悪化する可能性があります。
また、マッサージの強さと症状の改善は比例しません。
なので、ぎっくり腰でマッサージをするなら超ソフトな施術にしましょう。
▶︎関連記事:ぎっくり腰にマッサージは逆効果?
ぎっくり腰の回復を早めるストレッチ
ぎっくり腰の回復を早めるストレッチは、次の通りです。
- ハイハイ
- 腰伸ばし運動
- ウォーキング
特に痛み強い時は、ハイハイから始めると効果的です。
それぞれの運動のやり方については、「ぎっくり腰の痛みをハイハイで軽減」の記事をご覧ください。
ぎっくり腰は若い人でもなる?
ぎっくり腰は若年層でも起こり得るため、運動不足や悪い姿勢を見直し、腰に負担をかけない生活習慣を心がけることが重要。
まとめ|どれぐらいで治る?
この記事では、「ぎっくり腰は何日で治る?」「仕事は何日休むべき?」「若い人でもなるの?」という疑問に対して、ぎっくり腰の回復期間・対処法・再発予防について整体師の視点から詳しく解説しました。
要点をまとめると、次の通りです。
- ぎっくり腰の回復目安は10〜14日。初日は激痛、3日目から徐々に回復、5日目から日常動作が可能に。
- 仕事は少なくとも3日間は安静に。無理すると悪化・再発のリスクが高まる。
- 飲酒・温め・強いマッサージはNG。冷却とやさしいケアが基本。
- 回復後は原因(関節の硬さ・筋肉の問題)を改善しないと再発しやすい
- 若い人でもぎっくり腰になる。運動不足・姿勢の悪さ・筋力低下が要因
つまり、ぎっくり腰は「安静→回復→再発予防」の3ステップが大事であり、単に痛みが引いた=完治ではなく、体の使い方や筋肉バランスの見直しが必要ということです。
「またぎっくり腰になったらどうしよう…」と不安な方は、今日から「正しい座り方・ストレッチ・体幹の使い方」を意識することから始めてみてください。
腰を守る生活習慣が、将来の健康を支えてくれます。
\簡単 分かりやすい/
原因・対処法・ストレッチ
この記事の執筆者
詳しいプロフィールはこちらをご覧ください→自己紹介