動くのも辛いぎっくり腰。大きな痛みはいつまで続くのだろうか?いつまで仕事を休まないといけないのだろうか?と不安に思う方もいるはず。
ぎっくり腰が回復する経過は次の通り。
●ぎっくり腰の回復の経過予測
- 初日〜3日:激痛。
- 3日〜:徐々に痛み緩和。
- 5日〜:痛みがありながらも日常生活は可能。
- 10日〜:痛みを感じることが減る。
*経過予測の一例なので必ずしもこの通りではない。
ほんの数分前まで何ともなかったのに、「ギック」となった瞬間から激痛が走る「ぎっくり腰」ですがある程度は日に日に良くなって来ます。
- 激痛はいつまで続く?
- ぎっくり腰はどのくらいで良くなる?
- いつから仕事をしてもいいのだろう?
この激痛は「いつまで続くのか?」、「いつになったら仕事に行けるのか?」など、色々な不安が少しでも解決できるようにわかりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。
どれくらいの期間で良くなる?
ぎっくり腰の回復の経過予測は次の通り。
●ぎっくり腰の回復の経過予測
- 初日〜3日:激痛
- 3日〜:徐々に痛み緩和
- 5日〜:痛みがありながらも日常生活は可能に
- 10日〜:痛みを感じることが減る
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
初日〜3日:激痛
ぎっくり腰を起こした初日〜3日ころまでは大きな痛みが出ます。
この期間は「激烈炎症期」といって、強い痛み続く時期。
激痛で動けない状態なら、無理に動かない方がいい。
▶︎関連記事:ぎっくり腰は温める?冷やす?
3日〜:徐々に痛み緩和
多くのぎっくり腰では3日を過ぎると、徐々に痛みが緩和に向かいます。
夜の睡眠も徐々に痛みで目が覚める回数が減ってきます。
様子を見ながら徐々に日常生活の動きをしていきましょう。
耐えられる痛みであれば、散歩などして身体を動かした方が早く回復します。
▶︎関連記事:軽いぎっくり腰の時にできる簡単な運動
5日〜:痛みがありながらも日常生活は可能に
5日を過ぎる頃には痛みがありながらも、日常生活はできるぐらいに回復してきます。
洗面、椅子から立ち上がる、靴下を履くなど、恐る恐るだけど徐々にできるようになってきます。
目安として5日ごろまでは仕事を休む、もしくは、無理をしないでいるとその後も順調に回復してきます。
詳しくは、後半で解説します。
10日〜:痛みを感じることが減る
10日を過ぎる頃になると日常生活で痛みを感じることは減ってきます。
ぎっくり腰になった原因を追求し、再発防止に取り組んでいきましょう。
いつから仕事をしてもいい?
ぎっくり腰になったときの悩みの一つが「いつから仕事に復帰できるのか?」。
これは、さまざまな要因があるので一概には言えないのですが、私の施術経験から目安をお伝えしていきますので参考になれば幸い。
どんな場合でも3日までは無理をせず、できる範囲の必要最低限の仕事にするようにしましょう。
3日を過ぎた頃から徐々に仕事に復帰し5日ごろで完全復帰を目安にしてください。
これはあくまで目安ですのでその時の身体の状態、仕事状況などと照らし合わせて、くれぐれも無理をしないようにしましょう。
ぎっくり腰が治るとは?
ぎっくり腰を改善していく中で大切なことがあります。
それは「ぎっくり腰が治る」とはどのような状態のことなのかを決めておくこと。
例えば、「痛みがでない」、「痛みが無くなった」を治ったとするならば、痛み止め飲んだり、コルセットを着けたりすることで、そのような状態を作ることができるから。
しかし、お薬であれば時間が過ぎればまた痛みを感じる。
コルセットであれば外すと痛みを感じる。
と言うように痛みを基準にすると、仕事に復帰するタイミングも更に迷いが出やすくなります。
例えば、「痛いながらも歩くことは出来る」とか、「痛くないけど前屈みは違和感があって動きにく」など。
痛みだけでなく身体の動きにも目を向けて今の状態を確認していくことで、更に詳しい身体の状態を把握できることができます。
身体の動きという目線を持つことで再発防止にも繋がります。
ぎっくり腰はどれくらいで良くなる?(まとめ)
今回は歩くのもツラいぎっくり腰はどのくらいの期間で良くなる?について解説してきました。
●ぎっくり腰はどのぐらいの期間で良くなる?
- 初日〜3日:激痛
- 3日〜:徐々に痛み緩和
- 5日〜:痛みがありながらも日常生活は可能に
- 10日〜:痛みを感じることが減る
●ぎっくり腰になったら、いつから仕事をしてもいい?
- 3日までは無理をしない。必要最低限に抑える。
- 3日過ぎから様子を見ながら徐々に。
- 5日ごろから完全復帰
●ぎっくり腰が治るとは?
- 痛みだけでなく、「身体の動き」という視点でも捉える