「ウォーキング」をしたら「膝」が痛くなったときの対処法

ウォーキングを始めたら、膝の痛みに悩まされることはありませんか?運動不足を解消しようと思ったのに、かえって膝が痛くなってしまうと不安になりますよね。

 

この記事では、ウォーキングによる膝痛の原因と対処法を詳しく解説します。適切なケアや靴選び、運動のポイントを押さえることで、膝に負担をかけずにウォーキングを楽しめるようになります。

 

本記事では、膝を痛めずにウォーキングを継続する方法について分かりやすく解説しますので、ぜひ、最後まで読んでください。

 

それでは、さっそくみていきましょう。

 

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ウォーキングをしたら膝が痛くなる原因

ウォーキング 膝痛 原因

 

ウォーキングをして膝が痛くなる原因は「オーバーワーク」です。

 

もう少し、分解して解説します。

 

身体が耐えられる運動量に対して、運動量が多すぎるためです。

 

イメージとしては、500mlのペットボトルに700mlの水を入れると容量オーバーになるようなものです。

 

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膝痛原因

 

ウォーキングで膝が痛くなったときの対処法

膝痛 ウォーキング 対処法

 

ウォーキングで膝が痛くなった時はどうしたらいいのか?

 

対処法について詳しくみていきましょう。

 

冷却

膝が痛いのは「膝に炎症」ができている可能性があります。

 

なので、冷却しましょう。

 

●冷却のやり方

  1. 氷のう(ビニール袋でも可)に氷と少量の水を入れる
  2. ①の氷水を3個用意する
  3. 膝のお皿を左右から挟む、膝裏の3ヶ所に氷みずを置いて冷却する
  4. 15〜20分ほど。
  5. 膝が腫れている場合は、30分休憩して再度、冷却を行う。1日に3〜5回ほどする

 

あかり
氷のうがないので、シップや冷えピタでもいいのかな?

 

しらひげ
シップや冷えピタは冷たい感覚がするけど、冷却効果はないよ。

靴を変える

膝が痛くなるのは、歩く時の衝撃が上手く緩和できていないから。

 

特に、これまでに膝を痛めたことがある人は、ウォーキングシューズを履くべきです。

 

そんな時におすすめなのが「ウォーキングシューズ」です。ウォーキングシューズは、その名の通り歩くために設計された靴です。クッション性が抜群で膝への負担を軽減してくれます。

 

特に今までで膝を痛めたことが、ある人はウォーキングシューズを履くべきです。

 

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ウォーキングの目安を決める

ウォーキングを始めるとなんとなくのコースで始める方が多い。すると、つい頑張りすぎて、オーバーワークになりがちです。

 

その時は調子が良く歩けてしまうとは思いますが、ウォーキングは継続することが大切です。まずは身体をならすことを優先して、少し物足りないぐらいの時間でウォーキングをしてみましょう。

 

ウォーキング頻度を減らす

こちらも同じく、オーバーワークぎみの方は注意ですね。膝が不安定な場合は1日おきに、少し改善したら2日に1回のペースで休みを入れましょう。

 

休みといっても、ウォーキング以外の運動方法もあるので上手に組み合わせましょう。

 

ウォーキングの前後に体操をする

ところで、ウォーキングの前に準備運動をしていますか?ウォーキングはあまりにも当たり前の動きなので、運動として捉えずいきなりはじめる方がいます。

 

しっかりと準備運動をしてから、ウォーキングするようにしましょう。おすすめは「ラジオ体操」です。

 

トランポリンで運動する

膝は痛いけど運動はしたいという方に、おすすめなのがトランポリンです。

 

その理由は、膝への負担が少ないためです。

 

具体的には、トランポリンは着地時の衝撃が、バネで緩和されているので膝にかかる負担は少ない。

 

例えばつま先はマットから離さない状態で、上下に動くと身体は浮いていないので体への衝撃は少ない。

 

しかし、脚の筋肉は使うため、運動効果はあります。デメリットとしてはマンションだと、下の部屋の方への騒音は注意が必要。

 

水中ウォーキングで運動する

水中ウォーキングも膝への負担が少なく、運動効果があるのでおすすめです。

 

水中ウォーキングを取り入れる場合は、期間を決めて行いましょう。

 

水中ウォーキングは「膝に負荷をかけない運動」なので地上での運動を再開すると、また膝に痛みが出る可能性があります。

 

なので水中ウォーキングは期間を決めて、膝の痛みが強い時だけにしておきましょう。

 

あかり
え‼︎水中ウォーキングで脚の筋肉をつけたら、膝の痛みも改善するんじゃないの?

 

しらひげ
水中ウォーキングで着く筋肉は、水の中で動ける筋肉であって歩くための筋肉ではないよね。

 

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ウォーキングで膝が痛い時はサポーターをしていい?

ウォーキングで膝が痛い時はサポーターをしていい?

 

膝が痛くてもサポーターはつけない方がいい。

 

理由はサポーターをつけると、サポーターをつけた状態でしか動けなくなるためです。

 

具体的にはサポーターの本来の目的は患部を動かしてはいけない時に、負担をかけないためにつけるのが本来の使い方です。例えば、骨折や手術後などですね。

 

ウォーキングで痛めた場合はサポーターをつけて動くぐらいなら、一旦、運動をストップして回復させた方がいいでしょう。もし、つけるなら期限を決めてつけるのがいいでしょう。

 

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ウォーキングで膝が痛くなったときの対処法(まとめ)

 

今回は、ウォーキングによる膝の痛みの原因と対処法について解説しました。

 

⚫️ポイント

  • 膝が痛くなる原因:運動量が身体の許容範囲を超える「オーバーワーク」が主な要因
  • 適切なケア方法:冷却やウォーキングシューズの見直しで膝への負担を軽減
  • 運動量の調整:時間や頻度をコントロールして無理のないペースを保つ
  • 準備運動の重要性:ウォーキング前後のストレッチで膝の負担を軽くする
  • 代替運動の活用:トランポリンや水中ウォーキングで膝を守りながら運動を継続

 

膝の痛みを防ぐためには、自分に合った運動量を見極め、適切なケアを行うことが大切です。本記事を参考に、膝にやさしいウォーキング習慣を身につけましょう。