- 整骨院にはどんな服装で行けばいい?
- 整骨院に行く時の服装選びの注意点は?
- 服装で施術効果は変わる?
今回は、こんなお悩みを解決していきます。
整骨院に行くときのおすすめの服装は次の通りです。
●整骨院に行くときのおすすめ服装
- Tシャツ
- スエット(ジャージ)
施術中に動きやすく、先生も身体の動きを確認しやすいため、スムーズに施術を受けられます。
逆に、ジーンズやスカート、金属がついた服は避けましょう。
この記事では、整体師としての視点から、整骨院に行くときの「おすすめの服装」「NG服装」「よくある質問」まで、分かりやすく解説しています。
服装の疑問を解決して、安心して整骨院に行けるようサポートしますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。
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まえおき
このページでご紹介している「整骨院に行くときの服装」は、あくまで参考です。
また、ケガの手当てだけなのか、保険外施術で体全体を診るのかでも条件が異なります。
整骨院の公式HPなどで施術スタイルを確認しつつ、服装の参考にしてください。
▶︎関連記事:整骨院と整体院の違い
整骨院に行くときの服装
整骨院に行くときはどんな服装がいいのか、詳しく見ていきましょう。
ケガで行く場合の服装
捻挫や打撲など怪我の手当てで整骨院に行く場合は、少し広い範囲で「患部が出る」服装がおすすめ。
例えば、足首の捻挫であれば足首から膝下あたりまで、ズボンの裾が上がるような服装であればOK。
スキニーパンツなどズボンの裾が狭く、くるぶしがギリギリ出るようなズボンは十分な固定ができないので避ける方がいいでしょう。
上半身などは特に診ないのでどんな服装でも構いません。
慢性症状でいく場合の服装
慢性症状で整骨院に行くときの服装は全身動きやすい服装がおすすめ。
なぜなら、慢性症状の場合は症状が出ているところ以外のところに原因があることが多いから。
実際に、どんな服装がいいのか詳しく見ていきましょう。
Tシャツ
上半身は「Tシャツ」がおすすめ。
例えば、前屈や後屈の動きをしたときにTシャツであれば服による制限がかからず、しっかりとした動きがでるので、施術者側も動きの確認がしやすくおすすめ。
また、ストレッチなど体を動かす施術もスムーズに行えます。
「半袖、長袖のどちらが良いのか?」という質問に対しての回答は、「肩関節」や」ひじ」に症状が無いのであればどちらでも大丈夫。
肩関節に症状がある方は半袖の方が適しています。
スエット(ジャージ)
下半身はスエットやジャージがおすすめです。
例えば、ジーンズで「しゃがむ動きの確認をしたときに生地が伸びずに動きに制限が出ているのか?」「膝や股関節に問題があって動きに制限が出ているのか?」が分かりにくい時があります。
スエットやジャージであれば、生地に制限されることなくしっかりと動きが診れるのでおすすめ。
ハーフパンツや短パンもOK。
整骨院|服装選びで気をつけること
整骨院に行くときに避けたい服装は、次の通りです。
- タートルネックやパーカー
- 金具やビーズなどの装飾が多い服
- 生地が分厚い服
- タンクトップ、ジーンズ、スカート、ワンピース
- 着圧下着、ガードル、ボディースーツ
- タイツ、パンスト、レッグウォーマー
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
タートルネック・パーカー
タートルネック・パーカーは、首や肩の動きを診るのに、邪魔になるので避ける方がいいでしょう。
症状が、腰や股関節であっても、初診では根本原因を探すために、身体全体の動きを診る先生もいるので、首・肩以外の症状でも、初回はタートルネック・パーカーを避ける方がいいでしょう。
金具やビーズなどの装飾が多い服
整骨院・整体院では、検査・施術で「体を動かす」「服の上から触る」ことが、たくさんあります。
服に金具やビーズなどの装飾が多いと、しかりと診ることが出来ません。
なので、金具やビーズなどの装飾が多い服は避ける方がいいでしょう。
生地が分厚い服
生地が分厚いと、触診で服の上から触る時に、状態把握が難しくなります。
最近は、ヒートテックのように薄くても暖かい服があるので、そのような服装をして頂けると、施術者としては嬉しいです。
タンクトップ、ジーンズ、スカート、ワンピース
タンクトップ:男性OK。女性は脇や胸が見えることもあるので、避ける方がいい。
ジーンズ:上記の生地が分厚いと同じ。
スカート・ワンピース:ストレッチで足を動かすこともあるので、避ける方がいい。
着圧下着、ガードル、ボディースーツ
着圧下着、ガードル、ボディースーツは、体の動きに制限がかかり、本来の体の動きが分かりにくいので、避ける方がいい。
タイツ、パンスト、レッグウォーマー
タイツ、パンストは、上記と同じように、本来の体の動きが分かりにくいので、避ける方がいい。
レッグウォーマーは生地が分厚いと同じです。
整骨院に行く時の服装以外の注意点
整骨院に行く時の服装以外の注意点は、次の通りです。
- ネックレスやピアスは外しておく
- 時計やブレスレットを外す
- 髪の毛は束ねておく
体位変換や施術の妨げになるアクセサリー類は、あらかじめ外しておくのが良いでしょう。
整骨院に行く時はメイクはそのままで大丈夫?
整骨院に行く時に、メイクはそのままでも大丈夫です。
ここで、メイクに関する注意点をお伝えさせて頂きます。
整骨院では、「うつ伏せ」で施術をする場合がたくさんあります。
うつ伏せになった時に、顔・おでこが枕やベットに付くようにしましょう。
中には、「ケイクが崩れる」「タオルを汚してしまう」という理由で、顔を上げた状態、もしくは、首を捻って横向きにで施術を受けられる方がおられます。
お気持ちは、十分にわかりますが、うつ伏せで顔を上げた状態や横向きだと、肩や背中に力が入った状態で、十分な施術効果を得られない場合があります。
なので、整骨院に行く時に、メイクはそのままでも大丈夫ですが、施術中の体勢でメイクをかばうような体勢は避ける方がいいでしょう。
服装で整骨院の施術効果が変わる?
服装による施術効果の違いは、前置きでもお話ししたように、患者さんの症状や施術者の施術方針によって大きく変わるため、ケースバイケースです。
ここでは、あくまで「私の施術の場合」という前提でお話しさせていただきます。
私の場合、服装によって施術効果に差が出ることがあります。
理由は、大きく2つあります。
まず1つ目は、体の状態や原因を「体の動き」から紐解いているからです。
例えば、体を動かす際、服装によって関節の可動域が制限されてしまうと、正確な動きを把握することができません。
2つ目は、施術時に患者さんの「ポジションがしっかり取れない」からです。
例えば、股関節を曲げた状態で施術を行う際、ジーンズのように伸縮性のない服装だと、しっかりと股関節が曲がらず、施術効果が十分に発揮できない場合があります。
このように、私の場合は服装によって施術効果が変わることがあるため、必要に応じて患者さんに服装の説明をし、着替えていただくこともあります。
鍼灸院に行く時の服装
鍼灸院では、鍼・お灸など、直接、肌に施術をするので、肌が出やすい服装がいいです。
●男性
- Tシャツ
- ハーフパンツ
女性
- Tシャツ(キャミソール)
- ハーフパンツ
整骨院の服装以外の注意点で、お話ししたように、ネックレスやピヤスは外しておきましょう。
鍼灸院ではブラジャーは外す?
これは、ケースバイケースです。
首・肩・背中が痛くて、鍼灸院に行く場合は、背中に施術をする先生がほとんどです。
この場合、ブラジャーが邪魔になり外す先生もいるでしょう。
また、自律神経、内臓系の症状の場合も背中に施術をすることがあるので、ブラジャーを外す先生もいるでしょう。
もし、気になる場合は、施術前に確認をしたり、女性の施術者を選ぶといいでしょう。
整骨院に行く時の服装 Q&A
整骨院に行く時の服装について、よくある質問についてお答えしていきます。
Q,着替えを貸してもらえますか?
A,直接、整骨院に聞いてみてください。最近は、ほとんどの院が用意していますが中には用意されていない院もあります。
Q,着替える場所はありますか?
A,直接、整骨院に聞いてみてください。HPで「院内風景」などで、カーテンがあるところは着替えスペースが確保できます。
しかし、マンションの一室でされている一人整体院のようなスタイルの院では衝立で仕切っているだけのところもあります。
Q,冷えやすいので靴下を履いたままでも良いですか?
A,はい。履いたまま施術を受けて頂けます。お体の状態を診させて頂くときに足裏を診ることもあるので、脱ぎやすい靴下をお願いします。
なので着圧靴下やパンストは、避けて頂いた方が無難。
整骨院に行くときの服装(まとめ)
今回は整骨院に行く時の服装について解説しました。
●本記事のまとめ
- ケガの場合:患部が出せる服装がおすすめ。
- 慢性症状の場合:Tシャツとスウェットが最適。
- 避けるべき服装:ジーンズや着圧下着、金属装飾のある服など。
はじめて整骨院に行かれる方はどんなことをするのか分からないと思いますし、先生の施術スタイルによっても大きく変わります。
だからこそ服装も迷いますよね。
なので、おすすめの服装がどんな症状、施術スタイルでも、問題なく施術が受けられるはずですので、ぜひ参考にしてみてください。
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