今すぐ出来る「腰に負担をかけない座り方」(仙骨座りは注意)

  • 2022年12月4日
  • 2024年10月10日
  • 腰痛

腰に負担をかけないようにするには座り方が大切。骨盤を立てたらいいと言われるがよく分からないとお悩みの方もいるはず。

 

骨盤に負担をかけない座り方は次の通り。

 

●骨盤に負担をかけない座り方

  • 仙骨座りは要注意
  • 坐骨で座る
  • 足裏は床につける
  • 内股にする

 

正しく座ると言うと「背中を伸ばす」イメージかもしれませんが、実は身体の土台である「骨盤」を意識することで簡単に正しく座ることができます。

 

座り方を変えるだけで股関節や腰痛などの症状も症状がグーンと良くなる方もいます。

 

骨盤に負担をかけない正しい座り方について、分かりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。

 

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

緑橋 しらひげ鍼灸整骨院

 

腰に負担をかけない座り方

腰に負担をかけない座り方

 

腰に負担をかけない座り方について詳しく見ていきましょう。

 

骨盤を立てる

骨盤を立てると腰が軽く反り背筋が伸びる。

 

骨盤を立てるには坐骨で座るといい。

 

坐骨は座ったときに左右のお尻の下で触れる骨。坐骨は骨盤の中でも坐骨は比較的に丈夫な造りになっているので体重を支えることができます。

 

お尻がずり落ちて「尾骨」で座ると腰に負担がかかるので注意。

 

正しく座る

 

 

足裏は床につける

足裏を床につけると背中の筋肉に力が入りやすくなる。背中の筋肉に力が入ると姿勢が保ちやすく疲れにくい。

 

例えば、次のような座り方には注意。

 

●注意

  • つま先立になっている。
  • イスのキャスターに足を乗せている。
  • 脚を伸ばしてかかとだけついてる。

 

座り方 足の位置

内股にする

脚を内股にすると骨盤が立ちやすくなる。これは身体の連動した動きの仕組み。脚を内股にして「猫背」で座るのは背中がキツイですよ。

 

座り方 脚

 

床座りは骨盤に負担がかかる

腰に負担をかける 床座り

 

床座りは骨盤に負担をかけるので注意しましょう。

 

なぜなら、床座りは骨盤が後ろに倒れた状態になり腰に負担がかかるから。

 

床座りには次のようなものがあります。

 

●床座りの種類

  • 長座
  • あぐら
  • 立膝
  • 横すわり
  • 脚を組んで座る

 

それぞれ、見ていきましょう。

 

長座

長座とは「足を前に投げ出した座り方」のこと。長座は腰が曲がった姿勢になり腰や骨盤にもの凄く負担がかか流ので注意。

 

「座イス」も長座にな流ので同じく腰や骨盤に負担がかかる。

 

あぐら

あぐらで座ると「骨盤が後傾」する。骨盤が後傾すると腰で体を支えている座り方になるので腰痛の原因になる。

 

あぐら姿勢

 

立膝

立膝もあぐらと同じように骨盤が後継して腰で支える座り方になるので注意。

 

また、立膝は尾骨が床に当たる座り方になる。尾骨が床に当たると仙腸関節炎を起こしやすくなるので気をつけましょう。

 

産後ママさんが授乳時に「立膝仙骨座り」になる方が多いので注意しましょう。

 

腰を悪くする座り方 立膝

 

横座り

横坐りは股関節足首のレールが歪む原因になる。

 

例えば、股関節や足首のレールが歪んだ状態で歩くと骨盤身体の歪みを作る原因になります。なので、床に座るときの横座りは気をつけましょう。

 

【腰を悪くする座り方 横すわり

 

脚を組んで座る

床座りではないが良くない座り方てアット的に多いのが脚を組んで座る。

 

ついつい脚を組んでしまう方は、脚を組むことが習慣化しています。先ずは意識をして組まないようにしましょう。

 

よくある質問で左右交互に組み替えてもバランスが取れる訳ではありませんので注意しましょう。脚を組むことで腰痛股関節痛猫背など、さまざまな症状の原因になるので注意しましょう。

 

▶︎参考動画:本当に大丈夫?左右脚を組み替えていますから・・・

 

腰を悪くする座り方 脚を組む

 

床に座るときはどんな座り方がいいの?

 

床に座るときにおすすめは「正座」。

 

理由は骨盤が立った状態で腰に負担がかからないから。

 

膝が痛くて正座が出来ないという方は正座椅子もおすすめ。他には円座を使うと床に座っても骨盤にかかる負担は軽減されます。

 

乗り物は骨盤の敵?

 

現在は乗り物が発達し便利になりましたが、骨盤には負担がかかるので注意しましょう。

 

日常生活でよくある乗り物は次の4つ。

 

●乗り物は骨盤に負担がかかる

  • 自転車
  • バイク
  • 仕事での乗り物

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

自転車

自転車のサドルは仙骨で座るので骨盤を傷めます。ちなみに自転車こぎは太ももの筋肉を使ってダイエット効果はありますが、骨盤はほとんど動かさないのでウオーキングの変わりにはなりません。

 

▶︎参考記事変形性股関節症に自転車こぎは効果的?

 

バイク

バイクはエンジンの振動路面の段差の衝撃が骨盤に負担をかけています。あと意外と多いのがバイクに乗られている方は転倒した経験があると、その時の衝撃で骨盤を悪くしてい方も多い。

 

車は仙骨が圧迫されやすい姿勢で座ります。その状態でエンジンや路面の衝撃を受けるので、頻繁に乗る方や長距離を乗られる方は骨盤への負担が大きい。

 

仕事での乗り物

お仕事で乗り物に乗られる方は、長年、長時間にわたって骨盤を刺激していることになるので骨盤の傷みが大きい。

 

●仕事での乗り物

  • バス
  • タクシー
  • トラック
  • 電車運転士
  • 現場重機
  • 飛行機

 

エンジンが大きいと振動が大きく骨盤が揺らされてグラグラになりやすい。また衝撃が大きいものも骨盤を傷める原因になります。

 

腰に負担をかけない座り方(まとめ)

 

今回は腰に負担をかけない座り方について解説してきました。

 

⚫️まとめ

  • 仙骨座りは骨盤に負担をかけるので要注意。
  • 内股にして、足裏は床につけると骨盤が立つ姿勢を保ちやすい。
  • 長座、あぐら、立膝などは骨盤に負担をかけるので避ける。
  • 自転車、バイク、車など乗り物も骨盤に負担をかける。

 

座り方を少し意識するだけで腰にかかる負担は違います。

 

ぜひ、やってみて下さい。