- 坐骨神経痛があるときは運動してもいい?
- どんな運動をしたらいい?
坐骨神経痛のときの運動については次の通り。
●坐骨神経痛のときの運動
坐骨神経痛の運動は、状態、状況にによります。
痛みや症状が強い場合は、無理に運動せず、ある程度、痛みや症状が軽減すのを待ちましょう。
また、運動をして症状が強くなる場合も、運動は控えましょう。
痛みや症状が弱い場合は、様子のみながら徐々に運動をしてみましょう。
運動して症状が軽減する場合は運動を継続し、悪化する場合は、運動は控えましょう。
おすすめの運動はウォーキングとラジオ体操、ストレッチです。
坐骨神経痛の症状が強い場合は、無理に運動は無理に運動をしない方がいいですが、安静にし過ぎることで、筋力低下や動けない身体なることもあります。
なので、どんな場合は運動をした方がいいのか?しない方がいいのかの目安が持てるように、整体歴25年の私が、分かりやすく解説していきますねので、ぜひ、最後まで読んでください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
坐骨神経痛で運動をしない方がいい場合
坐骨神経痛で運動をしない方がいい場合は、次の通りです。
●坐骨神経痛で運動をしない方がいい場合
- 痛みや症状が強い場合。
- 運動をすると症状が悪化する。
痛みや症状が強く出て1週間以上続く場合は、椎間板ヘルニアなど、腰で神経を刺激している可能性があるのいで無理に運動しない方がいい。
原因を把握するためにも、整形外科でレントゲン検査などを受けるのがいいでしょう。
坐骨神経痛で運動をしてもいい場合
坐骨神経痛で運動をする方がいい場合は、次の通りです。
●坐骨神経痛で運動をする方がいい場合
- 痛みや症状が弱い場合。
- 運動をすると症状が軽減する。
運動して症状が軽減する場合は、運動不足が原因になっている可能性があるので、無理のない範囲で運動をする方がいい。
この場合、短期間で強度の強い運動を、たくさんしても早く改善するわけではないので徐々に運動をしていきましょう。
はじめのうちは、少し物足りないぐらいでも十分。
ゆっくりと、体を動かすことが大切です。
坐骨神経痛で運動をしないデメリット
ここまで読んで頂き運動を控えないといけない場合を、ご理解して頂けた上で運動をしないデメリットを見ていきましょう。
運動しないことで、筋力や体力の低下が起こります。
すると、さらに坐骨神経を起こしやすい状態になったり、体力が落ちると少し動くだけで疲れたりして、やはり身体に負担がかかります。
なので、無理は良くないですが、必要以上に安静にし過ぎないようにも、注意しましょう。
坐骨神経痛のときにおすすめの運動
坐骨神経痛のときにおすすめの運動は、次の通りです。
●坐骨神経痛のときにおすすめの運動
- ウォーキング
- ラジオ体操
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
ウォーキング
坐骨神経痛のときにおすすめの運動1つ目は、「ウォーキング」です。
ウォーキングは無理なくできる運動で、体への負担も少なく、誰でもできる運動です。
ウォーキングは、坐骨神経痛だけでなく、腰痛、股関節痛など、さまざまな症状を、改善するカギになる運動です。
ウォーキングのやり方については、ウォーキングの「やり方」と「注意点」について解説の記事をご覧ください。
▶︎関連記事:股関節痛があるときは歩いてもいい?安静にした方がいい?
ラジオ体操
坐骨神経痛のときにおすすめの運動2つ目は、「ラジオ体操」です。
ラジオ体操は、「全身運動」、「動的ストレッチ」という点でおすすめです。
動的ストレッチは身体の動きを出すような目的で用いられる、運動前の準備体操としても使われる運動。
それに対してゆっくりと筋肉を伸ばす、いわゆる「柔軟体操」は運動後のクールダウンとして用いられる運動。
▶︎関連記事:股関節のストレッチをするときの注意点とデメリット
坐骨神経痛を改善するには座り方も重要
坐骨神経痛を改善するには、座り方も重要です。
昔に比べ、現在の生活スタイルでは、座る時間も長くなり、良くない座り方を続けることで、坐骨神経痛を起こしやすい状態を作っていることもあるからです。
▶︎関連記事:股関節に負担をかけない座り方
坐骨神経痛の時に「運動」をしてもいい?(まとめ)
今回は、坐骨神経痛のときの「運動」について、解説してきました。
●坐骨神経痛で運動をしない方がいい場合
- 痛みや症状が強い場合。
- 運動をすると症状が悪化する。
●坐骨神経痛で運動をする方がいい場合
- 痛みや症状が弱い場合。
- 運動をすると症状が軽減する。
●運動しないデメリット
- 筋力低下、体力の低下
- 症状をくり返す原因にもなる
●坐骨神経痛のときにおすすめの運動
- ウォーキング
- ラジオ体操
●坐骨神経痛を改善するには座り方も重要