- 坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアって何が違うの?
- 坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアの違いを見分けるポイントは?
- ヘルニアって手術をしないといけない?
坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアは、どちらとも脚に「シビレ」や「痛み」の症状が現れます。
正確には、MRIの精密検査をして腰骨や椎間板の状態を、確認しないといけないと言うことを前置きにします。
●坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアの違いを見分けるポイント
- しびれや痛みの感じ方
- 年齢
- 寝て脚を上げる
- 楽になる姿勢
ある日、突然、「脚にしびれ」が現れると、これは「腰のヘルニア」かな?ヘルニアって、手術をしないといけないのかな?
と心配になりますよね。
そんな時の不安が、少しでも減るように、整体歴25年の私が、分かりやすく解説していきますので、ぜひ、最後まで読んでください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
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しびれや痛みの感じ方
坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアでは、しびれや痛みの感じ方に、違いがあります。
具体的には、坐骨神経痛では痛みや痺れが、不定期に現れるのに対して、腰椎間板ヘルニアでは常に痛みや痺れがあります。
特に腰椎間板ヘルニアでは座っているときも、寝ている時も常に症状があります。常に痛みや痺れがある場合は、腰椎間板ヘルニアを疑って見ましょう。
年齢
坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアを見分けるポイントに、年齢があります。
具体的には、椎間板というのはゼリーのように「ぷにゅぷにゅ」しています。
これば、水分が潤っているからです。しかし、年齢が過ぎると身体の水分が減少し、椎間板はゼリーから高野豆腐のようにカチカチになっていきます。高野豆腐のようにカチカチの状態では、椎間板が飛び出ることは少なくなります。
つまり、腰椎間板ヘルニアは若い世代に多いということです。私の経験上、10〜30代はヘルニアを起こしやすい傾向があります。
寝て脚を上げる
坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアを見分けるポイントに寝て脚を上げる方法があります。これは、MRIなどの機械を使わずに、外から見分ける検査方法として病院内でも行われます。
●やり方
- 仰向けに寝る。
- 症状がある方の脚を、膝を伸ばしたまま上げる。
- 角度は70°ほどで症状が強くなればヘルニアを疑う
楽になる姿勢
坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアを見分けるポイントに、楽になる姿勢があります。
座っていると楽、歩くと痺れが出てくる、少し休むんだり前屈みになると楽になる。
この場合は、坐骨神経痛でも腰椎間板ヘルニアでも無く、脊柱管狭窄症の可能性があります。
脊柱管狭窄症は60歳以降に多い傾向です。
見分けるポイントの補足
ここまで、読んで頂いていかがでしたか?
今の症状が、坐骨神経痛なのか、腰椎間板ヘルニアなのか少しは見分けがつきましたか?
補足になりますがここでの解説は、自己判断するものではなく、あくまで専門医にかかるまでの不安を、少しでも軽減していただければと思って書いています。
なので、症状があるのであれば、早めに医療機関を受診して下さい。
坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの違いは?(まとめ)
今回は、坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアの違いって?見分ける4つのポイントについて、解説してきました。
●坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアの違いを見分ける4つのポイント
- しびれや痛みの感じ方
- 年齢
- 寝て脚を上げる
- 楽になる姿勢