- 腰から脚にかけて痛い原因は何だろう?
- 腰と足にはどんな関係があるのだろう?
- 腰から足にかけての痛みはどうすればいい?
今回はこんなお悩みを解決していきます。
腰から脚にかけての痛みの原因は次のようなものがあります。
- 股関節が原因
- 坐骨神経痛が原因
- 仙腸関節が原因
ということで、今回は腰から脚の痛みの原因について解説します。
同じ腰から脚にかけて痛みでも原因はさまざまです。
腰から脚にかけて痛みの原因や特徴、対処法について分かりやすく解説しますので、ぜひ、最後まで読んでください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
腰から足にかけての痛みの原因
腰から脚にかけての痛みの原因は次のようなものがあります。
- 股関節が原因
- 坐骨神経痛が原因
- 仙腸関節が原因
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
腰から足にかけての痛みの原因が「股関節症」の場合
股関節に問題がある場合、足の前側、内側の付け根に症状が現れます。
椅子から立ち上がる時、しゃがむ時、長時間歩いていると痛くなるなど、動き始めや動いている時に症状が現れるのが特徴。
腰痛との関係は、動くときに、腰と股関節は連動して動きます。
具体的には、床に落ちた物を拾うときに腰が痛いと腰を曲げずに、股関節を曲げてかがんだりしますよね。
すると、股関節に負担がかかり症状を起こしてしまいます。
対処法は、腰も股関節、どちらも関節の動きを、良くすることが重要です。
ウオーキングや体操で、しっかりと動かしましょう。
腰から足にかけての痛みの原因が「坐骨神経痛」の場合
坐骨神経痛の場合は、お尻の下、太ももの裏側のお尻の付け根あたりに症状が現れます。
鈍い痛みやシビレがあり、不規則に症状が現れます。
腰痛との関係は坐骨神経痛は、お尻や足に症状が現れるが、原因は「腰」にあります。
腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、分離症、背骨の歪みなどにより、神経を刺激することで症状が現れます。
対処法は腰骨がどのような状態かは、病院でレントゲン、MRI検査を受ければ明確になります。
腰の状態を把握した上で、腰に負担をかけないように、座り方や仕事、日常生活での身体の使い方などを改善しましょう。
具体的には、座っているときに、腰ではなく、骨盤で座るようにしましょう。
このように、腰に負担をかけないことが大切です。
腰から足にかけての痛みの原因が「仙腸関節炎」の場合
仙腸関節炎の場合は、ウエストの下あたりに、刺すような痛み、電気が走るような痛みがあります。
関節のところで、痛みを起こしているので、体を動かすと激痛が走ります。
症状が強いと、腰が伸ばせない状態になったりもします。
●仙腸関節の場所
腰痛との関係は仙腸関節は、骨盤に当たる部分なのです。
つまり、身体の動き全体に、影響を及ぼします。
ギックリ腰、慢性腰痛など、ほとんどの腰痛は、仙腸関節に問題があることが多いです。
電気が走るような強い痛みがあると、お尻、足の方にまで響きますが神経痛ではありません。
どんな時に、どの場所に、どんな痛みが出ているかを、把握して神経痛との区別が大切ですね。
対処法は、仙腸関節炎は、レントゲン検査ではっきりと、分かるものではありません。
関節での炎症なので、氷みずで冷やすのがおすすめです。
コルセットでウエストの辺りを締めると、腰が安定して痛みも軽減しますが、継続的にコルセットを使うと手放せなくなるので、コルセットを着ける場合は、期間を決めて装着するようにしましょう。
【腰から足にかけての痛み】について解説(まとめ)
今回は、腰から足にかけての痛みについて解説しました。
腰から脚にかけての症状の元々の原因は「腰」にあります。
それは、腰で神経を刺激して脚の方に影響が出ているもの、腰の痛みが脚の方まで響いているもの、腰をかばってお尻が脚に負担をかけているものなどがあります。
先ずは、腰がどのような状態なのかを、病院で検査を受けてしっかりと、把握することが大切です。
その結果を踏まえて、各症状に向けて対策をしていきましょう。