股関節が痛い。でも整骨院や整体院で診てもらうのは、部位的にどうしても恥ずかしさがある…。
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
実際に来院される患者さんからも「診てもらうのが恥ずかしくて悩んでいました」という声をよく耳にします。
しかし、方法を工夫すれば恥ずかしさを軽減しながら、安心して施術を受けることができます。
●ポイント
1. 付き添いや女性施術者を活用すれば、恥ずかしさを軽減して施術を受けやすくなる。
2. 事前に相談だけの来院も可能で、施術内容や患部の露出について確認できる。
3. マッサージや電気治療が苦手な場合は、代替施術をお願いすることができる。
4. 予約制・一人施術者の院を選ぶことで、他人の目を気にせず施術を受けられる。
5. 服装や院の選び方に工夫をすれば、安心して通院でき、早期改善につながる。
この記事では、恥ずかしさを感じる方に向けて、整骨院での股関節施術に対する対処法を詳しく解説します。
症状を我慢して悪化させないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
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整骨院で股関節施術を受けるのが恥ずかしいときの対処法
整骨院で股関節の施術を受けるのが恥ずかしい時の対処法について詳しく見ていきましょう。
付き添いに来てもらう
施術室で先生と1対1だと恥ずかしいかもしれませんが、ご家族や友人など、どなたか一緒にいてもらうことで安心できます。
「大人になって付き添い?」と思うかも知れませんが、全く心配はいりません。
当院も初回は患者さんと一緒に付き添いの方が、来られることもたくさんあります。
また施術者側の意見として付き添いの方が一緒に来て頂けることで、患者さん本人が気づいてない、クセや習慣などが聞けることもあり施術を進めやすく歓迎。
もし先生と1対1で恥ずかしいと思われる方は、付き添いの方と一緒に整骨院を訪ねてみて下さい。
女性の施術者をしてもらう
女性の施術者であれば恥ずかしさは軽減するのでは、ないでしょうか。
整骨院で女性の施術者で独立されている方はやはり少なくなるので、整体院も視野に入れて探すと見つけやすいでしょう。
また施術スタッフで女性がいる院であれば、電話で問い合わせて女性施術者が担当してくれるか確認するのもいいでしょう。
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相談に行く
股関節は患部を出すことが難しい場所だけに、どんな施術をするのか分からず不安に感じる方もいると思います。
そんな方は直接整骨院に行って先生に話を聞いてみましょう。
そして、どんな症状なのか?を伝えて「どんな施術をするのか?」「患部はどこまで出すのか?」など、不安なところを聞いてみましょう。
いわゆる、施術前の「問診」「説明」のところまで。
事前に施術は受けなくて「問診」や「説明」のところまでで一度、考えたい旨を伝えておけば、それ以上の施術には進みません。
もし、不安であれば上記で説明した付き添いの方に一緒に来てもらうのもいいでしょう。
相談の場合、玄関や受付で「ちょっと聞きたいのですが・・・」と話しをするよりも、施術枠として時間を確保して頂きしっかりと話しを聞く方がいいでしょう。
ここで「施術を受けないのに、料金はかかるの?」と疑問に思うかもしれませんが、やはり、施術枠として時間をとって頂いているので料金が発生するのが通常。
最近では「初回お試し施術」と言って施術体験ができるところもあるので、お試しコースを相談として使うのも一つの方法。
マッサージや電気以外の施術をお願いする
股関節の施術でマッサージするなら「お尻」や「内股」を触られる可能があります。
また電気をする場合は直接患部に当てることになります。
なので上記で解説した施術前の問診や説明時に、マッサージや電気以外の施術方法をお願いしましょう。
もし「マッサージや電気もしないといけない」と言われたのなら他の院を探すのも一つの方法。
鍼施術も同様に患部を出すことになるので、鍼施術も外してもらうようにお願いしましょう。
「マッサージや電気、鍼をしなくても良くなるの?」と思うかも知れませんが、患者の体の状態と先生の技術力によるので個人差があります。
予約制の一人院を選ぶ
先生に股関節周辺をマッサージされたり電気を付けられるのは平気だが、他の患者さんにみられるのが恥ずかしい方は予約制の一人院を選びましょう。
予約制でも複数人の先生がいれば、他の患者さんがいることもあります。
また先生は一人だけど予約制でなければ、突然、他の患者さんが来られることもあります。
なので他の患者さんに股関節施術しているところを見られるのが恥ずかしい人は、予約制の一人院を選ぶのがおすすめ。
動きやすい服装でいく
ジーンズやスキニーパンツなど体の動きが分かりにくい服装だとその場で着替えて頂くこともあります。
例えばしゃがむ動作の時に「股関節がうまく動いていなくてしゃがめないのか?」「ジーンズが硬くでしゃがみにくいのか?」と判断がわかりにくいから。
なので施術前に着替えなくてもいいように動きやすい服装で行くようにしましょう。
整骨院での股関節施術は患部を出す?
股関節施術をする時は「患部を出さないと施術できない時」と「患部を出さなくても施術ができる時」があります。
それぞれ、解説しますね。
患部を出さないと施術できない場合
患部を出さないと施術できない場合は次の通り。
●患部を出さないと施術できない時
- 転倒によるケガ、打撲(患部の状態を確認するため)。
- 電気を当てる。
- テーピングを貼る。
- 鍼施術。
このような場合は患部を出す必要があります。
患部を出さなくても施術ができる時
患部を出さなくても施術ができる時は次の通り。
●患部を出さなくても施術ができる時
- 慢性的に症状がある。
- 転倒や打撲した覚えはない。
- 股関節の奥の方に症状がある(関節の中)。
このような場合は患部を出さなくても施術ができます。
ただし、その先生の施術方法や施術方針によって変わるので必ずではありません。
股関節痛は整骨院と整体院のどっちに行く?
整骨院でも整体院でもどちらでも股関節の症状を診てくれます。
それぞれ、特性があるのでここでは整骨院と整体院の違いについてお話しします。
整骨院と整体院の違いは次の通り。
整骨院 | 整体院 | |
---|---|---|
資格 | 国家資格(柔道整復師) | 無資格または民間資格 |
保険適用 | 一部あり(急性症状など) | 原則なし(自由診療) |
対象 | ケガや痛みに対する処置 | 慢性症状や体の歪み改善 |
施術者の知識や技術のレベル、施術時間も施術料金はさまざま。
健康保険での施術は適応症状に制限があり、もっと自由に施術をしたくて柔道整復師の資格を有しているが、整体院と看板をあげているところや整骨院で保険適応症状以外を自由診療で診てくれるところもあります。
実際のところ整骨院と整体院を見分けにくくなっています。
整骨院・整体院を選ぶ時のポイント
施術院を選ぶ時のポイントは次の通り。
●施術院を選ぶ時のポイント
- 患者さんの声がある
- 専門で詳しい
- 臨床経験が豊富
- 原因を教えてくれる
- プロフィールを見る
それぞれ、詳しく診ていきましょう。
患者さんの声がある
患者さんの声として先生と一緒に写っている写真を実名で掲載を圧倒的にたくさんあるところは、通っている患者さんが評価している目安になります。
私も院を運営していますが施術で良くなるに加えて、先生と患者さんとの信頼関係がしっかりとできていないと、患者さんの顔出し実名の許可を得られません。
なので、患者さんの声が用紙のみで、写真の顔出しがNGの場合よりは、一緒に写っている写真を実名で掲載を圧倒的にたくさんある院を選ぶべき。
専門で詳しい
患者さんの声が圧倒的にたくさんあるに加えて、さらに、あなたの今の症状と同じ様な患者さんの声がたくさんあるとその先生はあなたの今の症状に詳しいはず。
十人十色、患者さんの原因や状態はさまざま。
なので、今の症状に詳しい専門的に診ている先生を選ぶべき。
臨床経験が豊富
施術をする上で経験はとても大切。
整骨院の資格は3年間専門学校に通い国家試験を受けます。
しかし、専門学校では国家試験に合格するための勉強がメイン。
つまり、教科書上の知識であっても実践的ではありません。
具体的には保育士さんは仕事中にしゃがむことが多く、加えて座って床に座って作業をすることも多く、その際に横坐りをしたりする習慣ができやすい。
その状態が、長年、続き腰や股関節に負担がかかり変形性股関節症になりやすい。
などの臨床的なことは学校ではほとんど学びません。
もちろん、臨床の現場にでる上での基礎知識として必須ですが、3年の専門学校の授業と国家資格があっても臨床経験が豊富とは限りません。
この臨床経験が豊富かどうかを見分ける方法は実際に先生にあって話をしてみること。
少し難度は上がりますが初診時に先生にあれやこれやと質問して、納得と得られる話や経験上の話が聞ける先生は経験が豊富でしょう。
原因を教えてくれる
原因を教えてくれるって当たり前のようですが意外と教えてくれないよう。
「〇〇の筋肉が硬いからほぐしておきますね」「〇〇が歪んでいますね」とか。
なぜその筋肉が固くなるのか?なぜ歪むのか?などの「根本原因」を教えてもらえない院もあります。
これは、行ってみてからになりますが、その後、通うか・通わないの判断材料になります。
プロフィールを見る
最近は整骨院だけでなく病院など多くの医療機関でもホームページを持つようになりました。
ホームページには自己紹介という項目が設置されていることが多く、そこに先生の施術に対する想いや院のコンセプト、施術に対する考え方が記載されています。
私個人的にはここがとても重要と考えています。
良かった、良くなかった、治った、治らなかったなど、一言で言えばケースバイケースでその時の状況によります。
もちろん、患者さんの立場からすれば少しでも痛みを取り楽になりたい、早く良くなりたいと思う気持ちは十分にわかります。
しかし、直ぐによくならない事や良くなってもまた戻ってしまう事もあります。
そうした中でその先生がどんな想いでどんな考えで施術方針を決めて、施術に当たっているかを重要視して施術を受けていただきたい。
整骨院・整体院での股関節施術 よくあるQ&A
ここでよくある質問にお答えしていきます。
Q1. 女性施術者にお願いしたいとき、予約の電話で何と伝えればいい?
「女性の先生をご指名できますか?」でOK。日時の選択肢を出してもらい、指名料の有無も合わせて確認しましょう。
Q2. 施術中に下着まで脱ぐ必要がありますか?
通常は不要です。ショートパンツやスパッツに着替えるか、タオルで患部以外を覆ってくれるのが一般的。心配なら事前に「下着は着用のまま施術できますか?」と聞いておきましょう。
Q3. 着替えを持参した方がいい?
動きやすいジャージやレギンスを自分で持参すると安心。院で貸し出しがある場合も多いので、荷物を減らしたい人は予約時に確認を。
Q4. 保険は使える?
急性のケガ(捻挫・打撲など)なら整骨院で健康保険が適用されます。慢性の股関節痛や疲労性によるものは自費が原則。
また、「強い痛み=ケガ」ではないことも覚えておきましょう。
受付で保険適用の可否を必ず確認しましょう。健康保険については下記サイトも参考にしてください。
Q5. 相談だけでも料金はかかりますか?
「問診+説明」だけでも施術枠を押さえるため、カウンセリング料が発生するのが一般的。初回お試しコースを相談枠として利用すると費用を抑えられます。
Q6. マッサージや電気を断ったら効果が落ちませんか?
施術プランは組み直せるので大丈夫。筋膜リリースや関節調整だけで対応できるケースも多いので、遠慮なく希望を伝えましょう。
Q7. 付き添いはどこまで同席できますか?
問診・説明・施術のすべてに同席できる院がほとんど。ベッドサイドに椅子を準備してくれるか事前に聞くとスムーズです。
Q8. 施術内容や写真が外部に漏れることは?
カルテ情報は個人情報保護法で守られており外部共有は不可。ビフォーアフター写真をHP掲載する際は必ず本人同意が必要です。撮影を断りたい場合は遠慮なく伝えてください。
まとめ:恥ずかしさを感じても、我慢せず相談を
今回は整骨院での股関節施術が恥ずかしい時の対処法について解説しました。
⚫️ポイント
- 付き添いや女性施術者を活用すれば安心
- 施術前に相談だけでも可能
- 服装や院選びで不安を減らせる
股関節は体を支える大きな関節で負担のかかりやすいところ。
症状を放置していると悪化することもあるので違和感があるなら我慢せず専門家に相談しましょう。
今回の記事が股関節のトラブルでお悩みの方の参考になれば幸いです。