裸足感覚の「ベアフットシューズ」に興味はあるけれど、実際どんなメリットとデメリットがあるのか気になりますよね?
この記事では、ベアフットシューズの特長や初心者が知っておきたい注意点、そしておすすめの使い方について詳しく解説します。
ベアフットシューズを履くことで、足の筋肉が自然と鍛えられ、バランス感覚が向上し、歩行時の姿勢改善が期待できます。
興味はあるけれど、選び方や効果に不安がある方も、この記事を読めば安心して選べるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは、さっそく詳しく見ていきましょう。
ベアフットシューズとは?
ベアフットシューズは「裸足感覚で歩ける」よう設計された、靴底の薄いシューズです。地面の感触を感じられることで、足の筋肉を鍛え、自然な歩行や姿勢改善をサポートします。ウォーキングやトレーニングにも人気です。
ベアフットシューズのデメリット
ベアフットシューズのデメリットは次の通り。
⚫️ベアフットシューズのデメリット
- 疲れやすい
- 一時的に症状が悪化
- 耐久性が弱い
- 怪我の危険性
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
疲れやすい
上記でお話しをしたように靴底が薄いことで歩行時に普段、使わない筋肉を使います。
なので、疲れやすい、痛いと感じる方もいます。
一時的に症状が悪化
ベアフットシューズはさまざまな効果を期待できますが、長年に渡り症状を患っている人や運動不足の人が急にベアフットシューズに変えると体が慣れていないために症状が一時的に悪化することがあります。
なので、はじめのうちは凸凹した場所は避け、舗装された道で徐々に慣らす方がいいでしょう。
耐久性が弱い
靴底が薄く、伸縮性がある一方で耐久性では劣ります。
特に砂利道や足場の悪い場所での歩行では、すぐに靴が傷む可能性があるので気をつけましょう。
怪我の危険性
靴底が薄いので釘や木の枝などを踏むと靴を貫通して怪我をする可能性があるので注意しましょう。
ベアフットシューズのメリット
ベアフットシューズのメリットは次の通り。
⚫️ベアフットシューズのメリット
- 足の筋肉強化
- 自然な歩行の回復
- 足裏感覚の向上
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
足の筋肉強化
靴底が薄いので、通常の運動靴では使わない筋肉を使います。
そのため、足裏やふくらはぎの筋肉強化になります。
また、靴底が薄いことで足裏の感覚がより敏感になることで、歩行時のバランスを取るために体幹の筋肉も鍛えることができます。
自然な歩行の回復
ベアフットシューズでの歩行は「裸足」に近い歩行で、自然な歩き方が身につきやすくなります。
足裏感覚の向上
地面の凹凸や傾斜を直接感じられるためバランス感覚の向上が期待できます。
なので、姿勢の改善やトレーニング時の安定感を高めるトレーニング効果が期待できます。
また、足のトラブル改善にも効果的と言われます。
足のトラブルを改善するためには、ナボソマットが有効である場合もあります。
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なぜ疲れる?ベアフットシューズの疲れの原因
ベアフットシューズを履いて歩いた私の感想は「疲れる」です。では、なぜ疲れるのかを解説していきます。
クッション性がない
上記でお話ししたようにベアフットシューズのソールは、ウォーキングシューズと比べて非常に薄いため、クッション性がありません。
なので、歩行時の衝撃をダイレクトに受けます。すると、足裏、足首、膝に負担がかかり疲れます。
普段、使わない筋肉を使う
普段、使わない筋肉を使うと語弊があるかも知れません。
正確には、クッション性のいい靴やハイヒールを履くことで、本来、使うはずの筋肉を使わないで歩くクセがつきます。
ベアフットシューズを履くことで、本来、歩くときに使うべき筋肉を使うことで、今まで使っていない筋肉を使うので疲れます。
ベアフットシューズをおすすめできない人
ベアフットシューズをおすすめできない人は次の通り。
⚫️ベアフットシューズをおすすめできない人
- 運動不足の人
- 強い痛みがある人
ベアフットシューズをおすすめできる人
ベアフットシューズをおすすめできる人は次の通り。
⚫️ベアフットシューズをおすすめできる人
- 日頃からよく歩く人
- 強い痛みがない人
SAGUAROベアフットシューズをレビュー
SAGUAROベアフットシューズを履いた感想は次の通り。
⚫️SAGUAROベアフットシューズの良い点
- 素足に近い
- 軽い
- 安い
⚫️SAGUAROベアフットシューズのイマイチな点
- 少し大きい作り
- ホールド感は弱め
- 耐久性やや弱い
おすすめのベアフットシューズ
おすすめのベアフットシューズを紹介。
ベアフットシューズとウォーキングシューズを比較
ベアフットシューズとウォーキングシューズを比較してみましょう。
ベアフットシューズ | ウォーキングシューズ | |
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使用目的 |
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足への影響 |
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クッション性 |
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初心者向けか |
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価格 |
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違いを理解し自分に合った靴を選ぶのが大切。
靴の選びのポイントは「疲れない靴の選び方」の記事を参考にして下さい。
写真で比較
ベアフットシューズとウォーキングシューズを写真で比較してみましょう。
ベアフットシューズ よくあるQ&A
ここでよくある質問にお答えしていきます。
Q1. どのくらいの期間で足が慣れますか?
最初の2〜3週間は15分のウォーキングから始め、週ごとに10分ずつ延ばすのが目安。完全に筋肉痛が出なくなるまでは 1〜3か月かかる人が多いです。
Q2. インソールを追加してもいいですか?
薄型インソールなら問題ありませんが、厚いクッション系を入れると“裸足感覚”が失われメリットが減ります。足裏が痛む場合は、まず使用時間を減らして慣らしてください。
Q3. ベアフットシューズはランニングにも使える?
重心の真下着地(前-中足部)を徹底できる中上級ランナー向け。初心者がいきなり長距離を走るとアキレス腱や足底に負担がかかるため、歩行→ジョグ→ランへ段階的に移行しましょう。
Q4. 外反母趾や扁平足でも履いていい?
足指が自由に動く点はメリットですが、痛みがある場合は医師に相談を。サポート力が必要な時期は、アーチサポート付きウォーキングシューズの方が無難です。
Q5. 釘やガラス片を踏んだときの危険度は?
通常のスニーカーより刺さりやすいのは事実。アスファルトや公園の整備路など「路面が読める」場所を選び、トレイルではロックプレート入りモデルを使うと安全性が高まります。
Q6. ベアフットに切り替えたら他の靴はもう履かない方がいい?
クッション性のある靴と併用してOK。朝の犬の散歩はベアフット、仕事や長距離移動はウォーキングシューズと使い分ければ、足への刺激をバランス良くコントロールできます。
まとめ
今回は、裸足感覚で歩くことができる「ベアフットシューズ」の特徴とそのメリット・デメリットについて解説しました。
⚫️概要
- 足の筋肉強化:靴底が薄いため、普段使わない足の筋肉が自然と鍛えられ体幹のバランスも向上する。
- 自然な歩行の回復:裸足に近い歩行が身につくため、姿勢が改善されやすくなる。
- 足裏感覚の向上:地面の凹凸を感じやすくなり、バランス感覚も向上。姿勢改善やトレーニング効果が期待できる。
- 疲れやすさ:使い慣れていない筋肉を多く使うため、慣れないうちは疲れを感じやすい。
- 怪我のリスク:靴底が薄く、地面の異物が突き刺さる危険があるため注意が必要。
ベアフットシューズを履くことで、自然な歩行と姿勢改善が期待できる一方、使い始めには負荷がかかる場合もあるため、徐々に使用に慣らしていくのがポイント。
この記事の執筆者
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