ウォーキングをするのにどんなことに気をつけたらいいのだろう?やり方やポイントがわからない…そんなお悩みはありませんか?
実は、ウォーキングは「健康維持」に最適な運動ですが、ただ歩くだけでは効果を最大限得られません。この記事では、初心者でも実践できるウォーキングのコツと注意点を分かりやすく解説します。
⚫️この記事でわかること
- 効果的なウォーキングのための基本ポイント
- 習慣化のコツと無理をしない方法
- 骨盤の健康を守る「連続歩行」の重要性
症状を回復させたり、健康を維持するのにも欠かせないのがウォーキングです。
この記事を読めば、ウォーキング初心者でも安心して始められ、健康を効率的にサポートできる方法がわかります。そんな、ウォーキングのやり方を分かりやすく解説していきますねので、ぜひ、最後まで読んでください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
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ウォーキングの基礎知識
ウォーキングの基礎知識は次の4つ。
●ウォーキングの基礎知識
- ウォーキングと骨盤について
- ウォーキングとランニングの違い
- ウォーキングとスポーツの違い
- ウォーキングと立ち仕事
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
ウォーキングと骨盤について
骨盤の働きには次の3つ。
●骨盤の働き
- 身体を支える
- 身体を動かす
- バランスセンサー
この3つの働きを同時に行ってくれるのがウォーキングです。
ウォーキング(歩行量)が少なくなると骨盤の機能が低下し、身体に不具合を起こします。骨盤の機能を回復させるためには「使うこと」が大切。
ウォーキングとランニングの違い
ウォーキングとランニングの違いは次のようになります。
●ウォーキングとランニングの違い
- ウォーキング:地面に足が着いている
- ランニング:浮いている時間がある
骨盤は体重が乗っていることで、内圧が高まり関節の油が出やすくなります。ランニングで、身体が浮いている時間があると、内圧が抜けて、関節の油は出にくくなります。
また、着地時の衝撃で膝、股関節、骨盤を痛めることも、あります。
ウォーキングとスポーツの違い
スポーツは身体を動かして健康なイメージですよね。確かに楽しく身体を動かせるので、心身ともにいいでしょう。
例えば、次のような例があります。
●具体例
- ランニングでタイムを縮めたい
- 大会で記録を狙いたい
- あの人よりも上手になりたい
- あの人に勝ちたい
など…。
超、初心者ぐらいが、健康の範囲ではないかと考えます。
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ウォーキングと立ち仕事
ウォーキングは、していないけど立ち仕事で、一日中うごいている。一日に1万歩以上は動いているという方もいるでしょう。症状を改善したり、骨盤の機能を回復させるのに大切なのは「連続歩行」です。
骨盤に体重が乗って、歩幅・足の蹴り出しが出来て、骨盤がしっかりと、動いている状態が骨盤を回復させてくれます。
なので、立ち仕事で一日動き回っているのはダイエットやカロリー消費には、なるかも知れませんが厳密なウォーキングではありません。
骨盤や症状を改善していくには、連続歩行が大切です。
ウオーキングのやり方
ウォーキングのポイントについてお話しをしていきます。
●ウォーキングのポイント
- 腕振り
- スピードはゆっくり
- 歩くときは「かかとから」?
- とにかく歩く・続ける
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
腕振り
腕を振るときのポイントは、次の3つです。
●腕を振りのポイント
- 肘を90°に曲げる
- 脇を締める
- 軽く後ろに引く
歩行時に身体は連動して動いています。
- 歩く時は上半身と下半身の捻れがある。
- 交差した腕と脚が同時に動く。
と言うのが、身体の自然な動きです。
スピードはゆっくり
ウォーキング時のスピードは、ゆっくりでOKです。早く歩くよりも連読して歩くことを意識してみてください。
歩くときは「かかとから」?
よく、「歩く時は、かかとから着地した方がいいですよね?」と聞かれます。答えは、気にしなくてOKです。
例えば、ウォーキングで、「つま先→かかと」の順で着地することはありません。「つま先→かかと」では前に進めません。なので、ウォーキングする時は、「かかとから」と特に意識しなくでも大丈夫です。
とにかく歩く・続ける
ウォーキングで大切なのは、習慣化することです。「腕は…」「かかとは…」「距離は…」と考えるよりも、先ずは身体を動かすことが大切です。
ウオーキングの注意点
ウオーキングをするときの注意点は次の5つです。
●ウオーキングをするときの注意点
- ウォーキングシューズを履く
- 距離よりも連読歩行時間
- リハビリとしてのウォーキング
- 無理はしない
- 終わったら冷却をする
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
ウォーキングシューズを履く
効果的にウォーキングをするならウォーキングシューズがおすすめ。また、ウォーキングをして筋肉痛や足や膝に痛みがでる方は、ウォーキングシューズを履くほうがいいでしょう。ウオーキングシューズについての詳細は下記を参考にしてください。
「重たい靴は疲れるから靴を買うなら軽い方がいい」と思っている人ももいるばず。 実は重たい靴が一概に疲れるワケではありません。なぜなら、靴の機能を高めて耐久性も兼ね備えているいい素材を使いしっかりと作られているから。[…]
距離よりも連読歩行時間
ウォーキングをする際の目安は歩行距離よりも、連読歩行時間を目安にしましょう。骨盤回復させるには、連読して動かすことが大切です。スマホやヘルスウォッチで表示される歩行距離は、一日のトータルなので目安にとどめておきましょう。
リハビリとしてのウォーキング
ウォーキングをはじめる時に大きな問題となるのが、「時間」です。仕事・家事とあっという間に、時間は過ぎてしまいます。よく「忙しい」、「時間がない」といわれる方もいますが24時間は平等です。
テレビ、スマホを見る時間を10分削る。朝、10分早く起きる。すると、20分の時間は確保できますよね?ウォーキングの習慣がない方にとって、取り入れるのは意外と大変です。
リハビリとしてのウォーキングを意識して日常生活に組み込んでみてください。
無理はしない
少しでも、早く良くなりたいとの思いで、急にたくさん歩行して、身体を痛めることもあります。特に、今までウォーキングの習慣がなかった方は注意しましょう。
ウォーキングぐらいと思うかも知れませんが、急にはじめると身体がビックリします。はじめは、物足りないぐらいでも大丈夫です。徐々に慣らしていきましょう。
終わったら冷却をする
ウォーキングを終えたら冷却をしましょう。冷却をする場所は、「骨盤」です。ウオーキング+冷却を、セットにして行うと症状改善により効果です。
ウォーキングでよくある質問
ウォーキングでよくある質問について見ていきましょう。
Q1,犬の散歩で毎日、歩くのでウォーキングはしなくてもいいですか?
答えはNOです。
自分のペースで腕を振って、連読して歩くことが大切です。
Q2,通勤で10分ほど歩くので往復すると20分になります。
ウォーキングのポイントは連続歩行です。通勤時間を利用する場合は、一駅手前で降りて歩くなどすると効果的ですね。
ちなみに、大阪市内の地下鉄は駅と駅の間隔が1〜1,5kmとされています。なので、2〜3駅区間をウォーキングするとちょうどよさそうですね。
Q3,信号で止まっている時は足踏みをした方がいいですか?
信号で止まる程度なら、止まっても大丈夫です。スーパーでのお買い物や途中での立ち話しなどは、連読には含まれないので注意。
ウォーキングのやり方と注意点(まとめ)
ウォーキングは健康維持に最適な運動ですが、正しいやり方やポイントを押さえないと、思ったほどの効果を得られないことがあります。この記事では、初心者でも無理なく実践できるウォーキングの基本ポイントと注意点を解説しました。
⚫️記事のポイント
- 連続歩行を意識:立ち仕事や犬の散歩はウォーキングとは異なり、骨盤をしっかり動かす連続歩行が重要です。
- 正しいフォーム:肘を90°に曲げて後ろに引く腕振りが基本。これにより全身の連動がスムーズになります。
- スピードよりも継続:早歩きよりも、一定のペースで続けることを優先しましょう。
- シューズ選びも重要:負担を減らすために、ウォーキング専用シューズの使用がおすすめです。
- 無理なく習慣化:一日10分から始め、徐々に時間を増やすと無理なく続けられます。
ウォーキングは「継続」と「正しいフォーム」が鍵です。習慣化することで、骨盤の健康を保ち、体全体の調子が良くなります。無理せず自分に合った方法で取り入れましょう。
急にたくさんするのではなくて、徐々に慣らして習慣化して、いきましょう。