歩くのもツラい股関節痛、特に左股関節ばかりに症状が出るのはどうして?と疑問に思い人もいるはず。
左股関節が痛くなる原因は次の通り。
●左股関節が痛くなる原因
- 繰り返しの動作がある。
- 背骨の「ゆがみ」がある。
- 左膝や左足を怪我したことがある。
このページでは左股関節痛の症状や原因についてお悩みが解決できるように、分かりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。
それでは、さっそく見ていきましょう。
\股関節症でお悩みの方必見/
原因・対処法などを解説
左股関節が痛い原因は?
左股関節が痛くなる原因はどんなものがあるのか?
詳しく見ていきましょう。
繰り返しの動作
左脚ばかり使う繰り返す動作が左の股関節痛を起こす原因を作ります。
例えば、次のような動き。
●例)左脚を繰り返し使う動作
- 左足で踏ん張る。
- 左足でペダルを踏む(ミシン、工場)。
- 左足を軸にして体を動かす。
- 椅子に座っている時に左に体重を乗せている。
- 仕事で椅子から立つ時に左に立つ。
など、繰り返しの動作があると、左股関節に負担がかかり傷めることがあります。
背骨の「ゆがみ」
背骨のゆがみの中でも「側わん」と言われるもの。
●側わん傾向のある人の特徴
- 左腰、右肩甲骨、左首が凝る。
- よく左首の寝違えを起こす。
- 朝の動き始めがツラい。
- 歯並びが気になる。
- 顎がガクガク鳴る。
- 左足の小指側にタコができやすい、皮膚が分厚い。
- 左の靴ばかり傷む、靴底がすり減る。
側わんがあると体が左に傾くので、左股関節に負担がかかりやすく痛みを起こしやすくなります。
側わん傾向が原因で左の股関節痛が出る場合は30〜40代の方に多い。
▶︎関連記事;股関節臼蓋形成不全について
左膝や左足を怪我したことがある
尻もち、膝や足首の怪我は関節が真っ直ぐに動きていない原因になります。
具体的には関節のレールがゆがむ感じ。
少しの関節のレールのゆがみでも、長い年月をかけて徐々にゆがみが大きくになったり、運動不足で関節の動きが悪くなると股関節に負担がかかり痛み起きやすくなります。
左股関節が痛くなった時の対処法
左股関節が痛くなったらどうしたらいいのか?
詳しく見ていきましょう。
靴を変える
靴を変えることで股関節にかかる負担が減ります。
▶︎関連記事:股関節に負担のかからない靴
股関節の運動をする
股関節の運動をすることで、関節の動きが良くなり痛みが出にくくなる。
具体的には関節を動かす運動。
▶︎関連記事:股関節痛をストレッチで改善
背骨の運動をする
背骨の運動をすることで背骨の柔軟性が回復し、歩くときや立っている時にバランスが取りやすくなり、股関節の負担が軽減される。
特に側わん傾向の人には効果的。
背骨の運動のやり方は次の通り。
●背骨の運動のやり方
- 四つ這いになる
- 手は肩幅で指は真っ直ぐ前に向け(外向き×)、肩よりも30㎝ほどに置く
- 足は肩幅で膝がやや内を向く(膝を内に向けると股関節の動きにもアプローチできる)
- つま先は立てる
- 息を吐きながらお腹を凹します。顔はおヘソを見るように。
- ゆっくりと動かし、息を吐き終えたら一度、止まってからゆっくりと息を吸う。
- 息を吐きながら腰を反るように天井を見る。
- ゆっくりと動かし、息を吐き終えたら一度、止まってからゆっくりと息を吸う。
- この動きを繰り返す。10回を1セットとし1日に数回行う。
▶︎関連記事:背骨をしなやかにする運動を解説
ハイハイ運動
ハイハイ運動は股関節の動きに加えて、骨盤や背骨の動きも合わせてできるので効果的。
運動する時のポイントはゆっくりと大きく体を動かすこと。
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左に負担をかける動作を減らす
左脚に負担をかける動作を減らすことも大切。
特に仕事で繰り返し負担がかかっている場合は、一定期間、仕事を休んでその間に関節の動きを回復させることで症状が出にくくなります。
仕事なのでそう簡単に休めないとは思いますが、ずるずると長引くのあれば、思い切って休んだ方が長い目でみていいこともあります。
左の股関節が痛い原因と対処法(まとめ)
いかがでしたか?
●左股関節痛の原因
- 繰り返しの動作がある
- 背骨の「ゆがみ」がある
- 左膝や左足怪我したことがある
●左股関節が痛くなった時の対処法
- 靴を変える
- 股関節の運動をする
- 背骨の運動をする
- ハイハイ運動
- 左に負担をかける動作を減らす