【ぎっくり腰】にマッサージは逆効果?やっていいタイミングと注意点

【ぎっくり腰】にマッサージは逆効果?やっていいタイミングと注意点
この記事は 12 分前後で読めます。

・ぎっくり腰はマッサージで治る?
・ぎっくり腰はどうしたらいい?
・ぎっくり腰に鍼は効果ある?

こんな、お悩みありませんか?

結論、ぎっくり腰の痛みが明らかに筋肉で、ある程度は動けている状態ならマッサージをするものいいでしょう。しかし、ぎっくり腰になって直ぐ、動けないほどの激痛の場合は、マッサージを控える方がいい。

「ぎっくり腰を少しでも早く直したい」「マッサージはいいのかな?」とお悩みの疑問が解決できるように、分かりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。

それでは、さっそく見ていきましょう。

ぎっくり腰でマッサージをしてもいい場合

ぎっくり腰でマッサージをしてもいい場合は、次の通りです。

  • 腰のやや上の方の痛み。
  • 明らかに腰の「凝り」が痛い。
  • ある程度、動けている状態。

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

腰のやや上の方の痛み

ぎっくり腰で、痛みがやや上の方の時は、マッサージをしてもOK。

理由は、筋肉の凝りが痛みを起こす一因になっているから。

具体的には、ぎっくり腰の症状は大きく3つあります。

  • 腰のやや上(腰骨の横)
  • 腰のやや上(真ん中)
  • 腰のやや下(ウエスト)

上記のうち腰のやや上(腰骨の横)は、筋肉の「凝り」が痛みの原因になっている可能性があるので、揉むことで筋肉がほぐれて症状が軽減します。

また、「腰のやや上(真ん中)」、「腰のやや下(ウエスト)」の場合は、仙腸関節での症状なので、マッサージをしてもさほど症状は改善しません。

明らかに腰の「凝り」が痛い

ぎっくり腰で、明らかに凝りが痛いときは、マッサージをしてもOK。

理由は、筋肉の凝りが痛みを起こす一因になっているから。

具体的には、仕事や日常生活で、中腰・前屈み姿勢が多く、自分で腰の「凝り」を認識している人。

この場合も、マッサージで筋肉がほぐれて症状が軽減します。

ある程度、動けている状態

ある程度、動けている場合もマッサージをしてOK。

なぜなら、ある程度、動けている場合は、急性期を過ぎて炎症が治まりかけているから。

この場合は、ぎっくり腰を改善するよりもリラクゼーション的な意味合い。

マッサージをすることでリラックスでき、身体を動かすきっかけになれば、結果、ぎっくり腰を根本改善につながります。

ぎっくり腰で揉むときの注意点

ぎっくり腰でマッサージをするときの注意点は、次の通りです。

  • 強くマッサージしない
  • ぎっくり腰を起こして直ぐはNG
  • 揉むことが根本改善ではないことは心しておく

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

強くマッサージしない

ぎっくり腰でマッサージをするときは、強く揉まないようにしましょう。

理由は、強く揉んだら早く治る訳ではないから。

具体的には、マッサージの強さや気持ち良さと改善スピードは比例しません。

また、強く揉むことで、炎症をぶり返し悪化することもあるので、注意しましょう。

もしマッサージをするならオイルマッサージのように、さする感じのマッサージにしましょう。

ぎっくり腰を起こして直ぐはNG

ぎっくり腰を起こして、直ぐは揉まないようにしましょう。

理由は、ぎっくり腰の直後は炎症が強いから。

具体的には、ぎっくり腰の急性期は炎症が強いので、冷却が効果的

また、ぎっくり腰を起こして「強い痛みを少しでも緩和したい」「仕事が休めない」と言って、とりあえず揉んだら良くなる、という思考にならないように気をつけましょう。

▶︎関連記事:ぎっくり腰はどれくらいの期間で良くなる?

揉むことが根本改善ではない

ここまで読んで頂いた方は、ご理解頂けていると思いますが、揉むことが根本改善ではないことを理解して、マッサージを受けるようにしましょう。

例えば、腰の上部に「凝り」があるとします。

そして、腰の凝りが痛みを起こしている場合、凝りをほぐせば、一時的に痛みは緩和されるでしょう。

しかし、凝りがほぐれても「凝る原因」が改善された訳ではありません。

この場合、結局、その場しのぎになってしまいます。

根本改善するには、凝りをほぐすと同時に、身体を動かしたり、凝りを作らない身体作りをすることが大切です。

動画:マッサージで良くならない理由

ぎっくり腰で楽な姿勢と座り方

ぎっくり腰 楽な姿勢 座り方

ぎっくり腰の時は、どんな姿勢をすればいいのか、見ていきましょう。

横向きで寝る

ぎっくり腰の初期で歩くのもツラい時は、横向きに寝て安静にするのが楽。

  • 横向きで寝る
  • 抱き枕を持つ
  • 背中にタオルを入れる
  • 硬めの布団

強い痛みは3日ほどで徐々に軽減してきます。

その間は無理をせず腰を冷却し安静にしましょう。

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正しく座る

急性期が過ぎて少し動けるようになたら、次は正しく座りましょう。

  • 骨盤を立てる
  • 腰を伸ばす
  • 足裏は床につける
  • 硬めの椅子に座る

骨盤が後傾して腰が曲がった姿勢は、その時は楽かも知れませんが、腰にものすごく負担がかかるので、避けるほうがいいでしょう。

仙骨で座る

坐骨で座る

ぎっくり腰の時に整骨院は意味がない?

ぎっくり腰の時に整骨院は意味がない?

ぎっくり腰直後の激痛がある時は、家で「冷却」をして「安静」にする方がいい。

理由は、急性期は何か手を加えても、ほとんど変わらないから。

歩くのもままならないほど激痛をなんとかしたいと思うかもしれませんが、施術をしても「少しマシかなぁ?」ぐらいであまり変わりません。

強い痛みは3日ほどしたら徐々に軽減してくるので、もし整骨院や整体院に行くならその時期に行くほうがいい。

整骨院でぎっくり腰に健康保険は使える?

整骨院でのぎっくり腰に対する健康保険の適応は、「ぎっくり腰になった原因」によります。

例えば、電球の交換をしていて、脚立を踏み外して転倒しそうになり、ぎっくり腰になった場合は健康保険の適応になるでしょう。

しかし、長時間の車の運転後、車から降りようとしたら、ぎっくり腰になった場合は、健康保険の適応にならないでしょう。

なぜ、後者は健康保険の適応にならないのか?

それは、怪我でないから

整骨院で健康保険が取り扱えるのは、「捻挫」や「挫傷」です。

上記の場合、長時間であっても車から降りる時に、「捻挫」や「挫傷」するとは、考えにくいと私は考えます。

さらに、長時間の車の運転後、車から降りようとした時にシートベルトに引っかかり転倒しそうになった、もしくは、ランドクルーザーのように高さのある車で、ステップを踏み外して転倒しそうになった。

このような場合であれば、「捻挫」や「挫傷」の可能性があるので、健康保険の適応になりえるでしょう。

なので、整骨院でのぎっくり腰に対する健康保険の適応は、詳しい原因によって変わるので、担当される柔道整復師の説明をしっかりと受けましょう。

ぎっくり腰に鍼は効果的?

ぎっくり腰に針治療は効果的?

繰り返しになりますが、ぎっくり腰直後の激痛の時は、何か手を加えても「少しマシかなぁ?」ぐらいであまり変わりません。

なので、鍼治療でも同じです。

歩けないほどの激痛の時はまず「冷却」と「安静」にして、激痛が治ってから鍼治療を受けるのがいいでしょう。

ぎっくり腰は癖になる

ぎっくり腰は癖になる

ぎっくり腰を繰り返している、もしくは、定期的にぎっくり腰になるのなら、「ぎっくり腰になる原因」を理解し改善することが大切です。

ぎっくり腰の原因は、次の通りです。

  • 腰の筋肉の凝り
  • 背骨の柔軟性の低下
  • 運動不足
  • その他

また、ぎっくり腰の予防にコルセットを常用している場合も、ぎっくり腰にの原因になることがあるので、注意しましょう。

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まとめ|ぎっくり腰になったら揉んでもいいの?

ぎっくり腰の痛みが治らないとき、マッサージが適切かどうか迷いますよね。

本記事では、ぎっくり腰のマッサージに関する正しい知識と注意点を解説しました。

⚫️ポイント


1. ぎっくり腰でマッサージをしても良い場合

  • 腰のやや上の方が痛い場合
  • 筋肉の凝りが主な痛みの原因の場合
  • ある程度動ける状態で急性期を過ぎた場合

2. 注意すべき点

  • 強く揉まないこと(炎症を悪化させる可能性あり)
  • 発症直後(急性期)のマッサージはNG
  • マッサージだけで根本改善は期待しない

3. マッサージの効果

  • 筋肉の凝りが原因の痛みを一時的に軽減し、リラックス効果を得ることができます。

マッサージを取り入れる場合は、自分の症状が適しているかを確認しましょう。また、急性期には冷却や安静を優先し、必要に応じて専門医に相談することが重要です。

ぎっくり腰を正しくケアすることで、痛みの軽減だけでなく、根本的な改善へとつなげられます。この記事の内容を参考に、無理のない範囲で実践してみてくださいね。

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