- どうして施術家にコピーライティングが必要なの?
- ホームページを作るのに文章が書けない。
- 患者さへの説明が上手くできない。
突然ですが、あなたは「コピーライティング」という言葉を聞いたことがありますか?
コピーライティングと言えば、「チラシの作成」「キャッチコピーの作成」などをイメージする先生も多いでしょう。
このコピーライティングは、施術家には全く関係ないように感じるかも知れませんが、私は施術家にとても大切なスキルだと考えます。
例えば、患者さんに症状を説明するときの「言葉選び」や「説明する順番」など、コピーライティングのスキルがあると伝わり方が全く違います。
また、施術計画、ニュースレター、アフターフォローのレター、ラインの返信、ホームページの作成、YouTube動画の台本作成など、あらゆる場面で役立ちます。
もともと、私も文章を書くのがとても苦手でした。
YouTubeが下手すぎ
私が文章を書くきっかけとなったのが、「YouTubeが下手すぎ事件」です。
詳しく説明すると、以前、患者さん向けに「ストレッチ動画」「症状の解説動画」などのYouTubeを撮っていました。
動画の内容はある程度は頭の中で考えていたものの、そのときに思い付いたことを話していました。
しかも編集なし…。
撮影した動画を見返してみると、話がまとまっていなく、結局、何が言いたいのか分からない状態。
これは、「YouTubeが下手すぎ」と思い、「YouTubeの撮り方」「YouTube再生回数伸びる」などで検索して色々と調べました。
そこで、発見したのが「YouTubeには台本がある」ということでした。
そして、YouTubeの台本を書くのに、コピーライティングのスキルが大切であるということを知り、コピーライティングに興味を持ちました。
YouTubeからブログへ
コピーライティングの勉強しつつ、YouTubeの台本を作成し、動画撮影をしていたのですが、果てしなく時間がかかりYouTubeが嫌になっていた頃に、知ったのが「YouTubeの台本」が「ブログになる」ということでした。
私がブログの良いと感じるところは次の通り。
- 伝える力がつく
- 先読みする力がつく
- 場所を選ばす作業ができる
- コストがかからない
- その都度、修正ができる
- 競合リサーチ力・分析力がつく
- 急なキャンセルなど隙間時間での作業も可能
- ライン、ニュースレターなど院の書物が素早くできる
- SEOはロープレのようなゲーム感覚
特に、「場所を選ばす作業ができる」、「コストがかからない」、「急なキャンセルなど隙間時間での作業も可能」はYouTubeと違い魅力的でした。
また、コピーライティングを勉強し文章を書くテンプレートを作成することで、受付さんでもニュースレターや患者さんへのフォローレター、ブログ記事作成ができるようになり、「先生は忙しいのに受付さんはヒマ」という悩みも解消できました。
また、競合のサイトがどんなキーワードを狙っているのか?どんなキーワードで表示されているのか?などのリサーチや分析するもの楽しく、ブログに興味を持つ切っ掛けになりました。
競合リサーチーにはキーワード検索で有名な「ラッコキーワード」がおすすめ。
ラッコキーワードの優良プラン(528円/月)にある「検索流入キーワード」では、競合サイトおよび自サイトのランクインキーワードを調査できます。
このツールを使って競合のサイトがどんなキーワードを狙っているのか?自分の院(サイト)にはどんなキーワードで検索されているのか?を分析し上位表示させるのは、ロールプレイングゲームをしている感覚でとても楽しい。
ブログ記事をフォローレターに
私は「施術の補足」、「よく聞かれる質問」、「自宅でのセルフケア」などをブログ記事にしています。
そして、初回の施術時にラインを登録して頂き、「施術の補足」や「自宅でのセルフケア」の記事をステップメールとしてラインで送るようにしています。
ラインが苦手な人には、ブログ記事を印刷すれば紙で渡すこともできます。
ここで「YouTubeでもいいんじゃないか」と思う方もいるかも知れません。
もちろん、YouTubeでもOKです。
YouTubeの場合、上記で解説したように分かりやすくするためには「台本」が必要です。
なので、ブログ記事があれば、それを元にYouTubeを撮ればいいので一石二鳥。
また、YouTubeをブログ記事に貼り付ければ、より詳しい記事になります。
ラインの公式アカウントには「ステップライン」というのがあり設定をしておくと、患者さんが院のラインを登録すれば定期的にラインが自動送信されるもので、患者さんが院に興味を持ってもらえるきっかけになりやすいです。
ブログからホームページ作成へ
当院のこのホームページは全て私が作成し運営しています。
以前は私もホームページの作成、運営を業者の方にお願いしていましたが、ブログ運営をしていく中でいろんなことが分かるようになり自分で作成、運営ができるようになりました。
ホームページの作成というと「プログラミング」や「WEBデザイン」が必要だと思うかもしれませんが、プログラミングやWEBデザインに知識が無くても簡単に作ることができます。
このホームページは「ワードプレス」で作成しています。
作成にあたり次のようなものを使っています。
●ホームページ(ブログ)作成に使ったもの
ドメイン代とサーバー代で月1200円ほど。
出来るだけコストを抑えたい先生は、国内最速No.1高性能レンタルサーバー「ConoHa WING」もおすすめ。
簡単にWordPressサイトを開設いただける「WordPressかんたんセットアップ」機能を無料で提供してあるので、パソコンが苦手な先生でも自分でサイトを立ち上げることができます。
ワードプレステーマは15000円ほどかかりますが、このテーマを使うことでプログラミングやWEBデザインの知識が無くても、見栄えのいいサイトが作れます。
しかも、「ザ・トール」は複数のサイトに使用可能なので、仮にサイト作成に失敗しても損失は最小限。
私もこのホームページ以外に5サイトほど作成しました。
また、どうしても分からないところは、「TVCMで話題のココナラ」で専門家に依頼することもできます。
ココナラでは必要なところだけの修正なので、業者に依頼することに比べるとコストは抑えられます。
コピーライティングの勉強
最後に私がコピーライティングの勉強をした本を紹介します。
コピーライティングの本もたくさんありますが、読みやすものから始めて実践するのがおすすめです。
どれも読みやすくおすすめ。
まとめ
いかがでしたか?
施術家がコピーライティングのスキルを身につけることで、ブログやホームページを見て自院に興味を持ってもらう切っ掛けになったり、伝え方のスキルU Pすることで、より患者さんの症状改善につながるのではないでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。