坐骨神経痛の方で立ち仕事や長時間立っているのが痛くて辛いという人も大勢おられます。そこで、今回は坐骨神経痛の方が長時間立っていると痛みやしびれが辛くなってくる原因と予防法について説明させて頂きます。
坐骨神経痛の人が長時間、立っていると痛みやしびれが辛くなってくる原因
長時間立っていると、痛みやしびれが強くなってくる原因は ずばり、「姿勢と関節の柔軟性」です。
坐骨神経痛で痛みやしびれ起こる原因として背骨や骨盤の捻じれや歪みがあります。その状態で長時間立っていると本来、負担がかかるはずのない骨や関節に不安がかかったり圧迫したりします。腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症などが有ればなおさらですね。つまり良くない姿勢で長時間の負担が本来支えるべき所でないところで支えるために痛みやしびれが強くなってきます。
では、同じ坐骨神経痛で姿勢が良くない方でも長時間立っていると痛みやしびれが強くなる人とそうでない人とがいます。それは、関節の柔軟性の違いです。関節の柔軟性とは「滑らかに」「しなやかに」動くことです。関節に柔軟性があれば長時間同じ姿勢を取っていても負担が分散されます。そして、この関節の柔軟性はヨガやピラテス、ストレッチなどでは作ることができません。
坐骨神経痛の人が長時間、立っていると痛みやしびれが辛くならない予防法
長時間、立っていると坐骨神経痛の痛みやしびれが辛くなってくるなら長時間立つのを控えるのが一番いいですが、仕事となるとそうはいきませんよね。なので、予防法は関節の柔軟性をつけることです。
1歩行
歩行は骨盤を中心とした全身の運動になります。連続して歩行することで各関節に油が効いて滑らかに動くようになります。
2いぬ・ねこポーズ
四つん這いの状態からお臍を天井に向けて突き上げます(猫が背中を丸めるポーズ)。3秒キープしたら四つん這いの状態に戻る。次はお臍を床に近づけるように腰を反る(犬が背伸びをするポーズ)3秒キープしたらもとに戻る。これを交互に繰り返す。ヨガにも似たよ動きはありますが、ヨガは筋肉に意識をおきますが いぬ・ねこポーズでは背骨の関節を動かすことを目的として動かします。
立っている時に坐骨神経痛が悪化する人は是非参考にして下さい。
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