2018/1/2(更新2022/4/4)
腰のやや下の方の症状とお尻からこ関節、鼠径部(脚の付け根)にかけての症状。
長時間椅子に座っているのが辛く、立ち上がり時や歩行開始時間に症状を感じるがしばらく歩くと症状がましに待ってくる。
正座は平気。しばらく放っておいても症状が良くならないので整形外科でレントゲン検査を受けたが骨には異常は無いと言われた。
それでも痛 いので次は近くの整骨院に行くと筋肉が張っていると言われてマッサージや電気をしてもらうもいいのはその時だけで直ぐに戻ってしまう。
このブログを読まれている方はこんな経験があるのでは無いでしょうか?
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原因は股関節ではなかった?
このような症状の場合、悪いのは腰でもこ関節でもなく骨盤に問題があることが多くあります。
骨盤の関節は仙腸関節(せんちょうかんせつ)と言われ骨盤の骨である仙骨(せんこつ)と腸骨(ちょうこつ)の間にある関節であり背骨の根元に位置し、
3~5mmのわずかな動きのためレントゲン検査ではほとんど異常が判らないことが多いところです。
この仙腸関節は日常生活の様々な動きに対応できるよう、ビルの免震構造のように体のバランスをとっているところです。
生活習慣での癖、歩行不足、座り放なし、過去の怪我など様々な要因で仙腸関節に不具合が起きると体のバランスが崩れてその影響で腰やこ関節、足の付け根に症状を生じます。
アプローチの方法の見直しを
痛みや不具合を感じるのは一部の場所や関節ですが体はユニットで動いています。
人間の体は二本足で歩くための体へと進化してきました。
そして歩く際はカラダ全体で動くようになっています。
もし、病院の検査で異常が無くマッサージを受けるも良くならずに悩まれているのであれば
痛みの起きている場所だけにフォーカスせずにカラダ全体、体の土台の骨盤から症状を見直してみてください。
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